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今日も学校を支える二人のプロフェッショナル 5月13日(水)
学校の教育活動は、子供たちや教職員だけで成り立っているわけではありません。毎日、目立たないところで学校を支えてくださっている方々の力があってこそ、安心して学べる環境が保たれています。その中でも、本校の二人の用務技士さんには、日頃から大変お世話になっています。
本校は校舎や校庭が広く、環境を整えるだけでも大変な作業量があります。しかし、いつも校内は気持ちよく整えられており、子供たちは安全で快適な環境の中で学校生活を送ることができています。
春になると、次から次へと生えてくる草を丁寧に刈ってくださったり、伸びた木々の剪定をしてくださったりしています。また、秋から冬にかけては、大量の落ち葉の片付けにも黙々と取り組んでくださっています。広い敷地の環境を維持することは決して簡単なことではありませんが、子供たちのために進んで作業をしてくださる姿には、いつも頭が下がる思いです。
最近では、校庭の人気スポットとなっているバスケットゴールのネットが経年劣化で切れてしまった際にも、職員が相談するとすぐに修理をしてくださいました。子供たちは直してもらったバスケットゴールで、休み時間には楽しそうにシュート練習をしています。こうした素早い対応も、子供たちの学校生活を陰で支えてくださっている証だと感じています。
用務技士さんのお仕事の多くは授業中に行われるため、子供たちや教職員も気付かないことが少なくありません。しかし、日々の環境整備があるからこそ、学校は安心して学べる場となり、「信頼される学校」づくりにもつながっています。いつも黙々と学校のために力を尽くしてくださっている二人の用務技士さんに、心より感謝申し上げます。本当にありがとうございます。
自分で確かめるから面白い!理科の問題解決的な学習 5月12日(火) 6年2組
理科室では6年生が、「動物のからだのはたらき」の学習として、「唾液の働き」を調べる実験を行っていました。本時の学習問題は、「ご飯は、唾液によって別の物に変化するのだろうか?」です。理科と社会科の授業では、問題解決的な学習を大切にしています。社会科では、教科書や資料集、地図、社会科見学などの調査によって問題を解決していきますが、理科では実験や観察の結果から考えを深めていきます。自分の目で見て、手で触れて、変化を確かめることができるため、子供たちにとって理科は特に人気の高い教科です。
今回の授業では、理科専科の教員が事前に実験器具や薬品を班ごとのトレーに準備してくれていたため、子供たちは実験にたっぷり時間を使うことができました。準備に時間を取られることなく、すぐに実験に取りかかれる環境が整えられていたことは、大変ありがたいことです。また、一人一実験ができるように工夫されていたため、全員が主体的に実験を行っていました。自分自身で試し、結果を確かめることで、学びがより深いものになっていました。
さらに、最近の理科の授業では、実験方法を大型モニターに映した動画で確認できるようになっています。これまでのように教卓の周りに集まって説明を聞くだけでなく、動画を一時停止しながら手順を確認できるため、子供たちは安心して実験を進めることができます。ICT機器の活用により、授業がより分かりやすく、安全に行われていることを感じました。
授業中には、多くの驚きや気付きの声が聞かれました。ヨウ素でんぷん反応では、「わっ、ぱっと色が変わった」と、目を輝かせる様子が印象的でした。また、でんぷんの水溶液に唾液を加えてしばらくたったあと、ヨウ素液を垂らしても色が変わらない様子に、「あれ?失敗したのかな?」と思考を巡らし始める子もいました。このように子供たちは、実験結果を通して、「唾液には、でんぷんを別の物に変える働きがある」ことを実感しながら学んでいました。
楽しめる工夫が詰まった楽しい体育 5月11日(月) 3年 体育
3年生が体育で「ネット型ゲーム」に取り組んでいました。ネット型ゲームは、ネットを挟んだコートの中で、相手コートへボールを返しながら得点を競い合う運動です。今回の授業では、軽くて扱いやすいソフトバレーボールを使用し、ボールをワンバウンドさせながらパスをつなぐルールで学習を進めました。ワンバウンドさせることでボールの速度が落ち、子どもたちは落下点へ移動しやすくなり、安心してプレーすることができていました。
授業のはじめは、なかなかボールがつながらず、相手コートへ返球することが難しい様子も見られました。しかし、ゲームを繰り返すうちにボール操作が少しずつ上達し、友達と協力して相手コートへ返球できる回数が増えていきました。ボールをよく見て落下点へ素早く移動し、自分が返しやすい位置に移動してボールを受けようとする姿にも成長が感じられました。
だんだんボールに慣れてくると、仲間への声がけも自然と出るようになりました。うまくつながった時には、「ナイス!」と拍手や歓声が起こり、失敗した時には「今度はもう少し強く投げよう」「〇〇さんの手前でバウンドさせよう」といったアドバイスも聞かれました。子どもたちは互いに声を掛け合いながら、協力してゲームを楽しんでいました。
運動が得意な子も苦手な子も、安心して参加し、楽しめる工夫がたくさんある体育の授業でした。これからも仲間と関わりながら、体を動かす楽しさをたくさん感じてほしいと思います。
