第八・九・十回:神田祭附け祭に向けたつくりもの連続ワークショップ

開催日時:2015年3月1日、3月15日、4月18日

協力者:神田明神、東京大学文化資源学研究室

開催場所:神田明神(第九回)、東京大学(第八回・十回)

連続ワークショップ

第八回研究会から第十回研究会にかけて、文化資源学会が協力してきた神田祭附け祭の新たな展開に向けて、参加する学会員自らが附け祭で使う「つくりもの」をつくる連続ワークショップを開催した。参加する学会員一人一人が、神田祭附け祭にむけて、つくりものを作るために実際に手を動かす新しい取り組みである。今回も第七回のキックオフと同様に、ワークショップでの実施内容をアーカイブしていく。

進藤環によるイメージ画

進藤環による2015年附け祭つくりものイメージ画

1.つくりものの作り方

連続ワークショップでは、3D技術を利用した魚の「雌型」をもとに新聞紙で魚の形をした「生地」を作り、それを参加者がそれぞれの個性を生かして飾り付けていくという作業を行った。つくりものの作り方はおよび利用した3Dデータ、飾りに使った波のデータについては、文テク番外編として「神田祭つくりもの、レシピ&デジタルデータアーカイブ」で公開している。

2.ワークショップでの作業と、個性的なつくりもの達

つくりものの「生地」はみな同じデザインだが、100円均一で購入した材料や各自が持ち寄った材料を活用して、まさに十人十色の仕上がりとなった。仕上がったつくりもの達は、アーツ千代田3331にて開催された展覧会「神田祭ー江戸・東京のひととまち」で展示され、会場を華やかに彩った。ワークショップ・展覧会の様子と、出来上がったつくりものをスライドショーで紹介する。つくりものには制作者の「一言コメント」も添えている。

つくりもの連続WS
「つくりもの」百花繚乱

3.附け祭に参加

多種多様なつくりものを身に着けあるいは手に持ち、神田明神が作成した浦島太郎のバルーンを囲んで、5月9日の神田祭附け祭に参加した。祭り当日の様子をスライドショーで紹介する。

またこの他に、「浦島太郎」の扮装や「花咲か爺さん」の山車なども文化資源学会の出し物として祭をにぎわせた。附け祭全体の写真は文化資源学会のホームページにも掲載さている。

つくりもの in 神田祭附け祭

文責:中村雄祐・鈴木親彦

クリエイティブ・コモンズ・ライセンス

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