令和6年度   

学校日誌 5月

月31日(金) 全校朝礼「安全な学校生活」

 職員室での「最近 廊下を走る子が多くないですか?」「みんなで声がけをしていきましょう」という会話を受けて、今日の朝礼は「安全な学校生活」についてお話をしました。 

 めあて(問い)を「どうしたら 校舎の中で起きるケガは、なくなるだろうか?」として、NHK for school の「安全リアル ストーリーの動画を見ることを通して この「めあて(問い)」の解答を子供たちと一緒に考えました。

 動画の中では、「教室内で追いかけっこやチャンバラをする様子など危険な遊びをする子」や「自分は、ケガをしないと思っているけれど大ケガをしてしまう子」が登場します。また、動画の中では1年生が走っていて上級生にぶつかってけがをしてしまいますが、もし、体の大きな6年生が1年生にぶつかったらどうなるか、子供たちに想像してもらいました。

 そして最後に、今日の「めあて(問い)」の解答として「知っている ケガにつながる危険な行動は行わない」「この行動には、どんな危険が潜んでいるか予想する力をつける」とまとめました。

 これから梅雨の時期に入ると、校庭に出られない日が続きます。そんな日に、今日の朝礼の話を思い出して、行動が変わる子が出てくれば、私の話は成功です。 

5月30日(木) 縦割り活動

 朝活動で、第1回目の縦割りタイムが行われました。縦割り活動班ごとに、決められた教室に集まって、6年生の班長さん中心に、全員で自己紹介をしたり、並び方を確認したり、縦割り遊びの活動でやりたいことを話し合ったりしました。初顔合わせで自己紹介があったので、1年生の中には少し緊張気味の子もいましたが、6年生が近くに立ち自己紹介を優しくサポートしてくれたので1年生も無事乗り切り、とても微笑ましく感じました。

 この縦割り活動も、敷島小にとっては、クラブや委員会の時間と同様、キャリア教育の視点からもとても大切な活動です。

 小学校段階のキャリア教育の目標は、4つありますがその中の「自己及び他者への積極的な関心の形成・発展」「夢や希望、憧れる自己イメージの獲得」は、敷島小の縦割りタイムの活動を通して目指すことができると考えています。特に6年の児童は、縦割り活動を通して、苦手なことや初めて経験することに失敗を恐れずに取り組み、そのことが集団の中で役立つ喜びや自分の自信につながるという経験をしてほしいなあと考えています。

 縦割りタイム終了後に6年生に「縦割り活動の班長はどうだった?」と尋ねると「1,2年生がとっても小さかった。じーと自分を見つめるので恥ずかしかった。自分も昔はあんなんだったんだなと思った。」と自分の成長を実感している子がいたので「下級生から、憧れてもらえるような行動してね。」「将来の目標としてもらえる先輩になってね」と声をかけました。 

5月29日(水) 放課後の勉強会「校内研修」

 今年も敷島小では、授業力の向上を目指し全教職員で勉強会(校内研修)に取り組んでいます。今年取り組むのは、昨年に引き続き「学級活動」「主体的に話合いに取り組み、自己有用感を実感できる児童の育成」をテーマに、書籍を読んだり、優れた実践を調べたり、授業を見せ合ったりして、お互いの授業力を高め合います。

この学級活動では、「学級や学校での生活をよりよくするための課題を見出す力、解決するための話し合う技術、合意形成をするための技術、役割を分担して協力したり実践したりする力などを高めること」等を目標としています。話し合いの「課題」を自分たちの学校や学級の実態から見つけるため、学級活動には教科書が無く、これを扱わなければならないという内容も特に指定がないため、先生にも子供にも教科書がある教科とは違った難しさがあります。

今日の5時間目は、6年1組の学級活動の授業を教職員みんなで参観し、放課後に授業研究会という議論の場を設定しお互い意見を出し合い、最後に授業や議論の場を見ていただき、前橋市教育委員会の学級活動担当の指導主事さんからの指導講評を聞きました。6年1組の担任の先生は、今日の授業を公開するために4月から忙しい中コツコツと準備をしてくれていました。そんな担任の頑張りに応え、放課後の授業研究会では、若手からベテランまで大変熱心な議論が交わされていました。本校の職員の頑張っている姿をうれしく思うとともに、1年間の研修が順調に進むようにしっかりと支えていかなければと思いました。 

