令和6年度 学校日誌 4月

4月30日() 「熱中症予防対策」

本日の朝会で、養護教諭が中心となり熱中症予防対策について確認を行いました。季節の変わり目は、体が気温の変化になれず体調を崩しやすかったり、熱中症になりやすかったりするため、早めに対策について共通理解することにしました。

敷島小では、休み時間の前に暑さ指数(WBGT)を職員が測定し、職員室児童玄関前に掲示してある「熱中症予防対策ボード」で職員や子供たちに現在の状況を知らせています。子供たちは、そのボードを見て、今日の休み時間は「野外で遊べるか」、「遊べないか」を自分で判断します

子供たちの主体的な判断力を高めたいという思いから、日ごろから子供たちが判断する場面をできるだけ設けるようにしています。

もちろん、子供なので休み時間に外で遊びたい気持ちが勝ってしまい、WBGTが高いにも関わらず外に飛び出してしまうことがあります。その時は、すぐに職員が声をかけて指導するようにしています。

また、大人に言われなくても「気温に応じて衣類を自分で調節する」「定期的に水分を補給する」「状況に応じてマスクは外す」「汗をかいたらこまめに汗を拭く」など、自分で判断し行動できるよう発達段階に応じて指導をしていますので、ご家庭でも、子供の判断力が育つよう声がけや指導をお願いします。 

4月26日(金) 「学習参観」「懇談会」

今年度初めての学習参観・懇談会がありました。子供たちの様子を見てみると、おうちの人に良いところを見せよういつもより張り切っている子大勢の保護者に見られているという緊張感からか、いつもは手を挙げて元気に発表しているのに、今日はちょっと勇気が出なかった子などがいました。

自分も小学生の中学年くらいまでは、自分に自信がもてず、後者であった気がします。少しずつ自信をもって、人の前でも発表できる力をつけていきたいと思います。

本日は、大変お忙しい中、大勢の保護者の方々に参観していただき、ありがとうございました。その後の懇談会も、大変お世話になりました。 

4月26日(金) 「全校集会(教育目標について)」

 朝行事の時間に全校集会を体育館にて行いました。

 今日は「敷島小学校の教育目標について」私から次のようなお話をしました。

1学期の始めには、学級目標や個人目標を考えたと思いますが、敷島小にも教育目標という学校全体の目標があります。この目標は、いろいろな目標の大元となる目標なのです。

 

敷島小の教育目標の 「かしこく たくましく あたたかく」 のそれぞれの意味は分かりますか?

簡単で 短い言葉だけど、説明するとなると難しいね。また人によって少しずつイメージが違いますね。だから、学校では、「かしこく たくましく あたたかく」 について もう少し具体的な姿を考えています。

 

「かしこく」について

・先生や親に言われなくても、自分から学習に取り組める子

・自分で考えた事を友達と伝えあい、よりよい答えを見つけられる子

・わからない問題に出会ったとき、今までに習ったことや過去の経験、本やインターネットなどを使って自分で答えを見つけられる子

今ない新しい遊びを考えたり、自分で作曲したり、便利なものを発明したりする子  

 →つまり、かしこくは、必ずしもテストで100点をとる子 では、ないんです。

 

「たくましく」について

少しくらい失敗しても、嫌なことがあっても気にしない子

・風邪をひかない、病気をしない、けがをしない 健康な子

・できないことがあっても、すぐにあきらめない子

・一度やると自分で決めたら、最後までやり抜く子

 →筋肉もりもりになることでは、ないんだなあ

 

「あたたかく」について

困っている子がいたら、声をかけて話を聞いてあげる子

・相手のことを考えて、いっしょに頑張れる子

・美しい花、自然、音楽、絵、本などに感動できる子

人の役に立つことを進んで行える子

 

・昨日よりも今日、今日よりも明日、皆さんが「かしこく たくましく あたたかい子」になってほしいと 敷島小の先生は、全員思っています。

・そして「それぞれの学年が小学校を卒業する日、誰一人欠けることなく全員が「かしこく たくましく あたたかい子」になって 卒業していってほしい」これが 敷島小のすべての先生の願いです

