2学期終業式 12月24日(火)
3校時に体育間で、「2学期の生活を振り返り、努力や成果を互いに認め合い、年末年始を有意義に過ごそうという気持ちを高める」ために、2学期の終業式を行いました。
1年生、4年生、6年生の代表が、作文の発表をしてくれました。3人ともに2学期を振り返り3学期の見通しがもてていました。
その後、私からは、「将来の夢の見つけ方」についてお話をしました。(私の話しの詳細は以下に載せました)
最後に、生徒指導主任からは、冬休みの過ごし方について、子供に考えさせながら、「冬休みだからこそ、気を付けてほしいポイント」として「ほしいものがあっても万引きは絶対にしてはいけない事」「家族や親戚からもらったお年玉で、お友達におごったりおごられたりしてはいけない事」などについてお話がありました。それから、体育館では、表彰の伝達がありました。
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今日で2学期は終わりになります。どんな2学期でしたか?2学期始業式のあった9月の自分と今日2学期終業式の自分を比べてみましょう。
・どんな知識が、増えましたか?
・何が、できるようになりましたか?
・どんなことが、前より上手になりましたか?
10月の朝礼で、夢をもっている人に「夢をかなえるコツ」をお話しました。その時「将来の夢がまだ無い人」に「夢の見つけ方」を後で教えますと約束したので、そのお話しをします。
夢がないお友達に「夢をもとう」と言うと「小学生が夢をもっても仕方がない」「もっと大人に近づいてからで、いいじゃん」と言い返す人がいますが、それは間違いだと思います。小学生でも将来の夢はもった方が良いです。なぜなら、夢があると、毎日、何をがんばればよいかが はっきりして、夢に近づいている感じがするときにワクワクするからです。それから、夢は、大きくなる中で、変わっていってもいいことだからです。
では、今 夢がもてていないお友達は、どうやって将来の夢を見つけたらよいか?
将来の夢、言い換えれば「やってみたい事」は、「自分のやれる事」「得意な事」のその先(延長線上)にあります。なぜかというと、全く「やれそうもない事」は、「やってみたい事」にはならないからです。だから、将来の夢が、まだ見つかっていない人は、「自分のやれる事」「得意な事」を増やす努力をした方が良いです。「自分がやれる事」「得意な事」が増えていくと「やってみたい事」が見つかりやすくなります。
じやあ、「自分のやれる事」「得意な事」を増やすには、どうしたらよいのでしょう?
それは、興味をもったら、まずは、やってみることです。「自分のやれる事」「得意な事」も、最初からやれたり得意だったりする事は、ありません。大谷翔平だって、野球を初めてやる瞬間はあったし、その時は、何度バットを振ってもボールに当たることはなかったはずです。
だから、興味持ったらやってみる。そして続けてみる。続けるコツは、前にも話しましたが、お友達と比べず、昔の自分と比べて自分の変化に目を向けることです。
それから「自分のやれること」、「得意なこと」は、勉強ばかりでは、ありません。料理やお掃除、家の仕事の手伝いなど、何でもよいのです。先生の教え子で、おうちの人がとても忙しいときに、お家の人から頼まれて、ご飯を炊いて調理実習で習った味噌汁を作り、魚を焼いて家族に食べさせたら、家族から「すごくおいしい。ありがとう」と笑顔で言われて、それから、夕飯の用意を手伝うようになりコックさんになった子がいます。また、教え子で、体育の時間に、みんなの前でダンスをした時に「すごい、うまいね」と言われて、今、ディズニーのパレードで踊っているダンサーもいます。
明日から始まる冬休み。普段よりも時間があります。「自分のやれる事」「得意な事」を増やすために、少しでも興味を持ったら、迷わずやってみましょう。それから、おうちの人に仕事を頼まれたら、面倒くさがらず、とにかくやってみましょう。
4年目研修 「名前のない手紙」5年1組道徳 12月23日(月)
音楽専科の先生が、4年目研修の一環で、1時間目に5年1組を借りて道徳の研究授業を行いました。
研究授業は、授業者が、クラスの児童の実態を踏まえて「指導案」という、授業の企画書兼レシピ兼台本のようなものを書いて授業を行います。指導案を書く目的には、授業者が自分思考を整理する、単元全体や45分の見通しをもつ、他者が同じ授業を再現できるようにするなどがあると思います。