5月28日(火)  3校時 親と子の交通安全教室

 前橋市では、子供たちを交通事故から守るための取組として、「親と子の交通安全教室」を3年に1度行っています。3年前は、新型コロナが流行していたため、多くの学校で中止したので、6年ぶりとなる学校が多いようです。

 群馬県警察本部の方が講師となり、群馬県の交通事故の発生状況や交通事故にあわないための約束や決まりをクイズを入れながらお話をしていただきました。また、子供たちの大好きなアニメ「はながっぱ」で、交通事故防止のために「自分たちができること」について学びました。

交通事故発生率を10万人当たりの発生件数で全国と比較すると、群馬県はワースト1位だそうです。また、全国で1日に交通事故で亡くなられる方は、6~7人にもなるそうです。こうした実際のデータには、小学生たちもとってもびっくりしていました。

敷島小では、昨年度1年間で登下校中に発生した交通事故は、0件でした。これは、子供たちがしっかりと交通ルールを守れたこと、地域の多くのボランティアさんによる登下校を見守っていただいていること、保護者の方に忙しい中、朝の旗振りにご協力いただいていることのおかげだと思います。 

今年度も学校では、交通事故発生件数0件を目指し、交通安全指導を行っていきますが、ご家庭でもお出かけの際やお食事の時など折に触れ、交通安全についても話題にしていただきたいです。どうぞよろしくお願いいたします。 

5月27日(月) クラブ活動について

 5/23にクラブ活動がありました。クラブ活動は、4年生以上の児童が共通の興味関心を追求したり、異学年の仲間と協力したりして活動します。敷島小では、「野外球技」「屋内球技」「創作」「室内遊び」の4クラブを開設しています。

 クラブ活動では、担当の先生がつきますが、組織や目標づくり、活動内容決めなど、できるだけ児童に任せ自治的な活動となるようにしています。また、同好の異学年の児童で認め合ったり、励まし合ったりして活動することで、豊かな人間性や社会性を育成します。

 5/23のクラブでは、組織作り、活動内容や目標などを決めていました。クラブは、異学年の活動となるため、4年生は、6年生の発言や行動から2年後の自分の姿を想像したり、6年生は、4年生の姿を見て、2年前の自分を振り返るとともに今の自分の成長を実感できます。クラブ活動は、このようにお互いに成長の「轍」を感じることができるため、キャリア教育(キャリア(career)は、中世ラテン語の「轍」を起源とする語)の視点からも大切な時間になります。 

5月24日(金) 「音楽集会」子供の頑張り、先生の頑張り

 5月24日の朝、音楽集会が行われました。今回は、5年生が合唱を披露してくれました。

 音楽集会は、代表の児童から「今日披露する曲は、2部合唱「夢色シンフォニー」という曲です。ソプラノパートの美しい主旋律のメロディと、それを支えるアルトパートのハーモニーを楽しんでください」と説明から始まりました。

最初にアルトパートだけで歌い、次にソプラノパートだけで歌い、最後に両パートが一緒に歌ってくれました。同じ伴奏に合わせて歌われた3つの歌声を比較して聞くことで、合唱の楽しさがよく分かりました。

 5年生の音楽では、「呼吸及び発声の仕方に気を付けて、自然で無理のない、響きのある歌い方で歌う技能」や「各声部の歌声や全体の響き、伴奏を聴いて声を合わせて歌う技能」を身に付けられるように指導しています。写真ではうまく伝わらないかもしれませんが、子供たちの歌っている表情や聞こえてくる歌声から、教わった2つの技能を一生懸命に意識して歌っていることが分かりました。

そんな合唱を支える音楽の先生は、週に約1回の音楽の授業でこの曲を仕上げるために、パート練習を子供だけでもできるよう、事前に自ら歌いそれを録音して練習用CDを作るなど、見えないところでも頑張っています。