・教室に貼ってある教育目標を見たら今日の校長先生のお話を思い出してくださいね。

4月25日(木) 「3年生 体育」 

 今日は、校庭で行う体育日和でした。3年生の体育は、体力測定を行ったあと、タイヤ飛びを使って体力づくりをしていました。2チームに分かれ、タイヤ飛びの両端から走って行ってジャンケンをする。ジャンケンにかったら前に進み、相手の陣地まで行けたら勝ちという単純なゲームです。勝ち負けがあり、単純なゲームなので、声を出して応援する子、チームのために一生懸命走る子など、子供たちは大盛り上がりでした。 

4月24日(水) 「3年生 外国語活動」

敷島小では、5・6年の外国語や3・4年の外国語活動を外国語主任と前橋イングリッシュ・サポーター(通称MES)とアシスタント・ランゲージ・ティーチャー(通称ALT)で指導をしています。敷島小学校では曜日や指導する内容によって指導にかかわる人数は、変わります。

MESは、中学で長く英語を指導してきた先生、ALTは、「語学指導等を行う外国青年招致事業」で配属されているアメリカ出身の先生です。

3年生の外国語活動では、外国語による「聞くこと」、「話すこと」など言語活動を通してコミュニケーションを図る素地となる資質・能力を育成することを目標としています。

今日の授業は外国語主任とMESの2人の授業で、ゴールは「英語であいさつをして、カードを交換しよう」でした。4人のお友達と英語であいさつをして、カードを交換していました。1人目より、2人目、3人目と回数を重ねるたび、スムーズにコミュニケーションが取れるようになっていました。

外国語活動は、教科特性から楽しい活動が多くなるので、他の教科より好きな子が多いようです。 

4月23日(火) 「1年生を迎える会」

今日は、朝行事で「1年生を迎える会」が、体育館で行われました。

この行事のねらいは、「全児童で1年生を歓迎し、仲良く学校生活を送ろうとする意欲を高める」「高学年は、役割を分担し、会の準備をしたり、協力して運営したりすることで、上級生としての自覚をもつ」でした。

2~6年生が体育館にそろうと、6年生がもつ「花のアーチ」の中を通り、元気に1年生が入場してきました。

6年生の代表児童から「歓迎の言葉」、担任の先生からの「1年生紹介」、上級生からの「朝顔の種」と「校歌の歌詞カード」のプレゼントが渡されました。そして最後に2~6年生が校歌を歌ってくれました。 校長先生からのお話で、私は次のような話をしました。

1年生は、とっても大きな声で返事ができていました。たくさんの人の前で声を出すのって勇気がいりますよね。ドキドキしますよね。練習した通りのしっかりとした返事ができていました。

2~6年生の1年生を見る表情が、お兄さんお姉さんらしくとてもやさしい眼差しでした。また、心のこもった歓迎の言葉や校歌のプレゼントも「あたたかい気持ち」が伝わりました。

運営委員の人たちが、「1年生を迎える会」の事前に準備をしたり、今日、協力したりしながら、行事を運営する様子は、まさに「人の役に立つことを進んで行う姿」だったなあと思いました。

 敷島小学校には、「卒業するまでに こんな子に育ってほしいなあ」という目標があります。どんな目標かいえる人いますか?

そうです。「かしこく たくましく あたたかく」です。

今日の1年生の160人の前で、頑張って返事をしたり歌を歌ったりする姿は、入学してまだ2週間ですが「たくましい子」だったと思います。

 今日の2~6年生の姿からは、「温かい気持ち 優しい子」が育っていることが分かりました。

 今日の運営委員さんの仕事ぶりから、人の役に立つことを進んで行う「あたたかい子」が育っていることが分かりました。

 校長先生は、今日の皆さんが少しずつ目標に近づいていることを感じ、とてもうれしくなりました。これからも「かしこく たくましく あたたかく」の目標をめざしてがんばっていきましょう。

4月22日(月)「50匹のメダカが敷島小にやってきた」

先日、平和郵便局の局長さんから、学校に電話がありました。『地域でメダカをたくさん育てている方がいて、学校の学習に使えるようならメダカを寄付をしたい」という話があるのだが、必要ですか?』という連絡でした。

