10月31日(金) 全校朝礼「将来の夢を実現するコツ!!」
今日の全校朝礼では「将来の夢を実現するコツ!!」について次のような話をしました。
皆さんは、将来の夢がありますか? 校長先生は、小学校の時に先生になることが将来の夢になりました。そしてその夢が実現しました。そこで、将来の夢を実現するコツを教えます。ポイントは2つあります。
(1)将来の夢ができたら、できるだけたくさんの人に言う。
将来の夢ができたら「私は、〇〇になりたい」とできるだけたくさんの人に言った方が、夢はかないます。理由は3つあります。
① 同じ将来の夢を持った仲間や応援してくれる人が見つかる。
② 人に夢をたくさん語ると夢を実現するために今どう行動したらよいか、何を勉強したらよいか考える機会が増え、夢に近づくことができる。
③ 口から出た言葉には不思議な力(言霊)があって、発している言葉の通りになると言われている。
(2)「なぜ○○になりたいのか」理由を考える。
30年後に今ある職業の半分は、人工知能やロボットの進化によって無くなってしまうと言っている。じゃあ、「将来の夢なんかもっても意味ないじゃん」という人がいるかもしれません。でも、夢をもてると、毎日の生活が、充実し楽しくなります。では、どういうふうに将来の夢を考えたらよいのでしょう。それは「なぜ○○になりたいのか」理由を考える。
たとえば医者になりたい人がいて、その理由が「人の命を救いたい」だとします。人の命を救うのは、救急車、ドクターヘリ、薬、看護師、漫画家だって人に勇気を与えて人の命を救うことがあります。このように考えると1つの夢は、ぐんと広がります。広がった夢は、絡まり合って叶いやすくなります。そして広がった夢は、大人になるにつれて、少しずつ絞られるので夢はかないやすくなります。
次の朝礼では、「まだ将来の夢はない」というお友達のために「将来の夢の見つけ方」を教えます。
4年生の見事な合唱に会場から大きな拍手 10月30日(水)
第71回前橋市児童生徒音楽会が10月30日から3日間、昌賢学園まえばしホールの大ホールを会場に行われ、敷島小学校は、10月30日の午後の部の2番目に発表しました。この音楽会の目的は「各学校の音楽の学習成果を発表し合い、演奏者としての態度や適切な鑑賞の仕方を身に付けられるようにし、児童生徒の音楽的資質の向上と情操の育成を図る」です。
バスで昌賢学園まえばしホールへ行き、大ホールの客席の自分の席に荷物を置いて、リハーサル室で声出しと最終確認が始まりました。リハーサル室には大ホールの様子がモニターに映し出されており、それをチラチラ見ながら、歌う前の体ほぐしが始まります。体ほぐしが終わり、音楽主任の指揮でリハーサルが始まりました。リハーサルでは、声も出ているし、表情も悪くありません。時間になると、係員の合図で、ステージの袖に移動して子供たちは順番を待ちます。舞台がパッと明るくなり1つ前の小学校の合唱が始まると、一気に子供たちの緊張感は高まったようでした。
私は、写真を撮るために、客席の一番後ろの撮影スペースに移動しました。1つ前の小学校の合唱も、この席で聴きましたが、声にまとまりのある素晴らしい合唱でした。この小学校の子供の数は、敷島小のおよそ倍で、敷島小の歌いだしの音量は、大きく負けてしまうかもと心配していました。
いよいよ敷島小の番です。音楽主任が、ピアノ伴奏の児童と目で合図を交わし、指揮が始まりました。一曲目は「夕焼けの心」です。前奏が終わり歌い始めると歌声が客席に一気に広がりました。人数では、前の小学校に負けていましたが、音量、音圧は全く引けを取っていませんでした。
リハーサル室は、写真のように小さな空間なのでお互いの声が良く聞こえますが、ホールの空間は広く、音や声が前に飛んでいく構造になっているので、ステージで歌っている子供たちは「いつもりよ声が出ていないのか?」と不安になりますが、敷島小の子供たちは、全くそんなそぶりはありませんでした。
