「さようなら 田村先生」 8月29日(金)
育休補助の先生として、4月から一緒に働いてきた大切な仲間である田村先生の勤務が今日で終了します。1学期の終わりに、敷島小らしい心が温まる素敵なエピソードが2つあったので紹介します。
1つは、6月の下旬に6年2組の子供たち6~7人が昼休みに校長室にやってきたときの話です。急だったので、びっくりして校長室に子供たちを通すと「田村先生は、1学期で終わりですよね。校長先生、2学期も、田村先生がこの学校に残れるようにしてください」と子供たちから頼まれました。そこで私は「校長先生も、そうなったらうれしいのだけれど、それは、難しいんだ」と正直に話すと子供たちは、とても残念そうに校長室を後にしていきました。私は、子供たちの思いに応えられず申し訳ないと思うと同時に、子供たちから田村先生がとても慕われていることが分かり、うれしくなりました。
もう1つは、7月17日に子供たちが田村先生には内緒で黒板アートを準備して、田村先生とのお別れ会を企画していました。私もカメラマンとしてお別れ会の様子を見させてもらいましたが、黒板アートには子供たちの田村先生に対する感謝の気持ちが表れており、心がホッと温かくなりました。田村先生は、子供たちにとって忘れられない先生の1人になったのだと思います
田村先生は、大学を卒業し、敷島小が初めての現場なので戸惑うこともあり大変だったと思いますが、面倒見のいい優しい同僚や素直で優しい子供たちに恵まれ、1学期間の勤務をやりとげることができました。きっと、敷島小の6年生が、大人になり、初めて仕事と向き合う時に、田村先生の仕事ぶりやその時の一生懸命な姿を思い出し、彼らにとってのロールモデルになるのだろうと思っています。また、私自身も田村先生の何事にも全力で取り組む姿勢に、自分の初任の時の姿を重ね「もうひと踏ん張りするか」と、エネルギーをもらっていました。きっと他の教職員も同じだと思います。田村先生、本当にお疲れさまでした。新天地での活躍に期待しています。
「PTA本部役員会」「PTA実行委員会」 8月23日(土)図書室
8月23日(土)の9:00から本部役員会を、10:00からPTA実行委員会を図書室で行いました。敷島小PTAでは、子どもたちに必要なことを、できるだけ負担なく実現できるよう、活動内容を見直しながら取り組んでいます。
本日は、本部、専門部・学年委員がこれまでに行った活動内容の共有と、2学期に行われる運動会や前橋まつりなどの行事への協力内容について確認しました。PTAは、毎年メンバーが大きく入れ替わる組織であるため、仕事は引継ぎ書で引き継がれていますが、このような顔を合わせての確認は大切になります。
敷島小では、過去10年間で児童数がおよそ50人減少し、それに伴い教員数も減少してきました。そのため、学校行事も規模を縮小したり、実施方法を工夫したりして対応してきました。しかし、運動会などの大きな行事では、行事の運営だけで職員は手一杯となってしまうため、PTAから応援いただいている運動会中の記録写真の撮影、来校者の自転車置き場の整理、児童応援席での子どもたちの見守りと声かけ、敷地内の見回りなどは、本当に助かっています。こうした学校行事へのPTAからの支援については、職員一同心から感謝しております。ありがとうございます。
教頭先生も講師 スプシで学級通信編 8月22日(金)午後 校内研修
ICTに大変詳しい教頭先生が講師となり「Googleスプレッドシート(以降スプシ)を使った学級通信の作り方」について研修を行いました。今回の研修の目標は、学級通信をスプシで作成できるようになることでしたが、同時に次年度以降に予定されている校務支援システムや端末の変更に慣れていくことも大切な目的として位置付けられています。
スプシを活用することで、学校行事や下校時間の入力の手間が省け、さらに入力ミスも防げるという利点があることを学びました。これまでワードなどで学級通信を作成してきた先生方の中には、最初は操作に戸惑う様子も見られましたが、実際に学級通信を作る過程の中で操作に慣れ「いいかも!」「時短になるかも!」とメリットを実感されていました。
