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オンラインジャーナル『こころの科学とエピステモロジー』("Revue d'épistémologie et des sciences de l'esprit", or "Journal of Epistemology and Mind Sciences")
予告! Vol.6 (2024)が5月中旬に公開予定です!
主な内容
・Editorial
田中彰吾 第40回人間科学研究国際会議(IHSRC 2023 Tokyo)開催記
・Original paper(原著論文)
Teruaki Georges Sumi Reality as Story: Sensibility and Orientation (純丘曜彰 物語としての現実感:感性と見当識)
・特集「人文死生学」コメント論文
榛葉豊 南学正仁(2023)「『なぜ私が死ななければならないのですか』:科学としての医療が崩れるとき」への現代物理学からのコメント ― 「科学的世界観の崩壊」と観測主体位置づけの変化 ―
小島和男 『こころの科学とエピステモロジー』Vol.5,2023「特集人文死生学」収録の以下5件へのコメント:随想(水島淳)/研究随想(渡辺恒夫)/書評(久場政博)/書評(重久俊夫)/ゲストエディター解説(新山喜嗣)
・映像メディア時評 特集
土居豊 「京アニ事件と『涼宮ハルヒ』 本当に小説・アニメが犯行の引き金なのか?:事件裁判の経過を通じてもう一度、小説・アニメ『涼宮ハルヒ』シリーズと京都アニメーション事件の関係を考える
・等、11篇
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2023年5月15日 Vol.5(第5号)公開。 「ISSUES」(左サイドバーのMENU)→「第5号Vol.5」目次から各記事ダウンロードできます。続いてVol.5のJ-Stage版が公開されました。創刊準備号からの全記事とも、各ISSUE(Vol) 目次からダウンロードできますが、J-Stageからのダウンロードが便利です。
翻訳
A.ビネ & H.ボーニー/ 渡辺恒夫(訳) 『心理学年報』創刊の辞(1894)
----------------------------------------特集 人文死生学--------------------------------------
原著論文
南学正仁 「なぜ私が死ななくてはならないのですか?」:科学としての医療が崩れるとき
随想 最近研究事情瞥見
水島淳 反出生主義の精緻化と〈生まれてこない方がよかった〉という嘆きのケアを考える
研究随想
渡辺恒夫 異世界転生は可能なのか?:可能世界・フッサール現象学・5次元主義の物語
書評(ノンフィクション部門)
久場政博 新山喜嗣著『死~生命はなぜ死を受け入れたのか、また、私は死ねばただ無になるのか』(春秋社、2022年)
重久俊夫 『死』(新山喜嗣著・春秋社、2022)を読む:死んだ後も私はあるのだろうか?
ゲストエディター解説
新山喜嗣 「特集 人文死生学」の読み方
----------------------------------------以下は一般論文・記事--------------------------------------
編集委員会からのお知らせ
第4回「こころの科学とエピステモロジー奨励賞」結果報告
コメント論文
溝口元 黄信者(2022)「Indigenous Psychologyの視座からみる大正期の雑誌『変態心理』」への心理学史・学術史からのコメント
渡辺恒夫 他者問題とその無限の射程:西研からの反批判に答える
研究随想
渡辺恒夫 他者問題とその無限の射程(続篇)
小笠原義仁 トポロジカルな観点から見たPrimitive Chaos
書評(ノンフィクション部門)
芹場輝 生態学宣言:田中彰吾『自己と他者:身体性のパースペクティヴから』を読む
映像メディア時評 特集
土居豊 「京アニ作品の死生観」論 2 音楽アニメの死生観~『けいおん!』『響け!ユ ーフォニアム』の場合】
研究会報告
心の科学の基礎論研究会報告(2022)
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『こころの科学とエピステモロジー』誌はオープンアクセスジャーナルです。
「エピステモロジー (épistémologie)」はフランス語圏では、科学的知の批判検討を意味します。心理学を始め、精神医学、認知科学、脳神経科学、人工知能など、こころの科学と総称される領域全般に対して、批判的検討を加えることを主目的とします。詳しくは『創刊準備号』巻頭の「エディトリアル」を参照してください。
原著論文、研究企画、翻訳(以上は査読あり)、ブックレビュー、映像メディア時評、学会・研究会参加印象記、その他随想など幅広いジャンルの投稿を期待しています。投稿は無料です。詳しくは本号(Vol.5)末尾に掲載の「投稿執筆規定(2023年版)」をご覧ください。刊行は原則年1回です。
優秀記事には「こころの科学とエピステモロジー奨励賞」(賞金10万円まで)を授与します。
Vol.6まもなく公開。続いてVol.7に向けての原稿募集を開始しています。要査読論文は2024年11月末締め切り。書評等それ以外は2025年2月半ば締め切り。
投稿先:epistemologiems@gmail.com(こころの科学とエピステモロジー編集委員会)
【ゲストエディター制による特集「人文死生学」の企画のお知らせ】 本誌では、新山喜嗣氏(秋田大・精神医学)をゲストエディターに迎え、Vol.5での「特集:人文死生学」を実現しました。Vol.6での原稿は締め切り、続けてVol.7での原稿募集中です(新ゲストエディターは小島和男氏(学習院大・哲学)になる見込み)。原著論文の字数上限は32000字(400字詰80枚相当)、要査読論文の締め切りを2024年11月末日とすること等、すべて本誌の投稿・執筆規定に準じます。詳しくはVol.4(4号)記事「小特集「人文死生学」原稿募集のお知らせ」参照。
投稿先:epistemologiems@gmail.com(こころの科学とエピステモロジー編集委員会)
特集以外の一般原稿も通常通り受け付けています。