1曲目を歌い終え伴奏者が交代し、2曲目「歌よ ありがとう」の演奏が始まりました。2曲目も声がしっかり出ています。カメラの望遠レンズで歌っている表情をのぞいて見ると、緊張も溶け、いつもの明るい豊かな表情で歌っている子が増えていました。
2曲の合唱が終わり、指揮者が客席の方に向き直り一礼すると、会場からは大きな拍手が起きました。4年生の子供たちは、その拍手に少し得意げな表情を浮かべ、ステージ前の階段を降り、自席につきました。
けやきマラソン スタート!! 10月29日(火)
今日から、「けやきマラソン」がスタートです。この行事の目標は「マラソンカードを利用して、自己の体力にあった努力目標を設定し、運動の仕方を工夫しながら粘り強く練習に取り組ませる」です。
また、この持久走練習は、敷島小で目指す「たくましく」に関わる児童像の「心も体も健康な子」「根気強く頑張りのきく子」「強い意志で最後までやりとげる子」に直結するため、子供にとっても教職員にとっても分かりやすい行事だと考えています。29日から20分休みはボール遊びが、禁止となり校庭を大回り、中回り、小周りの3コースを、高学年、中学年、低学年に分かれて、それぞれのペースで走りました。
練習終わりには「久ぶりにたくさん走ったから、超疲れた!」なんて肩で息をしている子もいれば、「今日は10周走ったよ。明日は12週に挑戦します!!」と涼しげに決意表明をしてくる子もいました。
「みんなの まち じまんⅡ」(3年2組総合)10月25日(金)
今日は、3年生と一緒に「るなぱあく」へ行ってきました。これは、総合的な学習の時間に位置付けられた単元名「みんなのまちじまんⅡ ~るなぱあくの魅力を発信しよう~」の学習です。この学習の目標は、「地域の子どもたちなら誰でも利用したことがある「るなぱあく」についての探究的な学習を通して、なぜ地域の人から親しまれ、大事にされているのか考えると共に、その魅力を伝え、自分たちが住んでいる地域に長年残る施設や建物に関心を持ち、大切にしようとする気持ちを育てる。」です。
今日の現地調査までの間に、担任は「るなぱあく」のキャッチコピー『ゆっくり、大きくなる子どもたちのために』『にっぽんいち なつかしい遊園地』を紹介し、子供たちに、どんな願いが込められているのか考えさせたり、家族で行ったときの「るなぱあく」の思い出から、どんな魅力があったかを思い出させたりすることを通して「なぜ地域の人から親しまれ、大事にされているのか?」を考えさせてきました。
子供たちは、6班のグループに分かれて、時計係の腕時計を見ながら、計画に従って、乗り物を楽しんだり、インタビューをしたりしました。
子供たちが行うインタビューが心配だったので、少し離れたところからその様子を観察していると、見知らぬ人へのインタビューはやっぱり緊張するようで「お前がまずは、声を掛けろよ」「そしたら俺が質問するから」など役割分担を確認してから、意を決して家族づれに近づいていき、声を掛けていました。何事も経験で、1回目のインタビューよりも2回目の方が上手にできていました。また、遊園地のスタッフにも「どんな工夫をしていますか?」「働いていてうれしかったことはありますか?」「どんなことに気を付けて仕事をしていますか?」など質問し、その答えを真剣にメモしていました。現地調査に基づく「るなぱあくの魅力の発信」が楽しみです。
「行きたい世界を描こう」(1年1組図工)10月24日(木)
1年生の今回の図工では、「手の感覚などを働かせ絵の具などの用具を使い、表し方を工夫して想像的につくったり表したりすることができるようにする」「楽しく表現する活動に取り組み、作り出す喜びを表すとともに、形や色などに関わり合い楽しい生活を想像しようとする態度を養う」ことを目標に作品づくりに取り組んでいます。