今年の敷島小学校の 校内研修の目標の1つに「全員がINPUT とOUTPUTする研修」「楽しみながら取り組める研修にする」がありますが、今日の研修は、国語主任、算数主任、理科主任、情報主任、5年担任、教頭先生のそれぞれが講師を務めてご自身豊富な技能や経験をOUTPUTしていただいて、参加者全員がその技術や情報をINPUTできました。 また、研修主任が、少しでも「楽しみながら取り組める研修」となるよう、内容を検討したり研修のチラシを作ったりしてくれました。
知識の定着を目指してクイズに挑戦!! Kahoot編 8月22日(金)午後 校内研修
本校では、校内研修として「Kahoot(カフート)」について学び合いました。講師は5年生担任の先生で、ゲーム感覚で学習を盛り上げることができるアプリ「Kahoot」を紹介してくださいました。Kahootは、クイズ形式の問題を作成し、タブレットやパソコンを使って参加者が答えることができる学習ツールです。研修では、実際にクイズの作成方法を教えていただき、授業中に子どもたちの意欲を高めたり、学習内容の理解を確かめたりする活用例も紹介されました。最後には「敷島小クイズ」に全職員で挑戦し、回答にかかった時間や正答数が得点化され、合計得点によって順位が発表される仕組みを体験しました。誰が1位になるのか一喜一憂しながら、職員室は大変盛り上がりました。楽しく学んだ今回の経験を、子どもたちの学びをより豊かにする授業づくりにつなげていきます。
先生も学び合い! canva編 8月22日(金)午後 校内研修
校内研修の一環として、情報主任を講師として「canva」の活用法について研修を行いました。「canva」は、豊富なテンプレートやデザイン素材がそろったオンラインのデザインツールで、初心者でも手軽にポスターやチラシ、スライドなどを作成できる便利なアプリです。
研修では、まず掲示物を作成する方法を学び、色や配置を工夫しながら短時間で見やすく分かりやすいデザインが完成することを知りました。さらに、授業中に活用できる簡単なアプリの作成方法についても紹介があり、子どもたちが主体的に学習に取り組める仕掛けとして大いに活用できることを感じました。実際にクラスでの活用例を見せていただき、「へー、意外と簡単」「日本語で指示するだけで難しいプログラムも勝手に作ってくれて、アプリが完成するの?」といった感嘆の声があがっていました。短い時間でしたが、職員同士で学び合いながら新しいアイデアを得ることができました。
「全国学力・学習状況調査」の問題に先生も挑戦!! 8月22日(金) 校内研修
午前中の職員会議に続いて、午後は校内研修を行いました。6年生が4月に実施し、7月に結果が返却された「全国学力・学習状況調査問題」の中から国語主任、算数主任、理科主任の先生が選んでくれた今年度の特徴的な問題や敷島小の調査結果で課題が見られた問題を全員で解いて、2学期以降の授業改善の方法を考えました。
私も問題を解きましたが、子供たちが普段の授業の単元の終わりに行うテストとは仕立てが大きく異なり、書かれた文章の目的を文脈から考えたり、図や表から情報を取り出したり、学習した内容を別の事象に当てはめて考えたりする問題が多かったので、思った以上に時間がかかりました。今後、令和7年度の分析をさらに進め結果がまとまり次第、分析結果を6年生に示したいと思います。
夏休み中の先生も頑張っています 8月22日(金) 職員会議
子供たちがいない夏休みは、授業日に比べると時間に余裕があるので、2学期に行われる「運動会」など準備に時間がかかり、たくさんの先生方が連携しないと行えないような大きな行事や「就学時検診」や「火災を想定した避難訓練」など学校外部の方にご協力いただかなければ実施できない行事などをまとめて話し合うようにしています。
例えば、行事の担当が、昨年度の反省に基づいて、作成した行事の要項を全教職員で確認したり、修正したりしました。途中休憩をはさみましたが、2学期は、大きな行事が多いので、服務規律委員会の研修を含めるとたっぷり3時間かかりました。
敷島小は、職員数が少ないのでどうしても、一人当たりが担当する行事や校務が多く、職員会議の提案回数も多くなってしまいますが、どの提案も担当が細部までしっかりと検討したものを提案してくれるので、実施にあたってのトラブルもなく順調に実施できています。