 また、お兄さんお姉さんの歌う美しい合唱のハーモニーを、あこがれの眼差しで真剣に聞いている3年生や4年生がたくさんいました。

 歌い終わった後に5学年主任の先生から、「一生懸命に歌っているのが伝わってきました。」と言われ、合唱を披露してくれた子供たちは誇らしげでした。 

5月23日(木) しっかりとバトンをつないだプール清掃

 5月20日(月)の3年生から、22日(水)の4・5年生に、そして23日(木)の6年生へと次々とバトンをつなぎプール清掃が行われました。その結果、「♬  なんということでしょう!! ♬」左の写真のような状態だったプールが、見違えるほどきれいになりました(右の写真)。

「自分たちで使うプールは、自分たちできれいにしよう」バトンを3年生から順に6年生まで次々とをつないだ成果です。

どの子供たちも、プールの底の汚れた部分を見つけてはブラシでゴシゴシ、プールの壁面の汚れを見つけては、スポンジでキュッキュッとこすっていました。中には、こびりついた汚れもありましたが、数人で協力しながらとっても綺麗にしてくれていました。

3~6年生の一生懸命プール清掃をする姿から、本校の目指す児童像「人の役に立つことを進んで行う子」や「根気強く頑張りのきく子」が育っていきていると感じ、とてもうれしくなりました。

特に4・5年生がプール清掃をしてくれた日は、午前からとても暑く、時々ホースから出る冷たい水が子供たちにかかかると自然と笑顔がこぼれ、とっても気持ちよさそうでした。夏は、すぐそこまで来ているようです。 

5月22日(水) 「七つの心」と「あいさつ運動」

 5月21日(火)~24日(金)までの期間、代表委員が玄関前や校門付近に立ち、朝の「あいさつ運動」をしています。

 敷島小学校には、昭和58年に敷島小PTAにより作成され、今も学校文化として引き継がれている「七つの心」があります。これは、敷島小の子供たちに「こんな心を大切にしながら、日々の学校生活を送ってほしい」という願いから作られたものです。各教室には、この「七つの心」の「解説」が、また廊下には「七つの心」のポスターが掲示しています。

 年間の行事に合わせて、「今月の七つの心」を設定し、廊下に設置したポスターで知らせたり、児童集会や放送で呼びかけたりしています。また、道徳や教科の授業で「今日のお話(学習)は、「七つの心」のどれに関連があるかな?」と尋ね、「七つの心」を改めて考え直したりしています。

 今週のの代表委員による朝の「あいさつ運動」は、『「今月(45月)の七つの心」の「おはようございますという明るい心」』を意識してもらうために行っています。今週の敷島小の朝は、代表委員の「おはようございます」という明るいあいさつと、それに応える子供たちの「おはようございます」という明るい声が、校庭に広がっています。

5月21日(火) 洪水を想定した避難訓練

 本日14:00より洪水を想定した避難訓練を行いました。

学校管理下における大きな災害時の対応では、児童の安全確保とともに安全な下校の確保が必要となります。そこで、今回は、利根川の洪水を想定した避難訓練を保護者のお迎え(自動車と徒歩・自転車) により実施しました。

第1回の職員会議で「子供の生命・心身の安全確保は、何事にも優先する」ことを学校経営の基本方針として職員全員で確認しました。

万が一、大災害が起きてしまった時には、今回の訓練を基本として引き渡しを行う予定でおりますが、大地震などの場合は、臨機応変の対応が求められる場合があります。その際は「すぐーる」や「敷島小Googleサイト」で適宜情報を発信しますので、確認をよろしくお願いします。

本日は、保護者の皆様の協力により、混乱等もなくスムーズな引き渡しを行うことができました。大変お忙しい中ご理解ご協力をいただきまして、ありがとうございました。 

5月21日(火) 9年ぶりの再会 読み聞かせの後で

 5月7日に続いて、朝活動の時間に読み聞かせボランティアさんによる読み聞かせが、1~4年生、学習室の教室でありました。今日の「読み聞かせ」も、ボランティアさんの感情のこもった、とっても上手な読み聞かせを身を乗り出して聞いている子もいました。(前にも書きましたが、児童の皆さんは、音読練習の参考にしましょう。)

読み聞かせが終わりボランティアさんたちとお話をしていたら、ボランティアさんの1人から「もしかして、中村先生ですか?」と声をかけられました。その声をかけてくださった方は、なんと今から9年前、私が第三中学校に勤務していた時に担任をした生徒のお母さんでした。すでに、その時のお子さんは大学生になり、小学校に子供はいないけれど、この読み聞かせボランティアをずっと続けているとのことでした。(かれこれ10年近く、ずっとお世話になっている計算になります。)

朝の子供たちの10数分の読み聞かせの時間のために、わざわざご自宅から学校まで足を運び、子供たちに素敵な読み聞かせをしていただいていると思うと、本当に頭が下がる思いです。他のボランティアのみなさんも長い期間お世話になっている方が多いと聞いております。今日も地域の方の温かい気持ちに触れ、感謝の気持ちでいっぱいになりました。本当にありがとうございます。 

5月20日(月) 保健室前の廊下にキリン現る!?