1時間目の授業が始まると、2学期末で忙しいにも関わらず、若い先生を育てるためにたくさんの先生、教頭先生が授業を参観してくれました。
また、音楽専科の先生が、前任校で道徳の代表授業をした時に、指導をした群馬大学 教育学部 客員教授の久保信行先生が、私の恩師でもあったご縁から、連絡を取り指導をしていただくことになりました。
音楽専科の先生は、この日に向けて5年生の2クラスを借りて1学期から何度か道徳の授業を行うなど準備をして、今日の研究授業を迎えました。また、今日の45分の授業を作るために、大学ノート4ページにもわたる手書きの教材分析や板書計画も3パターンも考えられており、「良い授業をしたい」「授業がうまくなりたい」という熱意を感じました。また、そんな先生のやる気に応えるように5年1組の子供たちも、一生懸命考えて、友達と意見を交換して、積極的に発表をしてくれました。
放課後の授業研究会では、参観した先生方と今日の授業の良かった点や改善点などについて意見交換をしました。また、群馬大学の久保信行先生からは、前任校の授業経験が生きていること、教材分析が良くできていたこと、しっかりと発問が考えられていたことを褒めていただきました。また、県から指定を受けて道徳の研究をしている小中学校の取組やAIをつかった教材研究や授業分析の仕方などについて、とても分かりやすく指導をしていただきました。
授業研究会後に、音楽専科の先生が「また道徳の授業をやってみたい」という独り言が出ていいたので、とても学びのあった授業研究会だったと感じました。
群馬大学 教育学部の久保信行先生におかれましては、急なお願いにも関わらず月曜日の1時間目の授業参観、そして放課後までの短い時間に本時の授業分析をプレゼンにまとめていただき、放課後に行った授業研究会では、沢山の実践例をもとに指導助言をしてくださり、私自身も多くの気づきがありました。本当にありがとうございました。
「お気に入りの場所を紹介しよう!」4年1組 外国語活動 12月18日(水)
4年1組では、前橋イングリッシュサポーター(以下Mes)とALT、そして外国語専科の3人の先生で、外国語活動の授業が行われていました。
授業が始まるとテンポよく挨拶のルーティーンを終えToday`s Goal「教室名や道案内を聞いたり言ったりしよう」が黒板に示されます。Mesの先生が、子供たちに学校内の好きな場所と理由を日本語で言わせながら、学校内のそれぞれの場所や部屋の英語での言い方をカードで示していきます。さらに、そのカードを黒板に張り付け、繰り返し発音をさせていきます。この単元Unit8の単元の目標は「自分が気に入っている場所に案内をしたり、その場所について伝えあったりする」「相手に配慮しながら自分の気に入っている場所について伝えあおうとする」などがありますが、今日の授業は、単元の1時間目になるので、この目標を達成するための知識技能を習得していきます。初めのうちは、たくさん発音することが大切なので、他の教科より展開の早い先生のペースに巻き込まれ、新しい表現に慣れ親しんでしました。
学校内にある場所の名前が、一通り出されるとMesからは「掲示した名前を比べて、何か気付くことはない?」と子供たちに投げかけ「classroom、science room、computer room、music room」と「school nurse`s office、teacher`s office、school principal`s office」の2つのグループに分けられることに気付かせていました。そして、それぞれのグループの部屋の役割から「大人が仕事をする場所には、office」「子供が学ぶ教室には、room」がついていることに気付かせていました。その説明は、私にとっても新鮮な気付きとなりました。
美しくしいリコーダーの音色に誘われて 5年1組 音楽 12月17日(火)
5時間目の音楽室から美しく少し悲し気なリコーダーの音色が聞こえてきました。音楽室の中に入ってみると5年1組の子供たちが、いつもよりも少し緊張感をもってリコーダーの練習をしています。黒板を見る「風とケーナのロマンスのリコーダーのテストを受けよう」と本時の「ねらい」が書いてありました。「なるほど、この緊張感は、先生の前でこれからリコーダーのテストがあるからか」と納得しました。自分は、子供の頃音楽が苦手だったので、小学生の歌のテストとリコーダーや鍵盤ハーモニカのテストは、本当に嫌いだったことを思い出します。