理科担当に確認したところ、「うれしいです。是非いただきたい。」というので、局長さんに連絡をしたところ、本日局長さんと地域の方がわざわざ2人でメダカ50匹を学校に届けに来てくださいました。

 今回メダカを寄付してくださった方は、敷島小の出身だそうで、「敷島小の理科には、思い出があるんです」とおっしゃっていました。

 地域の方々が敷島小のことを気にかけて、応援をしていただいていることを感じ、本当にうれしくなりました。どうもありがとうございました。 

4月19日(金) 「元気いっぱいの休み時間」

今日は、天気が良いので、休み時間の敷島小の校庭は、元気な子供たちの笑顔があふれていました。ブランコやジャングルジムは、昔も今も子供たちに大人気です。

ブランコで遊んでいる子は、まるでハイジのようにブランコを大きく漕いでいます。カメラを向けると、満面の笑顔です。(写真で紹介できないのが残念。)

ジャングルジムでは、みんなで鬼ごっこです。移動がみんな素早く、なかなか鬼は捕まえることができない様子です。

ジャングルジムのすぐ横で、高学年の女の子に混ざって鬼ごっこをしているのは、5年生の担任の先生でした。担任の先生も子供と一緒に、笑顔で休み時間を楽しんでいました。 

4月18日(木) 「6年生の全国学力・学習状況調査」

今日は、6年生が「全国学力・学習状況調査」の「教科に関する調査」に取り組みました。

この調査は、文部科学省が、教育委員会等の協力を得て全国一斉に実施する調査で目的は、次の3つです。

〇義務教育の機会均等とその水準の維持向上の観点から、全国的な児童生徒の学力や学習状況を把握・分析し、教育施策の成果と課題を検証し、その改善を図る

〇学校における児童生徒への学習指導の充実や学習状況の改善等に役立てる

〇そのような取り組みを通じて、教育に関する継続的な検証改善サイクルを確立する

 

国語や算数の問題を解く子供の様子を見に行くと、どの子も真剣に緊張感をもって頑張っていました。そのため、教室内では、私の歩く足音や鉛筆で文字を書く音がコツコツと、よく聞こえていました。

 

この調査の問題は、単元の最後に受けるテストと違い「思考力・判断力・表現力」を問う問題の割合が多いこと授業で使用している教科書による差が出ないようにしている問題であること、などから問題文がとても長いという特徴があります。そのため、1つの問題を解くのに普段のテストよりも時間もエネルギーも使います。しかし、「みんな最後まで集中を切らさず頑張っていた」と6年生の担任が、私に報告してくれました。「かしこく」「たくましい」子が育っている姿に、私自身もうれしくなりました。

4月18日(木) 子供たちを陰で支える先生

「全国学力・学習状況調査」は、全国一斉で行う調査であるため、調査が正しく行えるよう、数日前には、放課後の時間に校長室で、校長、教頭、教務、6年担任で打ち合わせをしたり、当日は、教務主任の先生が6年1組の隣の教室に問題用紙や解答用紙を並べて待機したりしました。

教務の先生には、調査でいろいろ苦労をかけてしまうなあと隣の教室をのぞいてみると、なんと!!教務の先生は、子どもと同じ時間に一人真剣に問題を解いていました。敷島小では、教務の先生に学力向上対策の担当をお願いしているのですが、本当に責任感の強い先生だなあと感じました。 

4月17日(水) 「2年生 町探検」

今日は、2年生が、学校の北側へ町探検に出かけました。町探検では、「地域の様々な場所を訪問したり利用したりする活動を通して、地域の場所と自分との関わりを見付け、地域の様々な場所や人、出来事に気付くとともに、地域の場所や人に親しみをもち、適切に接したり、安全に気を付けて生活したりしようとすることができるようにする。」ことを目標にしています。

子どもたちは、担任の先生からの説明を聞いたり、タブレットを使って見学場所の記録写真を撮ったりしていました。もしもお時間があれば、お家でもタブレットを一緒に見ながら「どこを探検したの?」「何があった?」「どんな人がいた?」など子供に聞いていただけると、「学習の振り返り」になりますので、協力をよろしくお願いします。