子供たちは、クレヨンで人物や乗り物、動物を描き、その背景に水で薄めた絵の具を布で作った球にしみこませて点描の要領で塗っています。絵筆の技能があまり高くないので、絵の具をはじくクレヨンで人物や乗り物等を描き、その周りの広い背景を薄めた絵の具で境界線をあまり気にせず一気に塗れるように、絵の具をしみこませた布で作った球を絵筆の代わりに使わせるという、工夫された作画方法でした。
1人1人の絵を見ながら歩いていると「見て見て!!コレ、海に見える?きれいな色でしょう」「これロケット! かっこいい?」「絵の具の濃さは、これで大丈夫?濃いかな?」と担任や私に声を掛けてくれました。子供たちの「行きたい世界」は、海、空、宇宙、動物園、思い出と様々ですが、自分の行きたい世界を表現しているので、色付けは真剣ですが、仕上がりを確認するときはとても楽しそうな笑顔でした。
放課後の教室で みんなで授業を考える(校内研修) 10月23日(水)
放課後の教室で、11月に市内の先生方に公開する授業を5年2組の担任が、子供無しで授業の流れを通してみる「空(から)授業」を校内研修として行ってくれました。通常、学校では授業を公開して授業検討会を行う時には、指導案という授業の「企画書」兼「設計図」兼「台本」のようなものを作ってから授業を行います。夏休みから5年1組の先生と2組の先生が共同でこの指導案を作成し始め、市教委の担当指導主事からもアドバイスをもらいながらブラッシュアップを図っています。そんな中で子供たちからの意見の提示の仕方について、授業者は少し迷いがあるようで、5年2組の先生以外の先生たちが子供役となって、意見をタブレットに入力し、実際の大型テレビの画面に表示されたカードを確認しながら、表示させる内容や文字の大きさなどについて意見交流を行いました。11月に授業を行うのは5年2組の担任1人ですが、このように教員全員でアイデアを出し合い授業を作り上げることにより、本校教員の全員が授業をより自分事としてとらえられるようになり、授業を参観した他校の先生を含めて行う授業検討会の成果と課題が、本校職員の財産になると考えています。
敷島小 運動会 10月19日(土)
待ちに待った運動会の本番を迎えました。8月23日の職員会議で体育主任が計画を提案し、内容や実施方法を検討して、それぞれの学年、担当の係毎にこの日に向けて準備をしてきました。
8月23日の職員会議では、まず、今年の運動会を通してどんな子供を育てたいのかという目標から検討しました。そして全体目標を「練習で学んだことを生かし、仲間と協力し助け合いながら、自らの心や体をより良く成長させていこうとする児童を育てる」としました。また、低学年の目標を「高学年のリーダーシップを発揮している姿を見せることで自分が上級生になった時には自分たちが頑張ろうという意識を育てる」、高学年の目標を「係の仕事を通して人の役に立つことの心地よさや大切さに気付かせる」「子供たちの主体的な運営を通して、自分たちから進んで物事を作り上げていこうとする意識を育てる」として、遊競技種目や高学年の児童の係の仕事内容を決めてきました。
運動会本番では、たくさんの保護者、地域の皆様から子供たちに熱い声援をたくさんいただきました。また、子供たちの全力頑張る姿、仲間と協力して思いっきり楽しむ笑顔に、感動をもらいました。
PTA本部役員の方には、校地内の警備を、広報委員の方には写真撮影を、校外委員さんには駐輪場の整備をしていただきました。また、運動会が終わると昨日の前日準備でお世話になったPTA本部役員、専門部の委員、学年委員さんに加え、応援いただいた多数のお父さんやお母さんにもテントの片づけを手伝っていただきました。教職員の努力と保護者の皆様のこうした温かな支援に支えられて、全体目標に近づくことができました。
敷島小は、小さな学校ですが、大きな成果が得られた運動会となりました。