「マーチング練習が教えてくれること」 5月8日(金)
体育館から響いてくる楽器の音に誘われ、マーチング練習の様子を見に行きました。教育相談期間中は、5年生と6年生が合同で、まとまった練習時間がとれる大変貴重な期間です。今日の練習は、「HEY SONG」の合奏からスタートしました。数日前にも練習を見ていましたが、その時と比べると、演奏のまとまりが格段によくなっており、子供たちの成長の速さに驚かされました。
私は、5・6年生全員で取り組むマーチングには、大きな価値があると思っています。自分の役割を果たそうと努力し、仲間とともに演奏を完成させようとする姿は、本校の目指す児童像「強い意志で最後までやりとげる子」が重なります。そして、子供たちは、マーチングをみんなでやりとげた時、その達成感や満足感は、一人で何かをやりとげた時よりも数倍大きいものであることを実感し、それが次の挑戦へのモチベーションになっていくのだと思います。
また、マーチングには、楽器の演奏技術の習得を通して、努力して技術を身に付ける過程を学ぶという意味もあるのだと考えます。例えば、トロンボーンの演奏技術を将来直接生かす子は、少ないと思います。しかし、トロンボーンの練習を通して、できないことでも繰り返し練習すれば必ず上達し、できなかったことができるようになる日が来ることを知ります。そして、この経験はいつか、「これは初めてやることだから、できなくて当然。今はできないけれど、練習を怠らなければ、トロンボーンの時のように、必ずできるようになる日が来るはずだ」と考え、困難なことにも粘り強く挑戦する力につながっていくのだと思います。
マーチングの本番に向けた道のりの中で、子供たちは毎年大きく成長していきます。今年も職員一同、そんな子供たちの成長を楽しみにしながら指導しています。
休み時間の人気スポット誕生! みんなのストリートピアノ 5月7日(木)
本校では、令和7年度に地域の方より大変貴重なグランドピアノをご寄付いただきました。いただいたグランドピアノは音楽室に設置し授業で活用し、これまで音楽室で使用していたグランドピアノは1階のオープンスペース(生活科室)へ移動して、「ストリートピアノ」として5月1日より新たな活用を始めました。
20分休みや昼休みになると、自然とピアノの周りに子供たちが集まり、自由に演奏を楽しむ姿が見られます。ピアノを習っている子は得意な曲を披露し、友達はその演奏に耳を傾けています。また、「自分も弾いてみたい」と鍵盤に触れる子供たちも増え、この場所が、子供たちをつなぐ温かな空間となっています。
印象的なのは、高学年の子供たちが奏でる演奏を、低学年の子供たちが憧れのまなざしで見つめている場面です。「エリーゼのために」や「トルコ行進曲」、「春の歌」などを弾き始めると、周囲には自然と静かなります。そして低学年の子供たちは、鍵盤の上を滑るように動く指先を真剣に見つめ、「すごいな」「いつか自分も弾いてみたい」という思いを膨らませているようです。ここでも学年を超えた交流が生まれていることを、大変うれしく感じています。
もちろん、みんなが気持ちよく使えるように、約束も大切にしています。音楽主任が「弾く前に手を洗う」「壊さないように大切に使う」「一人ずつ譲り合って弾く」などのルールを、子供たちに分かりやすくまとめてくれました。子供たちはその約束を守りながら、互いに声を掛け合い、順番を譲り合って利用しています。
ストリートピアノには、音楽に親しむだけではなく、子供たちの心を豊かにする大きな力があると思っています。演奏する喜びや聴く楽しさを共有することで、自己表現への自信や友達を認め合う気持ちが育まれます。また、異学年交流の場としても大きな役割を果たしていると感じます。このストリートピアノが、音楽を通して新たなつながりや成長につながる場所になっていくことを願っています。
はじめての大舞台!委員長が見せた堂々の発表 5月1日(金) 児童集会
本日、各委員会の活動内容を全校児童に紹介する児童集会を開催しました。今回の集会は、各委員会の委員長が全校の前で初めて発表する機会となりました。委員長を務める子どもたちは、他の児童に先立って体育館に集まり、手にした原稿を見ながら最終確認をしていました。「緊張している?」と声をかけると、「話す内容が短いから大丈夫です」「バレエで人に見られることには慣れているので平気です」と、実に頼もしい言葉が返ってきました。その落ち着いた様子から、これまでの経験や自信の積み重ねが感じられました。
全校児童がそろうと、運営委員2名の司会で集会が始まりました。各専門委員会の委員長は、まず5・6年生の委員に起立してもらい紹介し、その後、委員会の活動内容や全校児童に協力してほしいことについて丁寧に説明しました。特に印象的だったのは、どの委員長も原稿に頼りきることなく、時折顔を上げて全体を見渡しながら話していた点です。伝えたいことをしっかりと相手に届けようとする姿勢が随所に見られました。
目的をもって人前で話すことは、大人にとっても容易ではありません。しかし、子どもたちはこれまで国語の「話すこと」や総合的な学習の時間で身に付けてきた発表力を存分に発揮し、司会を務めた運営委員や各委員長は、大人顔負けの堂々とした発表を見せてくれました。その姿は、下級生にとって大きな刺激となったことでしょう。そんな6年生の姿を見た1年生から5年生の児童には、今回の6年生の姿を良き手本として、自らの成長につなげていってほしいと願っています。