「風とケーナのロマンス」という曲は、タイトルに含まれているようにケーナという南アメリカで生まれた縦笛で演奏される曲ですが、これを音色のよく似たソプラノリコーダーで演奏します。高学年の音楽では「主体的に音楽に関わり、協働して音楽活動をする楽しさを味わうこと」が目標の1つにありますが、この曲は、上パートと下パートがあり合奏することで、美しくそして少しもの悲しい感じのする素敵なハーモニーが生まれるため、合奏の楽しさが味わえます。
2人組になって練習している様子を見ていると「このフレーズは、どう吹くの?」と運指を友達や先生に確認したり、「1回目は、ゆっくり拭いてから、2回目は、少しスピードを上げて吹こう」や「同じパートを一緒に吹いてみよ」と練習方法を工夫したりしていました。また、授業後の振り返りでは「いい音色が出るようになった。他の単元でも生かしたい」「息の強さを弱くしたらきれいな音色が出るようになった」「ミニ先生で教えるのは大変だったけど楽しめた」「二人で吹くのが楽しい」など前向きな振り返りが多くみられました。
放課後、職員室に戻ってから音楽の先生と「上手くなりたい気持ちがあってさ、ああやって練習方法を自分たちで工夫する姿こそ、主体的に学習に取り組む態度(自らの学習を調整しようとする態度)だよね」と授業を振り返り、盛り上がりました。
運営委員さんによる「思いやり集会」 12月13日(金)
「思いやり集会」は、敷島小の思いやり週間(11月22日~12月13日)の計画に位置づいた朝行事です。敷島小の思いやり週間は「全校で人権について考えることにより、児童・教師ともに人権意識を高め、互いの良さを認め合い、尊重しあって生きる態度を育てる」を「ねらい」として、校長が朝礼で人権についてお話(11/22)をしたり、クラスごとに人権標語を作ったり人権にかかわる道徳授業を行ったりします。
今朝の「思いやり集会」では、クラスの代表者が人権標語を発表してくれたり、運営委員が人権に関する絵本「みえるとか みえないとか(よしだけしんすけ作)」の読み聞かせをしてくれたりしました。
人権標語は、どれも素晴らしい作品でしたのでここで紹介します。
6年「ぼくと君 個性が違う それでいい」「話してね なんでも聞くよ みんな友達」
5年「差別なく どんな人にも 思いやり」「大丈夫 困っていたら助けるよ」
4年「優しさは みんなの笑顔 守りきる」
3年「僕らしく あなたらしく 生きていい」
2年「ちゃんと聞こう 一人一人の その声を」
1年「ともだちだから きくね あなたのきもち きいてね わたしのきもち」
弁護士さんが6年生の教室で特別授業 12月12日(木)
敷島小の思いやり週間(11月22日~12月13日)に合わせて、矢田弁護士さんを講師にお招きし6年1組で特別授業が行われました。内容は、弁護士の立場からとらえた「人権について」「弁護士の仕事について」の授業をしてくれました。
前半の「人権」についての授業では、「人権とは、ひとが人である以上当然もっているもの」「人はみな個性があり、違う存在。お互いに違うということを認められないとお互いを大切にできない」「いじめは、いじめた人の心の中にも、いじめられた人の心の中にも、忘れられない傷が残ってしまうということ」「友達と喧嘩をして、お互いに相手のことを許せないという気持ちになった時、その友達とどうしたら仲直りができるか」などについて弁護士さんの立場からお話がありました。
後半は、子供たちからの「弁護士という職業」に関する質問に、矢田弁護士が直接答える形の授業でした。初対面となる弁護士さんに質問は出きるか心配していましたが「弁護士とは、どんな仕事をする人ですか?」「仕事のやりがいはありますか?」「仕事が嫌になることはありますか?」「どうしたら弁護士さんになれますか?」「お給料は?」など直球の質問を積極的に手を挙げて質問している姿にびっくりしました。6年生の子供たちにとっても、なじみの薄い弁護士という職業に触れ、興味をもつことができた良い体験になったと思います。
矢田弁護士様におかれましては、大変お忙しい中、本日の授業を快くお引き受けいただき誠にありがとうございました。
地域や保護者の見守りのおかげで 交通事故「ゼロ」 12月10日(火)
敷島小の朝の登校時、保護者の方に旗振りを通して子供たちの登校の見守りをしていただいています。保護者による旗振りは、自分も経験がありますが、職場によっては、有休をとって対応しなければならず、大変忙しい朝となっていると思います。お忙しい中ご協力いただきまして本当にありがとうございます。