PTAの本部役員さん、委員さんに感謝 運動会前日準備 10月18日(金)
明日の運動会の実施に向けて、5・6時間目に運動会の前日準備を行いました。準備が始まるとすぐに雨脚が強くなったため、5・6年生は、体育館に一度避難して、その間にPTA本部役員さん、各種専門部の委員さん、学年委員さんにお手伝いをいただいて、テントの設営をしました。雨の中での作業にも関わらず、手際よく、短時間で6基のテントを組み立てていただきました。本校の教員は、現在13名のため運動会のような大きな行事の準備・運営には、人手が足りず本当に苦労しています。今回のようにPTA本部役員、専門部の委員さん、学年委員さんからのこうした支援は、本当にありがたいです。冷たい雨の降る中大変お世話になりました。ありがとうございました。
雨が、小降りになったところで、5・6年生も加わり、校庭の整地作業やライン引きなどをしてくれました。基本的には、教師が指示した活動をすることが多かったわけですが、子供の中には「これしましょうか?」「〇〇を片付けます!!」と自分で考え、主体的に行動する子も見られました。敷島小で目指してしている「人に役立つことを進んで行う子」が育っています。
標準学力調査CBTに挑戦!! 10月18日(金)
敷島小では、4~6年生が、国語と算数の標準学力調査CBTに挑戦しました。CBTは、「Computer Based Testing」の略で、一般的には、コンピュータを用いた試験方式とされています。毎年4月に実施される全国学力・学習状況調査も2年後からCBTに移行することが発表となっており、今後の各種試験もCBTに移行していくことが予想できます。そこで、子供たちにとっても教員にとっても、今回の東京書籍の標準学力調査CBTは、きっと良い経験になるだろうと考え、モニターとして実施することにしました。東京書籍の対応は、とても丁寧で社員の方のサポートもありました。また、ウォーミングアップ問題を事前に実施することで解答方法等に慣れてから、本番の学力調査を受けることができるようなスケジュールになっていたた、大きなトラブルもなく無事に実施することができました。
CBT調査には、この調査の特徴ともいえる動画や音声を利用した問題があるため、子供たちは学習用端末にイヤホンを付けて行うスタイルになります。また、並び替え問題や穴埋め問題は、画面を触れながら直観的な操作で解答できるように工夫されていました。
学校別サポート会議(校長室) 10月17日(木)
青少年推進委員、民生児童委員、主任児童委員にご出席いただき、学校別サポート会議を行いました。会議では、学校から現在の児童の様子をお伝えしたり、出席いただいた各委員から地域の子供たちの様子について伺ったりしました。今日のような定期会議で、青少年推進委員、民生児童委員、主任児童委員と学校職員が一度顔を合わせておくことが、連携が必要になった時に速やかに情報交換を行う上で大切だと感じました。青少年推進委員、民生児童委員、主任児童委員の皆様におかれましては、大変お忙しい中、ご出席いただき誠にありがとうございました。
言葉から思い浮かべて(3-1図工) 10月16日(水)
3年生の教室では、図画工作の「ことばから思い浮かべて」の下書きをしていました。この単元では、始めに「かもとりごんべえ」という絵本を担任の先生が、絵を見せずに読み聞かせをして、子供たちはその読み聞かせをたよりに物語の場面を思い浮かべて、絵に表現することを楽しんだり、どのように表すと効果的に表現できるかを考えたりすることを目標にしています。この時間は、大きな画用紙に鉛筆で描いた下書きをネームペンでなぞって下書きを完成させていました。
何よりもびっくりしたのが、写真からも分かるように、どの子もすごく集中しているので3年生の教室とは思えないほどシーンとしていたことです。きっと、子供たちの豊かな想像力が生かされた素晴らしい作品が完成すると思います。今から楽しみです。