 下の写真は、保健室前の廊下に掲示されているキリンの掲示物の写真です。

よーく見ると、首が原寸大の物差しになっていて、そこにアニメのキャラクターの身長やスポーツ選手の身長や各学年の男の子や女の子の平均身長などが矢印で示されています。

各学期の検診で身長を測った後には、このキリンさんを見て「やったー!のび太の伸長まであと少しだ」とか「私、しんのすけより大きかったんだ」とか「大谷選手ってでっけえなあ」という声があるそうです。とてもよく工夫された素晴らしい掲示物だと思いました。また、高学年になるとインターネットを使って他のキャラクターや有名人の身長を調べ矢印を作ってきて貼ってくれる子もいるそうです。

小学校の保健の先生(養護教諭)は、こうした掲示物を通して、自分の成長や健康に興味がもてるようにしてくれています。現在は、このキリン以外にも、視力検査尿検査歯科検診内科検診に関連した簡単なクイズなどを廊下に掲示してくれています。これらの掲示物は、時期や目的に合わせて変わっていきますので、来校された際には、ぜひご覧ください。 

5月17日(金) 4年 児童文化センター 交通天文教室 (交通教室編)

 4年生の校外学習「交通・天文教室」を児童文化センターで行いました。今回は、初めに交通教室の指導を受けました。

 この教室の目的は「自転車の正しい乗り方を知り、適切な安全確認を行うことで危険を回避して自転車走行をすることができる」です。すでに自転車に乗れる子は多くいましたが、正しい乗り方適切な安全確認の仕方を知っている子は多く無く、最初の実地訓練では、教わったことがうまくできないお友達もいました。しかし回数を重ねると、みるみる上手になり、たくさんの子供たちが指導員さんからほめられるようになりとてもうれしそうでした。また、校外学習のように普段と異なる環境だと、お友達とのおしゃべりに夢中になってしまい、説明がきちんとした態度で聞けないことが多くありますが、敷島小の4年生は、交通教室でも天文教室でも、全体への説明が始まると、すっと静かに聞く体制ができていました。このことも、講師の先生からほめられていました。 

5月17日(金) 4年 児童文化センター 交通天文教室 (天文教室編)

 続いて、管内のプラネタリウムを使って天文教室が行われました。この教室の目的は「星座早見盤の使い方や月の観察記録の方法などの技能を身に付けるとともに、天文に対する興味関心を高め主体的に天文学習に取り組む態度を身に付ける」です。4年生になると、自然事象の変化とその要因を関係づけて考えることができるようになります。そのため、天文の領域では「月や星の見える位置と時間を関係づけて考えたり、見える星座と季節を関係づけて考えたりする学習を行います。 

 天文の学習は、昼間に学校で行うことは難しいため家庭での観察が中心となります。夜間に一人で観察をすると きに使い方を間違えないよう星座早見盤の使い方や観察記録の書き方について、仮想の夜の世界が作り出せるプラネタリウムを使って練習します。バーチャルな星の世界でしたが、とても美しい星空を見上げながらの学習は、あっという間に終わってしまいました。子供たちもきっと、夜星を眺めるのが楽しみになったと思います。「星(月)の観察をするので一緒に星を見て!!」と声をかけられたら、たまには、ゆっくり美しい星や星座の世界を楽しんでください。 

5月16日(木) 用務技士さんによる環境整備

 用務技士さんは、いつも目立たないところで、子供たちがより良い環境で学習や体験活動ができるよう一生懸命に仕事に取り組んでくれています。敷島小は、校舎や校庭が大きく、その環境を2人で整えるのはとても大変なことですが、いつでも気持ちの良い状態になっています。