また、交通指導員さんにおかれましては、特に交通量の多い信号付近での交通指導と子供の見守りで大変お世話になっております。市内の小学校の多くの交通指導員さんは、その責務から受け手が足りない現状がありますが、お二人の交通指導員さんには快く引き受けていただいており、本当に感謝しております。
また、新井胃腸科診療所の前のT字路のところの横断歩道のところには地域のボランティアさんが立って、見守っていただいています。地域のボランティアさんは、「おはよう。お母さんと一緒だね」「今日は、弟とは別なんだね」「手をけがしたの?」と子供たちの変化をよく見てくださり毎日声を掛けていただいています。また、下校時にも、多くの地域のボランティアさんが子供たちを見守っていただいています。ご自身のお孫さんはずいぶん前に小学校を卒業しているけれども、敷島小のためにとボランティアを続けてくださっている方がたくさんいます。本当にありがとうございます。
このように地域に愛されている敷島小は、登下校に関わる交通事故は、現在「ゼロ」です。学校では、引き続き登下校の安全が守られるように子供たちに指導して参りますが、保護者、地域の皆さんにおかれましても、引き続きご協力をよろしくお願いいたします。
落ち葉拾い 縦割り美化活動 12月9日(月)
12月5日(木)の朝活動と1時間目を使って、縦割り活動班ごとに校庭の場所を決めて落ち葉拾いを全校児童で行いました。敷島小学校には、沢山の木々があり季節の変化を感じさせてくれていますが、この季節になると落ち葉の処理が大変です。11月30日(土)には、メニュー「R6学校の様子」の「学校日誌11月」の中で紹介させていただいたように、三中地区健全育成会の主催で地域の方や児童の有志にお世話になって落ち葉拾いを行いました。また、用務技士も毎日落ち葉を集めてくれていますが、なかなか追いつかないのが現状です。
そこで、縦割り活動として全校児童と職員で落ち葉拾いを行いました。高学年の児童がリーダーシップを発揮して、学年の枠を超えての共同作業となりました。落ち葉拾いは、詰めた袋の数で自分たちの頑張りが見えるので「あの班より俺らの方が、落ち葉を詰めた袋の数は少ないから、もっと頑張ろう」と互いに声を掛け合ったり「袋に入れた葉をギュッと上から踏むと、沢山の葉っぱが入るんだよ」と低学年の子に教えてあげたりと行事の「ねらい」通り、学年を超えた交流がしっかり行われていました。
また、ヒマラヤスギの落ち葉の周りでは「この落ち葉、なんだかさ、ベビースターラーメンみたいじゃない?!」「うんうん。うまそう!!」という会話が、イチョウの木の周りでは「イチョウの葉が大量すぎ。これがお札だったら、みんなもっと真剣に拾うのだけどな」という楽しい会話が、聞こえてきました。
平和町郵便局長による「手紙の書き方教室」 3年 国語 12月6日(金)
毎年、平和町郵便局の職員の方にお世話になり3年生の国語の授業の中で「手紙の書き方教室」を行っています。初めに、郵便局長さんから「郵便局の仕事」についてのお話がありました。東日本大震災で家が崩れてしまって住所がわからない中、思いの詰まった手紙をなんとか届けたいと奮闘する郵便局職員の写真や、富士山の山頂にある期間限定の郵便局や南極昭和基地にある郵便局などの紹介がありました。それぞれの場所から投函される手紙の送り主の思いのこもった手紙についてお話がありました。
そして、「送って楽しい、もらって嬉しい年賀状をつくろう」という「ねらい」にそって、手紙の書き方教室が始まりました。手紙の表面(おもてめん)をバランスよく仕上げるためのコツを聞いて、実際に試し書きをしたり、裏面に張り付ける干支のシールづくりをして、できた干支シールを裏面に張り付け、空いているスペースに思い思いのメッセージを書いたりしました。
完成した手紙は、郵便局の方が用意してくれた本物のポストに投函して、今日の「手紙の書き方教室」の授業は終了となりました。子供たちは、ポストに投函する瞬間のドキドキを感じながら、完成した年賀状をポストに投函していました。
「自分の目を守るのは、自分!!」 学校保健委員会4~6年 12月5日(木)
今回の学校保健委員会では、「目の健康を守るために」について、参加した4~6年の児童と職員、ご参加いただいた保護者の方々と一緒に考えることができました。
始めに、保健委員が「目の健康を守るために~メディアと上手に付き合おう~」をテーマに調査・研究したことをプレゼン資料を使いながら、分かりやすく発表をしてくれました。続いて、前橋市保健センターの職員の方から「メディアと上手な付き合い方」について、お話をしていただきした。最後に、2つのお話を受けて、学校医の先生方からご講評をいただきました。