マーチング演奏に大きな拍手!子供たちの誇らしげな笑顔!! 10月13日(日)
前橋祭りにマーチング演奏で参加するため、今子供たちは、駅前のけやき通りから楽器を持って移動し、立川町通の東側の諏訪橋付近で、本番を待っています。待っている子供たちは、沿道の観客の多さに少しびっくりしたようで「なんか緊張してきた!」と思わずもらす子もいます。まだ、緊張していないのか、自分たちの発表を見に来てくれた家族を見つけ嬉しそうに手を振る子、マーチング発表が終わったら「屋台で何を食べる?」と友達と相談している子もいます。
しばらくして、敷島小の前の発表となる「桃井小」の演奏が始まると、その様子を横から見ている指揮者や音楽主任、引率の先生の表情が締まり、緊張感が高まりはじめます。そして、桃井小の演奏が終了し、係員に先導され、敷島小の子供たちは演奏位置につきました。司会から学校が紹介され、緊張が一気に高まり、いよいよ演奏開始です。演奏が開始されるとすぐに、10日前のマーチング発表の時よりも演奏がさらにレベルアップしていることが伝わってきます。演奏が始まれば、本当にあっという間の6分でした。この6分間の本番のために5・6年生は、音楽の授業や休み時間に多くの時間を費やしてきたこともあり、演奏後の沿道からの大きな拍手に、子供たちの表情は、誇らしげでした。こうした経験を通して「緊張」や「不安」「苦労」の向こう側に「喜び」や「感動」があるということを少しでも感じてくれたらいいなあと思っています。
前橋まつりへの参加にあたり、PTA本部役員の方々には、楽器の積み下ろしや楽器ケース、子供の荷物の見守りでお世話になっています。今年も、このお仕事をPTA本部役員の方々に依頼したところ、本当に快く引き受けてくださいました。休日にも関わらず、朝からご協力をいただき、心から感謝申し上げます。本当にありがとうございました。
運動会練習(上学年編) 10月11日(金)
運動会当日まで残り8日となり、本番により近い形で行う練習が始まっています。
この日は、4~6年の合同練習がありました。運動会では、「学んだことを生かし仲間と協力し合い助け合いながら、自らの心や体をより良く成長させていこうとする児童を育てる」ことを全体目標に取り組んでいます。この遊競技練習でも、6年生がリードし、仲間と協力し合い助け合いながら、一生懸命競い合う様子が見られました。
昨年度よりも児童数、教職員数も少ない人数で、「運動会」に臨むことになりますが、運動会の全体目標がしっかりと達成できるよう全職員一丸となって取り組んで参ります。
三中生徒の職場体験学習 終わる 10月10日(木)
10月8日(火)から10日(木)までの3日間、前橋市立第三中学校の4人の生徒が、職場体験学習で敷島小に来てくれていました。4人は、授業支援に入ったり、休み時間には児童と遊んだりしてくれました。
最終日の体験を終えた生徒に、「職場体験学習で小学校に来て、何か新しい発見があった?」と尋ねたところ「先生方が、児童に教科を教える時に、たくさんの工夫が入っていることに気付いた」「やる気が出ない子や飽きてしまった子に注意するのが難しいことが分かった」「小学校の先生は、いろいろな工夫で子供との距離感を近づけていることに気付いた」と答えていました。
敷島小で職場体験学習を終えた4人の中には、「将来の夢は、教師。今回経験させてもらったことを今後に生かしたい」と熱く語ってくれた生徒もいました。数年後、今度は、同僚として再会できる日を楽しみにしています。
前橋市小学校陸上記録会で自己ベスト11種目 10月9日(水)
前橋市小学校陸上記録会が、正田醤油スタジアム群馬を会場に実施されました。
