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よりよい1枚を目指して ~書初めで育つ学びに向かう力~ 1月13日(火) 書初め
初めの授業が、本日ですべての学年で終了しました。どの学年も、これまで書写の時間に積み重ねてきた学習の成果を生かし、一文字一文字に気持ちを込めて書初めに取り組みました。
静かな環境の中で心を落ち着かせ、一つのことに集中する時間。書き上げた作品をお手本と見比べながら、「どこを直すともっとよくなるのか」を自分で考え、次の一枚に生かしていく姿が多く見られました。試行錯誤を重ねながら自ら改善していくこの過程は、学びに向かう力を育てる大切な時間です。
冬休み明けすぐの活動ではありますが、どの学年も終始落ち着いた態度で取り組み、集中して筆を運ぶ様子が印象的でした。書初めを通して、文字を書く技術だけでなく、集中力や粘り強さも育まれていることを感じます。
前の記事でもお知らせしましたとおり、1月20日から28日まで、子供たちの作品を教室前の廊下に掲示し、校内書初め展を開催する予定です。また、各学年の代表作品は、前橋市小中学校書初め作品展に出品する予定です。
地域の力でつながる学び ~敷島小校庭で行われた「どんど焼き」~ 1月11日・12日
11日、敷島小学校の校庭において、「敷島交友倶楽部」主催による「どんど焼き」が実施されました。当初は、11日に火入れを予定していましたが、朝から強い風が吹いていたため、安全面を最優先に考え、お祈り等の儀式のみを11日に行い、火入れは翌日の12日に行われました。主催者が、学校と参加者の安全を第一に考え、柔軟に判断してくださいました。
どんど焼きは、正月飾りやだるまを燃やし、歳神様を空へ見送る意味をもつ、日本の伝統的な火祭りです。炎で餅を焼いたり、立ち上る煙に当たったりすることで、無病息災を願うこの行事には、先人たちの暮らしの知恵や願いが込められています。こうした地域行事に触れることは、教科書だけでは学ぶことのできない「生きた学び」として、子供たちの心に深く残ります。
学校における学び、とりわけ理科の学習では、予想を立てたり、結果を考察したりする際に、これまでの体験や既習内容が重要な拠り所となります。火に近づけた竹が割れる現象、煙の立ち上り方、炎の勢いと風との関係など、どんど焼きの中には、理科的な視点で見れば多くの学びの種が隠れています。実体験を通して得た気付きは、後の学習で知識として整理されたとき、確かな理解へとつながります。
しかし近年、子供たちの生活様式の変化により、こうした体験の機会が少なくなっていることも事実です。乾電池の向きを確かめる、昆虫に触れる、夕焼けをじっと眺めるといった、かつては当たり前だった経験が減少しています。その結果、学習の中で「なぜだろう」「こうなるのではないか」と考える際の根拠を見いだせない子供が増えていると感じています。
だからこそ、どんど焼きのような地域行事は、伝統文化を守るという視点にとどまらず、子供たちに豊かな体験を保障する教育的な価値をもつ行事として、今後も大切にしていきたいと考えます。今回のどんど焼きを支えてくださった敷島交友倶楽部の皆様に、心より感謝申し上げます。
初めての一枚に拍手!~心も育つ上毛かるた~ 1月9日(金)1年2組 生活科
1年生は、生活科「冬を楽しもう」の学習の一環として、群馬県の伝統文化である上毛かるたに取り組みました。上毛かるたは、郷土の自然や歴史、文化を知ることができるだけでなく、よく聞く力、判断力、友達と関わる力を育てる教材としても高い教育的価値があります。
学習のはじめに、みんなで約束を確認しました。二人同時に札に手を置いたときは、札に直接触れている人が取ること、まったく同時だった場合はジャンケンで決めること、そして札を取った後はすぐに口を結び、次の読み札を静かに聞くことです。ルールを守りながら活動することで、公平さや思いやりの大切さも学びました。
読み札が「伊香保温泉日本の名湯」と読まれると、「そこ、行ったことがある!」「階段がたくさんあるんだよね!」と、自然と経験を交流する声が広がりました。かるたを通して、言葉と自分の体験が結び付き、学びが深まっている様子が見られました。
また、なかなか札を取ることができなかった子が、初めて札を取った瞬間、グループの中から自然と拍手が起こりました。その様子を担任が他の班にも伝えると、教室全体に温かい雰囲気が広がり、友達の頑張りを喜び合う姿が印象的でした。一方で、「上毛かるたは、正月に何回もやったから得意!!」と話しながら、次々と札を取る子もおり、家庭での経験が、おおいに役立った子もいました。
上毛かるたを通して、子供たちは冬の楽しさを味わうとともに、郷土への親しみや友達との関わりを深めることができました。
一筆一筆に気持ちを込めて 1月8日(木)4年1組 書写