ある科学者は、今の小学生の平均寿命は、100歳に達すると予想しています。もし、これが正しいとそうすると、小学生の残りの人生は約90年間になります。一度悪くなってしまった視力は回復しないため、自分の目は自分で守っていかなければなりません。しかし、視力は、急激に悪くなることはないため「視力が悪くならないように注意をしなくちゃ」という意識が働きにくいように思います。今日の「学校保健委員会」が、子供たちにとって「自分の目をしっかりと守っていかこう」と考えるきっかけになったらうれしいです。
未来への大きな貯金「調理実習」 6年家庭科 12月4日(水)
6年生が、調理実習でジャーマンポテトを作っていました。ジャガイモの皮をむく作業では、普段からお手伝いをしているのか、とても器用にピーラーを使って皮をむいている子もいれば、ジャガイモを持つ指の位置が定まらず、短い皮しかむけない子も奮闘していました。また、玉ねぎを切る様子も、先生から指導はありましたが、左手が猫の手にならず、ひやひやしました。それでも、ゆっくりと丁寧に切っていたので、何とか乗り切っていました。
やがて、フライパンで材料を炒めだすと、いい匂いが家庭科室に広がっていきました。「これ、味見してみて。なんかジャガイモが少しシャリシャリしているけど・・」とさえばしで、味見を差し出してくれました。食べてみると、確かに少しシャリとする触感は残っていましたが、「初めて作ったのだから上等だよ」と伝えると、嬉しそうに自分たちの料理の試食を続けていました。教室内を回っていると、次々と私に「味見をどうぞ」と声がかかり、沢山味見をさせてもらいました。材料の大きさは、まちまちで、味もいろいろではありましたが、どれもおいしくいただきました。
自分は、大学時代に一人暮らしを経験しましたが、小学校で習ったご飯の炊き方と、みそ汁、ジャーマンポテト、魚の焼き方は、一人暮らし1日目から即役立ちました。調理実習は、未来の自分の生活への大きな貯金であったなとその時思いました。
敷島小の教育活動を支えるボランティアの活躍 12月3日(火)
敷島小学校では、様々なボランティアさんに教育活動を支えていただいています。
例えば、今日の朝活動「読み聞かせ」では、地域の読み聞かせボランティアの皆さんにお世話になりました。また、3・4時間目の書初め練習では、育英大学の学生ボランティアの5人にお世話になりました。また5時間目の体育では、マット運動の補助として同じく育英大学の学生ボランティア4人にお世話になりました。マットの指導では、大学生が、お手本の動きを見せてくれたり、倒立の補助をしてくれたりしました。お手本では、ダイナミックな身のこなしに歓声が上がるほどでした。
この他にも、以前紹介しましたが、敷島小学校では、水泳指導のボランティア、ミシン指導のボランティア、体力測定補助のボランティアなど、ボランティアさんが大活躍してくれています。こうしたボランティアの皆さんの協力により、先生方がクラスの子ども全体に気を配れるようになったり、支援が必要な子供たちが支援を受ける回数が増えたりするため、学校として本当に感謝しております。
また、ボランティアの活用は、担任とボランティアをつなぐ「コーディネーター」が、重要な役割となりますが、敷島小では教頭が、それを引き受けてくれています。教頭が、支援の内容や日時、人数の調整等を大学や地域の代表の方と細やかに行ってくれているため、沢山のボランティアさんにお世話になることができています。 教頭は、まさに敷島小学校の縁の下の力持ちです。
「大根の根、こんなに長いの?!」 生活科2年 12月2日(月)
生活科の授業では、体験を通して児童一人一人の気づきの質を高めていくことが求められています。気付きの質を高めていくことは、児童が、学習の対象となっている人・もの・ことについて理解したり、それらと自分との関わりを考えたりすることを促し、児童の理解や思考を深めます。
今回の大根の間引きをする活動からも、子供たちは、多くのことに気付いていました。「大根の根、こんなに長いの!?」「大根の根ってまっすぐだ」「葉っぱの長さより、根の長さの方が長い」「細いけど、ちゃんと白くて大根だ!」など、自分の今までの経験と照らし合わせて、気付いたことを口にしていました。
こうした気づきは、3年理科の「身の回りの生物」で、「植物の育ち方には一定の順序があること。また、その体は、根・茎及び葉に分かれていること」を学習するときの、問題解決的な学習の「予想」や「考察」の場面で、自分の考えの根拠として役立てられていきます。