日々の練習では、6年生のキャプテン2人を中心に、子供たちが主体的に、そして根気強く自分の記録更新を目指して努力を積み重ねてきました。また、そんな姿を応援すべく体育部の先生のみならず先生方総出で各種目の指導をしてきました。
このような子供と先生方の努力の結果、子供たちは、11種目で自己ベストを出すことができました。また、惜しくも自己ベストを逃してしまった子供たちも、いつもと違う環境で、強い緊張感に襲われる中、そして雨の降る中、「負けたらどうしよう」という弱い自分の心と向き合い、必死に頑張っていました。
今年は、オリンピック、パラリンピックがありましたが、私がいつも驚かされるのは、若い選手の試合後のコメントです。10代の選手であっても、自分を振り返り、試合を分析し、どんな結果も前向きに受け入れ、強い意志で抱負を語ります。こうした姿・コメントから、スポーツ選手は、大きな目標があるから常に自分の弱い心と向き合い、考えを巡らせ、自分と戦っているから、同年代のまだ大きな目標をもてていない人たちよりも、大人びたコメントができるのだろうと私は考えています。
敷島小を代表して陸上記録会に参加したすべての選手たちは、体力はもとより、目標をもち自分の心と向き合った分、精神面を大きく成長させることができたと思います。そしてこの経験が、きっと役に立つ時があると思っています。
命名『けやきギャラリー』 10月8日(火)
敷島小学校には、中央玄関(来校者用玄関)から校舎に入ってすぐの右手に、図工等で作った児童の立体的な作品を展示しているスペース(棚)があります。以前に図工主任の先生に「この場所は、何と呼んでいるの?」と尋ねたところ、「名称は、無いと思います。」とのことでした。そんな会話をしたことを私はすっかり忘れていたのですが、放課後に図工主任の先生が、この棚にプレートを張ってくれていました。よく見ると「けやきギャラリー」と印刷されています。図工主任は、図工部の先生に相談して、この棚の名称を『けやきギャラリー』に決めて、プレートを作って、今まさに張って、お披露目するところでした。この棚が『けやきギャラリー』と命名され、ネームプレートが張られたことで、この場所(棚)の価値が、1つ上がりました。
『けやきギャラリー』では、豊かな創造性をもつ子(目指す児童像の1つ)が作った図工作品を多数展示しております。定期的に作品の入れ替えも行っていく予定ですので、来校いただいた際には、ぜひご覧ください。
敷島地区市民運動会が盛大に実施されました 10月6日(日)
敷島地区市民運動会が、敷島小学校校庭で盛大に行われました。町ごとにテントを張り、町のオリジナルTシャツを着て、子供からお年寄りまで一緒に運動会を楽しみました。また、地区の運動会なので、附属小や附属中の子供たちも一緒に参加して楽しんでいました。今回の地域行事も前橋市立第三中学校の生徒17名が、ボランティアとしてかけつけ、運営のお手伝いしてくれました。
こうした地域の行事を通して、敷島地区に住む附属小、附属中の子供とも交流を深めることは、とても価値があることだと考えています。今は学校が異なっても同年代の子供たちは、将来、同じ地区に住む仲間です。十数年後には、一緒に地域を作る仲間・守る仲間として協力し合い、今日のような地域の行事を盛り上げていってほしいと思っています。
1・2年遠足(桐生が岡動物園・遊園地) 10月4日(金)
実施日の数日前から日々変化する天気予報を見ながら、担任共に遠足の実施等を心配してきましたが、無事予定していた遠足の全行程を実施することができました。
今年度は、1・2年合同で遠足に行くことにしました。せっかく2つの学年で合同で行くので、1・2年の合同で班を編成し、班毎に計画を立て、午前中は、動物園でのオリエンテーリングをしたりや昼食を食べたり、午後は、遊園地で乗り物に乗ったりしました。動物園でも、遊園地でも、「次は、〇〇へ行くよ」「忘れ物はない?」「走っては、いけません!転ぶよ!」と2年生が1年生に対して、お兄さん、お姉さんぶりを発揮してくれました。目指す児童像「相手の立場が分かり、協力して助ける子」がたくさんいました。