1月の学校の風物詩である書初めの授業が始まりました。写真は、4年生の書初めの授業の様子です。普段過ごしている教室を離れ、体育館の床にシートを広げ、その上に書初め用紙を置いて、制作に臨みます。
全員が、お手本の文字をしっかりと見ながら、1文字1文字を丁寧に書いていく姿は、まさに「書初めに臨む」という言葉が似合います。こうした姿からは、担任がこれまで一時間一時間を大切に指導してきたことと、子供たちが書写の授業に真剣に取り組んできたことが伝わってきます。子供たちが4月から着実に成長していることを実感し、大変うれしくなりました。
子供たちが一筆一筆を丁寧に書いた文字を見たあと、この文章を書くためにキーボードを打ち、画面に表示される無機質な文字(フォント)を見ると、子供たちが筆で表現した文字は、「言霊」ならぬ「文字霊」だと感じると共に、書写を授業で行う意義を改めて感じました。
この後、1月20日~28日の期間に、子供たちの作品を教室前の廊下に掲示し、校内書初め展を行う予定です。また、各学年の代表作品は、前橋市小中学校書初め作品展に出品する予定です。
「今 この時間をどう使うのか」 1月7日(水)3学期始業式
3学期の始業式を体育館で行いました。底冷えのする体育館でしたが、全校児童で元気よく、校歌を3番まで歌い、その後、3人の代表児童が作文発表をしてくれました。3人とも3学期を見通し、頑張りたい事や目標、決意が含まれる、すばらしい作文でした。(作文の内容は、学校だよりNO.5に掲載しています。)その後、私からは、「時間」について、以下の話をしました。
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みなさん、あけましておめでとうございます。冬休みが終わり、今日から3学期が始まりました。3学期は、1年の中で一番短い学期ですが、とても大切な学期です。なぜなら、1年生は2年生に、2年生は3年生に、3年生は4年生に、4年生は5年生に、5年生は6年生に、6年生は中学生になる準備をする学期だからです。
そんな短いけれど大切な学期なので、今日は「時間」についてのお話をします。
ここでみなさんに質問です。「1日は、何時間あるでしょうか?」
そうですね。1日は24時間です。
では、もう一つ聞きます。「1年生の1日の長さと6年生の1日の長さと校長先生や担任の先生の1日の長さは、同じですか? 違いますか?」
そうです。時間の長さは、全員同じです。
大人も、みなさんも、1日の時間の「長さ」は、みんな同じ24時間です。でも、ここで大事なことがあります。それは、時間の「長さ」は同じでも、その「使い方」によって、時間の重みは変わってきます。
例えば、代表作文を読んでくれた3人のように、3学期を見通しや目標、決意をもって時間を使った人は、3学期に大きく成長します。例えば算数の授業中、先生の話を一生懸命聞こうと考えて時間を使った人は、ちゃんとかしこくなります。
しかし、同じ3学期、目標も決意も無く、なんとなく時間を使ってしまうと成長しません。授業中、先生の話も聞かずに、ぼーと時間を使った人は、賢くなれません。
3学期の残り時間は、児童の皆さんも、先生たちも全員同じですが、時間の使い方によって、卒業式や修了式の日までの「成長」や「感動」や「自信」は、大きく変わってしまいます。そこで、校長先生から一つ、みなさんにお願いがあります。3学期は「今、この時間をどう使うか」考えながら過ごしてほしいということです。
令和7年度の3学期は1度しかありません。この大切な3学期は、過ぎてしまうと、あとから取り戻すことができません。だから「今、この時間をどう使うか」考え、1時間、1時間を大切に使ってください。時間を大切に使えた人ほど、自信をもって次の学年に進むことができます。
大切なのでもう一度言います。3学期の残り時間は、児童の皆さんも、先生たちも全員同じですが、時間の使い方によって、卒業式や修了式の日までの「成長」や「感動」や「自信」は、大きく変わってしまいます。
校長先生の3学期の残り時間もみんなと同じです。校長先生も「感動」と「自信」をもって4月を迎えたいので「今、この時間をどう使うか」考えながら過ごすことにします。みんなも自信をもって4月をむかえるために「今、この時間をどう使うか」考えながら過ごしましょう。
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保護者の皆さま、地域の皆さま、また、本ページを定期的にお読みいただいている恵庭市等の皆さま、新年明けまして おめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。
令和8年も学校教育目標の実現に向けて職員一丸となって歩んでいきたいと思います。引き続き、ご支援・ご協力をよろしくお願いいたします。