著者 宮脇俊三
3.6 5つ星のうち 9 カスタマーレビュー
ダウンロード旅の終りは個室寝台車 (河出文庫)Book宮脇俊三 - 寝台列車が次々と姿を消していく。「最長鈍行列車の旅」等、鉄道嫌いの編集者との鉄道旅を締めくくるのは、今はなき『はやぶさ』だった……。昭和の良き鉄道風景を活写する紀行文学。
以下は、旅の終りは個室寝台車 (河出文庫)で最も役立つレビューの一部です。この本を買うか読むかを決める前に、これを検討する必要があるかもしれません。 『中央公論』の編集長で作家だった亡き宮脇俊三さんの鉄道旅の様子を描いた紀行集です。もう今はない特急が多くて新鮮に映りました。初めて宮脇さんの本を読みましたが、基本一人旅なんですね。でもこの本は「藍色の小鬼」こと藍孝夫氏が常に一緒でした。最初はつまんなそうにしていた彼もだんだんと鉄道旅の魅力に惹かれていって変化していく。これは藍氏の成長記でもあるのかもしれません。ぐいぐい引き込まれました。面白かったです! 1984年に出た単行本の文庫化。 門司から福知山まで山陰線を18時間かけて走る鈍行列車に乗ってみる、東京から大阪のまで国鉄を使わずに移動する、中央構造線沿いに九州まで旅するなど、10篇の旅行記が収められている。 久々に宮脇氏の本を読んだのだが、やはり、面白い。鉄道紀行作家としてはピカイチだろう。本書はなかでも完成度が高い一冊と思う。それぞれにアイデアをこらした旅ばかりだし、相方として同行する編集者とのかけあいが楽しい。編集者は別に鉄道が好きというわけでもない一般人なので、宮脇氏が鉄道の楽しさを語ろうとして空回りしたり、やっぱり鉄道ファンは日陰の生き物なのかと落ち込んだりする姿が面白いのだ。 鉄道記の良し悪しは書き手次第、というのを再認識させられた。 Tags:旅の終りは個室寝台車 (河出文庫)PDFダウンロード旅の終りは個室寝台車 (河出文庫)PDF旅の終りは個室寝台車 (河出文庫)のePub旅の終りは個室寝台車 (河出文庫)ダウンロード旅の終りは個室寝台車 (河出文庫)オーディオブック旅の終りは個室寝台車 (河出文庫)ダウンロードブック旅の終りは個室寝台車 (河出文庫)発売日旅の終りは個室寝台車 (河出文庫)試し読み旅の終りは個室寝台車 (河出文庫)ネタバレ旅の終りは個室寝台車 (河出文庫)amazon旅の終りは個室寝台車 (河出文庫)download旅の終りは個室寝台車 (河出文庫)kindle