5月のこの季節は、草を取っても取っても生えてきますが、校庭はとてもきれいになっています。また、敷島小にはたくさんの樹木がありますが、計画的に枝払いなど行ってくれているので、どの樹木もとても元気で、見た目も美しく保たれています。

用務技士さんの2人には、環境整備の側面から、目指す学校像「誰からも信頼される学校」を支えていただいています。 

5月15日(水) 地域の皆さんに支えられて

 4月に登校時の見守りの方をお二人紹介しましたが、下校時にもたくさんの地域の方に子供たちを見守っていただいています。

国道17号に東部バイパスがあたる信号のところには、下小出町のボランティアの方が交代で立っていただいています。このボランティアの方にお話を聞いてみると、現在の小学校には、お子さんやお孫さんは、いらっしゃらないのだそうです。しかし「ニュースで子供が交通事故にあったという記事は毎日のように報道されているでしょう。この通りは、特に交通量も多く危ないからねえ」とおしゃって、活動をされていました。このお話を聞いて、果たして自分は、退職した後、同じような地域の見守り活動ができるだろうかと考え、感謝の気持ちでいっぱいになりました。

また、保護者の方にご協力いただいている朝の旗振りについても、家事や仕事で大変お忙しい時間に交通安全にご協力いただいており、こちらも頭の下がる思いでいっぱいです。心より感謝申し上げます。

 昨年度の敷島小の児童の登下校時の交通事故は、0件でした。これもひとえに、保護者の皆様、老人会・ボランティアの皆様・自治会関係の方・町の交通安全協会の委員さん、警察の方等々のおかげと深く感謝しております。なお、もし通学路の危険個所や子供たちの登下校の様子で気になることがございましたら、学校までお知らせいただけるとありがたいです。どうぞよろしくお願いいたします。 

5月14日(火) 5年 家庭科 調理実習の様子

 家庭科室では、5年生が、調理実習を行っていました。小中学校の家庭科は、生涯にわたって健康で豊かな生活を送るための自立に必要な資質能力を育成する教科です。コロナ渦では、調理実習に対しても制限がかかり、学校では十分な実習を行うことができませんでした。そのため、自立に必要な基本的な技能を習得するため、各家庭に調理実習への協力をお願いしていた時期もありました。現在は、感染症の流行も落ち着き、様々な体験活動が学校にもどり本当に良かったと思っています。

 今日の5年生の調理実習では、ほうれん草とジャガイモのゆで方を学習しました。わたしがのぞきに行ったときは、一通り調理実習が終わり、自分たちで茹でたほうれん草とジャガイモを食べている場面でした。自分たちで調理した料理は、人に作ってもらったものと違い、とってもおいしくなることにみんな気がついたようで、「ジャガイモっておいしい!!」「ほうれん草ってこんな味だった!?」なんてと感動していました。 

5月13日(月) 移動音楽教室 ワークショップ

 本日、移動音楽教室・ワークショップが、4~6年生を対象に敷島小の体育館で行われました。

 移動音楽教室は、1947年にスタートした群馬交響楽団の活動の1つで「県内すべての子どもたちに生の音楽を届けたい」という団員の想いから始まったそうです。

 特にワークショップは、群馬交響楽団の移動音楽教室を実施する小中学校へ、該当小中学校の希望により1名の派遣講師を派遣してアウトリーチを行うもので、移動音楽教室への関心とオーケストラ体験の効果を高めることをねらいとしているのだそうです。

 本日は、群馬交響楽団の首席ホルン奏者の方に、楽器やオーケストラについてのお話をしていただきました。ホルンの中音域の伸びやかな美しい音色に、子供たちは真剣に耳を傾けていました。特に5年6年生は、自分たちが、マーチング練習で金管楽器を演奏していることもあり、演奏に聞き入っていました。

 さて、敷島小の教育目標は「かしこく」「たくましく」「あたたかく」ですが、この中の「あたたかく」で目指す子供の姿の1つに「美しいものに感動する子」があります。今日の行事を通して「美しいものに感動する子」が増えるといいなあと考えています。 