動物園でのオリエンテーリングでは、私はフラミンゴ前広場のチェックポイントで、自分たちの決めたコースを回ってくる班をチェックして写真を撮っていました。そこで、フラミンゴの前では、フラミンゴの真似をしたフラミンゴポーズで、ライオンの前ではライオンの真似をしたライオンポーズで写真を撮っていました。かわいいポーズをとる敷島小の子供たちを見て、ちょうど遠足で来ていた幼稚園の園児たちも真似をしていました。
また、雨が心配される中での実施となりましたが、スマホの「天気アプリ」の雨雲レーダーの予想のおかげで、昼食も見学も雨を上手に避けることができ、雨具をほとんど使わずに済みました。
保護者の皆様におかれましては、大変お忙しい中、お弁当作りや子供たちの持ち物の準備等にご協力いただきまして、本当にありがとうございました。子供たちにとって、良い経験と良い思い出ができたと感じております。是非、お家でも「何を見てきたのか」「何に乗ってきたのか」「どこが楽しかったのか」など、子供の言葉で表現させる場をつくっていただけるとありがたいです。
より良い授業を目指して、先生も頑張っています 10月3日(木)
今日は、当サイトで何回か紹介している敷島小の校内研修についてです。本校では、昨年度より「より良い学級・自分を目指して、子供たちが、議題を決めて、子供たちが司会・記録を行い、合意形成や意思決定を図る学級活動の授業づくり」に取り組んでいます。先生方の今までの指導と子供たちの頑張りによって、話合いは、先生が介入しなくても自立的に進行し、時間内に合意形成や意思決定ができるようになりつつあります。
今日の5時間目は、5年1組担任が、今日のために1学期から準備をしてきた学級活動の授業で、市教育員会からお呼びした指導主事(教育課程や学習指導等について助言や指導を与えることを職務とする事務局職員)と本校の全教職員で参観しました。授業が始まると、参観している教職員は、教師や子供たちの活動等の「良かった点」「課題が見られた点」をそれぞれ赤い付箋紙と青い付箋紙に分けて書き出していきます。
そして、放課後の図書室で、「より良い学級活動の授業づくり」を目指して、全教職員で授業研究を行いました。
教職員は2班に分かれ、45分の授業を4つの場面に分けて、授業中に記入しておいた赤い付箋紙と青い付箋紙を模造紙に張りながら互いに意見交流を行い、出た意見をグルーピングし、「小見出し」をつけながらまとめています。「先生の介入のタイミングが適切であった」「振り返りの付箋紙の交流は、自己有用感を高めるうえで有効に機能していた」などの良かった点や「議題が『みんなが笑顔になる卒業を祝う会にしよう』とあったが、「笑顔」には、うれしい笑顔や楽しい笑顔、感謝の笑顔などの意味が含まれており、子供たちの捉えが、今回はバラバラだったのではないか」や「発言者の机の並び方は、1列より2列の方が、場面に応じて多様な交流方法が選択できるようになるのではないか」などの熱心な意見交換によって課題が見えてきました。
その後、指導主事からは、教科領域の専門的な知識や学級活動の授業をたくさん参観している経験から、我々の授業研究や本時の授業について、ご指導をいただきました。この後もより良い学級活動の授業づくりを全教職員で一丸となって目指していきたいと思います。
授業参観と学級懇談会 10月2日(水)
5時間目のチャイムが鳴ると「お家の人、来てるかなあ」と心配そうに教室の後ろに何度も視線を向けている子、家族と目が合いニコっと笑顔を返す子、家族に良いところを見せるぞと、張り切っている子、緊張して表情が硬くなっている子など、それぞれの子供の思いをのせて各教室では一斉に授業参観が始まりました。
