著者 栗本 秀彦
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ダウンロード総合プロブレム方式―新時代の臨床医のための合理的診療形式Amazon栗本 秀彦 - 出版社からのコメント "総合プロブレム方式"(以下,「この方式」と略記します)とは,POMR(POS)の新しい考え方。患者さんのあらゆる情報"基礎資料"(病歴,身体所見,過去のデータ,検査データなど)を病態生理学的に一つひとつ分析し,「プロブレム」として組み立てて総合していく診断プロセスのことです。たとえば,次のようなエピソードがあります。GPTとγGTPが正常だがALPが高値を示した患者さんを診た病院の専門医は,まず「胆道系障害・転移性骨腫瘍の疑い」で診断を進めたものの該当する検査結果はいずれも異常なしでした。しかし,この方式では,まず「高ALP血症」として診断を進めていきます。そしてこの方式でさらに診断を進めた結果,「副甲状腺腫」が判明したケースがあります。このように,この方式では,最初から"○○病の疑い"として診断を進めていくのではなく,"基礎資料"をきちんと分析していくことで,思い込みの診断を防ぐことができます。また,理にかなった診断思考法のためにカルテもまとめやすくなります。総合プロブレム方式は,診断思考を新しく学ぼうとする研修医やカルテの書き方に苦労している研修医に好書といえます。まだ全国的にはそれほど知られていませんが,いちどこの方式を理解して使いこなすようになるとそのシステムの虜になってしまうそうです。また,この方式により,もしかしたら,未知の病気が見付かるかもしれません 著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より) 栗本/秀彦 1961年名古屋大学医学部卒業。1961年東京都教職員互助会三楽病院。1962年~蒲郡市民病院・名古屋大学付属病院。1970年~University of Cincinnati Medical Center,USA、Henry Ford Hospital,Detroit,USA。1973年~名古屋聖霊病院・名古屋大学付属病院・県立岐阜病院。2002年~愛知県厚生連海南病院・聖隷三方原病院・土岐市立総合病院、顧問。専攻は内科学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
以下は、総合プロブレム方式―新時代の臨床医のための合理的診療形式で最も役立つレビューの一部です。この本を買うか読むかを決める前に、これを検討する必要があるかもしれません。 優れたスポーツ選手がきちんとした型を持っているように、優れた臨床医にはやはり一定の思考の型があると思います。しかしその思考の型がなかなかわからず、学生、研修医時代と四苦八苦の日々でした。この方式に従って診療すると、不思議なほど自然と自分の思考のどこが足らないのか、間違っているかが見えてきます。とっつきにくくて当初は戸惑うかもしれませんが、すべての内科の基本となる思考の型を身につけるのに役立つ稀有な名著です。 Tags:総合プロブレム方式―新時代の臨床医のための合理的診療形式PDFダウンロード総合プロブレム方式―新時代の臨床医のための合理的診療形式PDF総合プロブレム方式―新時代の臨床医のための合理的診療形式のePub総合プロブレム方式―新時代の臨床医のための合理的診療形式ダウンロード総合プロブレム方式―新時代の臨床医のための合理的診療形式オーディオブック総合プロブレム方式―新時代の臨床医のための合理的診療形式ダウンロードブック総合プロブレム方式―新時代の臨床医のための合理的診療形式発売日総合プロブレム方式―新時代の臨床医のための合理的診療形式試し読み総合プロブレム方式―新時代の臨床医のための合理的診療形式ネタバレ総合プロブレム方式―新時代の臨床医のための合理的診療形式amazon総合プロブレム方式―新時代の臨床医のための合理的診療形式download総合プロブレム方式―新時代の臨床医のための合理的診療形式kindle