神田祭に関する学会発表

本分科会の企画・運営を行う中村・鈴木が、神田祭について学会で研究発表を行いました。

発表に利用した資料・スライド等を公開いたします。

○タイトル「3Dプリンティングによる「つくりもの」とテキストマイニングを活用した神田祭附け祭復元プロジェクトの可視化」

(可視化情報学シンポジウム 2015年7月21日、工学院大学、鈴木親彦・中村雄祐共同発表)

○発表スライド

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3Dプリンティングによる「つくりもの」とテキストマイニングを活用した神田祭附け祭復元プロジェクトの可視化 from Chikahiko Suzuki

○発表概要

本報告では、神田祭附け祭りにおける3D技術の活用とテキストマイニングについて発表する。神田祭は江戸時代に将軍による上覧を受ける天下祭として興隆し今日まで続いているが、そのうち、当時、ハリボテ、仮装、踊りなどで人気を誇った附け祭りは近代以降廃れてしまっていた。文化資源学会・東京大学文化資源学研究室は過去3度にわたり(2007年・2009年・2013年)神田祭に協力し、附け祭りの復元の試みを行って来た。

2015年5月に行われた神田祭では、江戸時代の附け祭りの絵巻物から着想を得て、海の幸の「つくりもの」を3Dプリンティング技術を活用して作り、それを身に着けて附け祭りに参加した。さらに、並行して「つくりもの」の準備・制作過程で生み出される様々なテキストを蓄積してきた。

3Dプリント技術の祭りへの活動事例を示すとともに、のテキストデータのマイニングを通して、附け祭りが現代においてどのように継承され変化していくのかを分析し、その可視化を試みる。

蓄積されたテキストの可視化

蓄積されたテキストをMIMA Searchで解析した結果

クリエイティブ・コモンズ・ライセンス

Chikahiko SUZUKI を著作者とするこの 作品 は クリエイティブ・コモンズの 表示 - 改変禁止 4.0 国際 ライセンスで提供されています。