4月16日(火) 「1年生 遊び場オリエンテーション」

 5時間目に1年生の「遊び場オリエンテーション」がありました。今日から1年生も遊び場デビューです。

遊び場指導員さんから、道具の使い方や遊び場を利用するときの約束などの説明がありました。説明が終わると、さっそく思い思いの遊びが始まりました。「一緒に遊ぼっ!」「これ、どうやって遊ぶん?」「次、それ貸して!」と1年生同士で声を掛け合ったり、遊び方を教えっこをしたり、ルールをみんなで作って遊んだりする様子を見て、遊びの中で育つ「子供の資質・能力」は、たくさんあるのだなと改めて感じました。

4月16日(火) 「5年生 書写」

 5年2組の授業は、毛筆を使って「道」を書いていました。でも、その様子に少し違和感がありました。多くの授業では、隣に手本となる文字が置かれて、それを見ながら書くのですが、手本を机の上に置いている児童が一人もいないのです。

「はて?」と思い、続きの授業を見ていると、1文字書いたところで手本が配られ「今、自分で書いた文字とお手本の文字を比べると、どこが違いますか?」と先生が尋ねていました。すると子供たちは、2つの文字を比較して「しんにょうの書き始めの位置が違う」「首の大きさが小さすぎた」など、きれいに書くためのポイントを自分で見つけていました。そして、自分で見つけたポイントなので、2度目に書いた文字は、一気に上手に書けるようになっていました。ちょっとした技ですが、プロの技が光っていました。

4月16日(火) 「3年生 学級活動」

 3年1組の授業にお邪魔してみると、学級活動をしていました。教室にある大型TVモニターには、「学きゅう もくひょうを きめよう」と書かれたプレゼンが映し出されています。

学校は、社会の縮図であり、児童にとって一番身近な社会と言えます。その学校生活そのものを学習の対象としているのが「学級活動」です。

最近では、集団で協力し合い、問題を解決していく特別活動が日本式の教育として海外の教育関係者から注目されており「Tokkatsu」として日本の指導資料が翻訳され紹介されています。

学級活動では、大きく「みんなで話し合い、みんなで決めて、みんなで取り組む活動」「みんなと共に考え、自分で決定し、自分で取り組む活動」の2つがあります。今日の3年1組の授業は、「みんなで話し合い、みんなで学級目標を決めて、みんなで取り組む活動」でした。多様な意見が出た時に、折り合いをつけ、決めていくのは、大人でも難しいものですが、3年1組の子供たちは、先生のアドバイスを参考に、お互いに意見を聞き合い、上手に折り合いをつけていました。

今年の敷島小は、校内研修でこの「特別活動」について取り上げ、全職員で実践を通した研修を行い、指導技術を高め合います

4月15日(月) 「集団下校指導」

 敷島小では、学校周辺での緊急時(不審者情報や火事など)に備え、集団下校班を編成しています。今日は、年度初めなので、班の名簿を作成し、自宅の位置を地図にしるしを付けたり、通学路をみんなで確認したりしました。

 また、安全に登下校ができるよう、改めて横断歩道の渡り方などの基本的な交通ルールを全員で確認したり、道徳教育の一環として、交通指導員さんや旗振りをしてくださる方への感謝の気持ちの表し方を勉強したりしました。 

 国道17号と東部バイパスがぶつかるところの信号で、見守りボランティアさんを2人見つけると、さっそく大きな声で「ありがとうございます!!」と感謝の気持ちを伝えていました。

4月12日(金) 地震を想定した避難訓練(避難経路の確認)

 大きな地震を想定した避難訓練が、朝活動の時間に行われました。

 2次避難では、全員が素早く行動し、人員確認までにかかった時間は、2次避難を開始してから2分でした。全員が集合したあと、私から講評として次のことを伝えました。

 