5月12日(日) のびゆくこども集い

 本日、敷島小校庭で、「のびゆくこどものつどい」が行われました。この集いは、「健康で明るく育つ子供たちを祝福するとともに、子供たちがお互いに、楽しみ励まし合いながら様々な体験をすることにより、子供たちの健全育成を図ること」を目的としています。

 十数年前に自分の娘たちも城南地区の「のびゆくこどものつどいい」に参加していました。集いから帰ってくると得意げに「●●おじちゃんに、褒められた」とか「●●おばちゃんと一緒にゲームした」なんて話をしてくれました。そして、今でも当時の●●おじちゃんや●●おばちゃんに会うと、「地元に帰ってきたんだねえ」とか「ずいぶん立派になったわねえ」などと声をかけられると嬉しそうに話します。

 連合自治会長さんより「震災等からの復興が順調に進む地域は、地域内の横のつながりが保てている地域だそうです。今日の「のびゆくこどものつどい」は、そうした地域の横のつながりを保つうえでも、今後も大切に続けていきたいものです。」というご挨拶がありましたが、私もその通りだろうなあと思いました。

 体験活動が始まり、私は、子供たちと一緒にグランドゴルフや車いす体験をさせていただきました。また、地域の方ともたくさんお話をすることができました。

 敷島小が『目指す学校像』の一つに「地域の方が応援したくなる学校」を掲げていますが、本日の「のびゆくこどものつどい」に参加し、敷島小は、すでに地域の方からたくさん応援を受けていることが分かり、感謝の気持ちでいっぱいになりました。(さらに応援していただける方が増えるよう、本サイトで、日々の学校の様子をできる限り発信してまいります)

 のびゆく子どもつどいの開催にあたり、実行委員の皆様をはじめ、準備・運営に関わられた方々、ボランティアとして参加していただいた第三中学校の生徒の皆さんに大変お世話になりました。写真からも感じていただけると思いますが、参加した子供たちはとっても楽しい時間が過ごせ、また地域の方とのつながりも感じていたようでした。本当にありがとうございました。 

5月10日(金) 体育タイム

 今日の朝行事の「体育タイム」は、体力向上計画に位置付けられた取組の一つで、遊びの要素や競争の原理も取り入れ、毎回、楽しく体力づくりをしています。

令和5年度(昨年度)の敷島小の新体力テストの結果は、いくつかの種目は、前年度を上回ったものの男子では握力とシャトルラン、立ち幅跳び、ソフトボール投げが、女子では、長座体前屈すべての学年で、前年度の敷島小のデータを下回っていました。そこで、この新体力テストの結果を分析して体力向上計画を作成し、その計画にそって実践しています。

 令和6年度の新体力テストは、これから行いますが、昨年の新体力テスト以降に行った「体育タイム」の取組体育の授業の中での工夫(単元計画の工夫や課題となっている種目の補強運動を積極的に取り入れる)による成果が現れるか楽しみです。  

5月9日(木) にこにこ集会

敷島小学校には、「七つの心」の教えがあります。これは昭和58年4月に学校とPTAとが協力して、子どもたちの豊かな心の育成を願い作られたものです。(当サイトのトップページに『敷島小「7つの心」』へのリンクあり)

 敷島小では、この「7つの心」についてのポスターを作成し校内に掲示したり、運営委員さんが全校に呼びかけたり、道徳の時間に読み物資料と関連する「心」について考えたり、普段の教育活動の中で折に触れ、担任から関連する「心」についてお話をしたりしています。

今日は朝活動の「にこにこ集会」では、運営委員さんが中心となり、1学期の大切にしたい「7つの心」として4・5月「おはようございます」という明るい心 6・7月「はい」という素直な心 について具体的な場面をスクリーンに映しながら、どのように行動したらよいかをみんなで考えました。 

5月8日(水) 教育面談

5月7日から16日まで教育相談が行われています。保護者の皆様方には、大変お忙しい中、ご対応いただきありがとうございます。

入学、進級して、約1か月。教室や校庭での子供の様子を見ていると、すっかり新しい学校やクラス、先生に慣れた児童もいれば、まだ少し緊張気味の児童もいるようです。

子供たちのよりよい成長のためには、お子さんを正しく理解していくことが大切だと考えております。そして日々成長していく子供を正しく理解するためには、学校と家庭の連携が大切であると考えています。