1年生は親子で「リースづくり」、2年生は生活科で作った「おもちゃ遊び」、3・4年生は、「道徳の授業」、5年1組は、お家の人に手伝ってもらって「エプロンづくり」、5年2組は「学級活動」、6年生は、国語の「やまなし」の授業が行われていました。
その後の学級懇談会は、クラスにより参加率の多少の違いはありますが、およそ8~9割の保護者にご参加いただいているようでした。
保護者の皆さまにおかれましては、大変お忙しい中、お仕事の都合等を調整し、休暇をとったり、家事の都合をつけたりしてご参加いただいたのだと推察しております。大変お世話になりました。本当にありがとうございました。職員一同、心から感謝申し上げます。
晴天の空の下 マーチング発表会 10月2日(水)
晴天の空のもと、校庭でマーチング発表会を行うことができました。今日の発表会は、5・6年生の姿を1~4年生に見せることで、数年後の自分を想像させ、今の自分から未来の自分へとつながっていく轍(道筋)を感じてほしいというキャリア教育的な視点と保護者の方へ学習成果を発表するという目的がありました。真剣に5・6年生の様子を見ている1~4年生の多くの子の表情には「かっこいいなあ」「あの楽器吹けるようになりたいなあ」「指揮者、やってみたいなあ」という憧れの気持ちが浮かんでいました。
小学校のマーチング指導の難しさは、部活動のように全員が一定のモチベーションをもって集まっている訳ではなく、音楽が苦手な子や嫌いな子などがいる中で、楽器の演奏の技術を習得して、暗譜して、合奏するところにあります。そのため、その指導には、多くの時間がかかります。
音楽主任が、発表会前の給食の時「昨日は緊張であまり眠れなかった」とつぶやいていました。音楽主任は、授業だけでなく、休み時間にもパート練習や個人練習で子供と共に数百時間を過ごしてきたので、本番で子供たちと一緒に演奏はしませんが、心の中では子供と一緒に演奏しているので、子供と同じ緊張感をもって本番を迎えているのだと思います。
指揮者の合図のもと、演奏が始まり、すぐに2日前のリハーサルより数段レベルがアップしていることに気付きました。この時、改めて子供たちの高いポテンシャルと成長の速さを感じるとともに、引き締まった表情で集中して演奏をしている子供たちの姿に、大きな感動を覚えました。
火災を想定した避難訓練 10月1日(火)
10月1日の2校時に、前橋中央消防署、(株)大塚消防施設の職員にご協力をいただき、火災を想定した避難訓練を行いました。子供たちには、前日までに事前指導を行い、当日は避難訓練の開始時刻や火災発生場所は知らせず、避難訓練を行いました。
9:45に非常ベルが鳴り、その後緊急放送で、家庭科室で火災が発生したことを児童に知らせて、すぐに校庭に向けて避難を開始しました。校庭に出て、整列し、全校の人数を確認するまでに要した時間は、非常ベルが鳴ってから4分30秒でした。
その後、校庭では、消防署の職員の方から消火器の使い方「ピン ポン パン」の操作を教わりました。そして、代表児童2名と代表職員2名が、先ほど教わった「ピン ポン パン」の操作を確認しながら、消火器を使って消火訓練を行いました。
消防署の方からの講評として、火災の時に窓やドアを閉める理由や火災が発生した時の心構えについてお話がありました。
私からは、避難訓練は、自分の命を守るための大切な勉強であることを伝え、病気やけがは治ることが多いが、死んでしまうと決して生き返ることはないこと、周りに大人がいる時は落ち着いて先生(大人)の指示を聞くこと、もし周りに大人がいない時には、自分の命を守るために、どこで火事がおきているのかという情報を聞いてから逃げ方を考えること、煙を吸わないようにハンカチや洋服の袖などで口と鼻をふさぐこと、もし煙で前が見えない時には、姿勢を低くして逃げることなどを話しました。