・日本は、世界の中でも地震がとても多い国の一つである。

今後30年の間に、関東地方でも震度6以上の地震が起きるだろうという予想があり、それは、明日なのか、5年後なのか、15年後なのか、誰にも分からない。

・東日本大震災で、誰一人命を落とさず避難できた学校があり、その学校は、避難訓練を毎回とても真剣にやっていた。

・「おはしも(おさない はしらない しゃべらない もどらない)の約束を守ることは、自分の命を守ること、お友達の命を守ることになる。

登下校中やお家で過ごしているときに大きな地震が起きてしまったらどう行動したらよいか、お友達やおうちの人とお話をしてみてほしい。

 

 防災教育では、将来起きる自然災害等に対して、正しい知識をもち、自ら考え、判断し、危険から身を守れるような危険回避能力を育成することを目指します。小学校では、社会や理科の学習で触れたり、避難訓練で実際の行動を学んだりします。


ご家庭でも、地震が起きた時に「どこに危険が潜んでいるのか」「どうやって危険を回避したらよいのか」など、お子さんの発達段階に応じて、少しずつ話題にしていただけたらと思います。

4月11日(木) 委員会活動スタート

 委員会活動には、5年、6年生が取り組んでいます。

 委員会活動は、学校生活の充実と向上を図るための諸問題の解決に向けて、計画を立て役割を分担し、協力して運営することに自主的・実践的に取り組むことを通して、集団生活の課題を見出し、解決するために話し合い、合意形成を図ったり意思決定をしたりすることができるようなることを目標にしています。

 今日は、1回目なのでどの委員会も組織づくりが行われていました。環境飼育委員会では、ウサギの餌と植物の水やりの当番を決めていました。運営委員会では、「1年生を迎える会」の役割分担を決めていました。当番の分担に偏りが出ると、お互いに話し合い、譲り合いながら分担を決めていました

 保健委員会では、5年生と6年生が組んで仕事ができるよう分担し、6年生が5年生に仕事の内容を教えていました 

4月11日(木) 安全見守りボランティアさん

 朝、子供たちの登校してくる様子を、南門と東門のところで見ていると、雨の日も晴れの日も児童の登校を見守り、みんなにあいさつをしてくれている人が、2人いることに気が付きました。その一人 渡辺さんは、南門の近くの横断歩道で、もう一人の寺沢さんは、東門で、児童の登校を見守ってくださっています。登校してくる子供たちも、見送りに来た保護者の方も「おはようございます」と気持ちの良いあいさつをして二人の横を通り過ぎていきます。朝のあいさつは、自分からしても、相手からされても、その様子を見ていても気持ちが良いものだと感じました。

こうした見守りボランティアさんのおかげで、子供たちは元気に、そして安全に登校できているのだなと感謝の気持ちでいっぱいになりました。敷島小校区内には、ほかにも安全見守りボランティアさんがいると伺いましたので、後日紹介したいと思います。

これからも、無理のない範囲で、お世話になれたらと思います。どうぞ、よろしくお願いいたします。

4月10日(水) 5年生「国語の授業開き」

 5年1組の1時間目は、国語の授業開きでした。国語の教科書のために書き下ろされた「銀河」という詩を情景を想像しながら読み、国語辞典を使って「銀河」の意味を調べたり、感じたことを自分の言葉で交流したりしていました。

辞書で言葉の意味を調べる場面では、「辞書博士」と呼ばれている男の子が、ぱっと辞書を取り出し、あっという間に調べて「銀河」の意味をみんなに伝えていました。

4月10日(水) 6年生「音楽の授業開き」

6年1組の1時間目は、音楽の授業開きでした。音楽の先生からは、『みんなの歌や演奏が上手になってほしいので、授業の中で3つの「あい」を大切にしています。「教えあい」「ほめあい」「はげましあい」です。3つの「あい」で楽しい音楽の授業にしていきましょう』と事前に用意したスライドをテレビに映しながら説明していました。

お話が終わると円になって、リズムにのせて自分の名前を言う「リズム遊び」が始まりました。とっても素直で明るい6年生は、笑顔で楽しみながらこのリズム遊びに取り組んでいました。