教育面談が、学校・家庭の両方にとって、お子さんの理解を深める場になればと職員一同考えています

わたし自身は、二人の子の親ですが、子供が学生であった頃は、小中高それぞれの段階で悩みや不安がありました。自分の職業柄、担任の先生に相談するのをためらってしまったこともありましたが、学校にお話をしてよかったこともたくさんありました。そんなときに先輩の先生に「子育ては、いつだってぶっつけ本番。悩んで当たり前。失敗して当たり前」と言われ、救われた気持ちになったのを思い出します。

もし、ご不安な点やご心配な点がございましたら、抱え込まず、学校にご相談ください。内容に応じて担任が対応したり、校内で情報を共有し、組織で対応したりしていきます。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

5月7日(火) ボランティアさんによる「読み聞かせ」

5月7日(火)の朝行事の時間にボランティアさんによる「読み聞かせ」がありました。「読み聞かせ」というと、入学前の字の読めない子供に絵本などを読んであげることのイメージがありますが、実は、読み聞かせは、小学生でも得られる効果は高いのです。

小学生になると「ひらがな」や簡単な漢字が読めるようになり、ふりがなが振ってある児童書などは1人でどんどん読めるようになります。しかし、子供は文字が多くなると、漢字や単語の意味を考えながら読むため、目的が読み進めることに集中し、ストーリーや内容を見失ってしまうことがあるのです。

読み聞かせでは、聞くことに集中することで、話の内容をより理解でき、また物語であれば、その場面を想像しやすく、作品を楽しめるようになります。

今日の「読み聞かせ」でも、みんなとっても集中して、ボランティアさんの抑揚のある、とっても上手な読み聞かせに耳を傾けていました。(児童の皆さんは、音読の時の参考にしてほしいです。)

読み聞かせボランティアさんのあたたかい支援や優しい思いに支えられ、敷島小の教育活動が充実していることを強く感じ、感謝の気持ちでいっぱいになりました。 本当にありがとうございます。

読み聞かせボランティアさんを募集!!

 敷島小学校では、現在この読み聞かせボランティアさんを募集しております。月に1度、朝8:20~およそ20分間各教室で読み聞かせを行います。ボランティアなので謝礼は出ませんが、市でボランティア保険には、加入しております。ご興味がある方は、見学もできますので、敷島小までご連絡ください。 

5月2日(木) 児童集会(委員長紹介)

朝活動の児童集会で委員長紹介が行われました。

集会が始まる少し前に、体育館に行って見ると、司会の2人と委員長さんが体育館に来て発表の練習を始めていました。どの子もちょっと緊張した様子で、原稿を何度も何度も読み返していました。よく見てみると、持ち込んだ原稿から目を離し、一生懸命に原稿を暗記しようと頑張っている子もいました。

そうこうしていると、全校児童が体育館にそろい、本番がスタート。

運営委員の2人が司会をして、専門委員会の委員長さんが、仕事の内容を説明したり、みんなに協力してほしいことなどを伝えたりしました。

どの委員会の委員長も練習した通り、しっかりとした態度で発表ができていました。原稿を暗記していた子のうち何人かは、本番も原稿を見ずに発表ができました。また、初めは、暗記して順調にスタートしたけれど、緊張してしまい途中から原稿を見ながらの発表に切り替えた子もいました。

発表後、担当の先生からお褒めの言葉をもらった子供たちの「ほっとした笑顔」と「誇らしそうな表情」がとても印象的でした。 

5月1日(水) 1年生「学級活動」係決め

1年生の教室では、学級活動で「係決め」をしていました。

学級活動では、「学級生活の充実や向上のため、児童が主体的に組織をつくり、役割を自覚しながら仕事を分担して協力し合い実践する」という内容を扱うことになっています。これにより、各クラスでは、必要な係を考え、仕事を分担して活動しています。

1年の担任の先生から、「どれか一つ、係を選んで全員が入ること」、「どの係にも責任があること」などのお話がありました。すると「ちゃんと係の仕事がやれるか心配?」という子がいたので、先生から「はじめての係活動なので、慣れるまでは先生が手伝うから、安心してくださいね」とお話がありました。

これから始まる係活動を通して「友達と協力しながら活動するうえで必要となる資質能力」「学級をよりよくするための課題を見つける力」などを育てていきたいと思います。