今年の音楽の授業も「音を楽しむ」授業になりそうです。

4月9日(火) <1年生の初休み時間の様子>

 1年生の小学校生活が、始まりました。学校生活の初日の休み時間は、雨でした。雨の日の休み時間は、どんな風に教室で過ごしているのかなと、のぞいて見るとビックリ!。20人のはずの教室に、30人以上の子供がいたのです。

びっくりして1年1組の担任の先生に「どうしたの?」と尋ねてみると、「4年生が、自主的に教室までやってきて、遊んでくれているんですよ」と教えてくれました。4年生は、1年生と一緒に絵を描いたり、お話をしてくれたりしていました。また、何人かの4年生は、去年の担任であった1年1組の担任の先生のお手伝いまでしてくれていました。

4年生にも「人の役に立つことを進んで行う子」が、育っていること、本当にうれしく感じました。きっと今までの敷島小の教育活動の成果なのだと思います。

4月8日(月)<始業式>

 始業式のねらいは、次の2つです。

「全児童に進級の喜びや新学年の希望と抱負をもてるようにする」

「敷島小学校の一員として自覚を高め、集団の中の個としての意識が育つようにする」

 初めに、全校で校歌を歌いました。校歌の指揮は、新しい音楽の先生が行いました。私からは、「敷島小の181人全員が、笑顔で幸せに過ごせるよう、周りのお友達の気持ちを考えて行動し、笑顔あふれる素敵な敷島小になるよう一緒に頑張りましょう」と話しました。

 また、2年生、4年生、6年生が、代表作文を披露してくれました。どの子も作文の中で今年度の頑張りたい事が語られ、作文を読む声には、強い意志が感じられました。

本校の教育目標の「たくましく」で目指す児童像に「強い意志で最後までやり遂げる子」があります。この作文を聞いていた子も、きっと今年度頑張りたい事をもっていると思います。全員が、強い意志でやり遂げてほしいと思っています。

 続いて、子供たちの関心が最も高い「担任発表」を私が、行いました。子供たちは、自分なりの予想をしてきたようで、「やっぱりそうかあ」「え~、本当!」と歓声を上げていました。 始業式の最後に、転入生2名の紹介がありました。全校児童の前で緊張している様子も見せず、しっかりと自己紹介ができました。とても立派でした。転入生2名、午後の入学式で新1年生の20名が加わり、令和6年度は、全校児童181人でスタートです。 

4月8日(月) <新任式> 

 いよいよ、令和6年度がスタートしました。敷島小学校にとっては、152年目の歴史が始まります。その歴史の1ページ目は、新任式です。「学校だより」でお知らせしたとおり、年度末人事異動で12名の職員が去り、9人の職員が着任しました。

新任職員の紹介は、教頭先生が行ってくれました。そして1人ずつ新任職員が子供たちに挨拶をしました。どの子も「今度の先生は、どんな先生かな」と興味深々の様子で、先生たちの挨拶に静かに耳を傾けていました。

4月5日(金) <入学式準備>

新6年生が、入学式の準備をするために登校しました。まだ、新学期はスタートしていないので、自分の正式な紹介はありませんでしたが、私が作業の様子を見に行くと「新しい校長先生?」「先生の名前は?」「でっかいなあ。身長何センチ?」など人見知りせず、たくさんの子供が話しかけてくれました。

 旧5年の担任の先生から入学式準備の流れについての説明を聞くと、すぐに作業にとりかかっていました。

 1年生の教室をのぞくと、新6年生の女の子が、配布物や教科書を丁寧に運んで、机の上にきれいに並べていました。体育館をのぞくと、新6年生の男子が、黙々と床にモップをかけたり、赤いシートに雑巾がけをしたりしていました。

 敷島小には、学校教育目標「かしこく」「たくましく」「あたたかく」があります。そして「かしこく」「たくましく」「あたたかく」のそれぞれには、目指す児童像があります。「あたたかく」の目指す児童像は、次の3つです。

・相手の立場がわかり協力して助け合える子

・美しいものに感動できる子

・人の役に立つことを進んで行う子

 入学式準備をする新6年生の様子を見て、「人の役に立つことを進んで行う子が、育っているな」とうれしくなりました。