「どんな敷島小にしたいかを子供たちと考える」 朝礼 5月30日(金)
今日の朝礼では、子どもたちと一緒に「どんな敷島小にしたいか」について、朝のあいさつの場面を再現し、自分の朝の行動を振り返りながら考えました。音楽の先生の協力を得て、4つの寸劇を演じました。
1番:お互い無言で、うつむきがちに肩を丸め、目も合わせずにすれ違い、声もかけずに通り過ぎる。
2番:音楽の先生だけが「おはよう」と元気にあいさつし、校長先生は目を合わせるものの、あいさつを返さずに通り過ぎる。音楽の先生はすれ違いざまに振り返り、首をかしげる。
3番:音楽の先生だけが「おはよう」と元気にあいさつし、校長先生は目を合わせるものの、あいさつを返さずに通り過ぎる。
4番:お互いに明るく「おはよう、◇◇さん」「〇〇さん、おはよう、元気〜」と笑顔であいさつし合い、通り過ぎる。
寸劇を見た後に、「どのような学校にしたいか? それを選んだ理由は何か?」を5年生、6年生の児童に尋ねました。子どもたちは全員、4番のような学校にしたいと答えました。その理由は「明るい気持ちになる」「自分も相手も元気になる」でした。
次に、朝起きて家族に「おはよう」と挨拶ができたか。元気よく友達にあいさつができたなど、自分のあいさつを振り返りました。
最後に、「あいさつには、相手も元気にして、自分も元気になるという不思議な力があること」「〇〇さん、おはよう!」と名前を入れて笑顔であいさつしていると、その友達と自然と仲良くなれる不思議な力があること」を補足し、話を締めくくりました。
来週の6月3日から、敷島小ではあいさつ運動が始まります。「あいさつと笑顔がいっぱいの敷島小」になってほしいと思います。
「地域、保護者の皆様に支えられて」 5月29日(木)
朝の子どもたちの登下校の様子です。敷島小の子どもたちの安全な登下校は、たくさんの保護者や地域の皆様に支えていただいています。
子どもたちの安全な登校を支えてくださっている方の中に、交通指導員の方がいらっしゃいます。暑い日も寒い日も、風の強い日も雨の日も、子どもたちの安全を見守ってくださっています。そんな交通指導員の方の一人が、つい先日体調を崩されて、何日かお休みされたことがありました。体調を崩しお休みされるという連絡を受けて、大変心配しておりました。その後、回復されて再びお世話になる時に、わざわざ学校にご挨拶に来てくださり「ご迷惑をおかけしました。回復したので、明日から再開します。元気な子どもたちの挨拶から自分も元気をもらい、それがやりがいとなっているので、もうしばらく続けようと思います」とお話をいただきました。ご高齢でもありましたので「そろそろ、引退を考えている」というお話になるのかと勝手に想像しておりましたので、学校や子どもたちへの思いに感動しました。
また、朝の登校を支えていただいている活動に、PTA会員による「朝の旗振り」があります。PTAの校外部の方が中心となり、当番表を作成し、それに従ってPTA会員の皆様に活動をしていただいています。PTAの校外部の皆さんにとっては、役割とはいえ当番表の作成は時間のかかる大変な作業であると思うので感謝しております。また、朝の旗振りについても、仕事や家事、育児でお忙しい時間帯に、毎日多くの方にご協力をいただいており、本当にありがたく思っています。
下校指導でも、国道17号や東部バイパスの横断の際には、地域のボランティアの方々にご支援いただいています。このボランティアの方々の多くは、ご自身のご家族が敷島小に通っているわけではありません。地元の学校の子どものためにという思いから、ご支援をいただいています。
4月、5月は、県内の交通事故の発生件数が多い月のため、交通事故を心配しています。そのため学校では、安全な登下校ができるように、1年生の見送り下校や集団下校指導、自転車乗り方教室などを通して子どもたちに交通指導を行っていますが、これまでに紹介した様々な方々の愛情あふれる思いに支えられて、敷島小学校の登下校中の交通事故は、0件です。これは、敷島小学校の自慢の1つです。
「プロの指導で 野菜の苗植え!」生活科 2年1組 5月28日(水)
本日、晴天の下、2年生が生活科の学習でミニトマト・きゅうり・ナス・オクラ・サツマイモの苗を植えました。2年生の生活科では「みんなで協力しておいしい野菜を育てよう!!」をテーマに、野菜の苗の植え付けを行い、水やりや草むしりといった世話や、成長記録の作成を通して、野菜が育つ場所や成長の様子に関心を持って働きかけたり、命があることや成長していることに気付いたり、生き物への親しみを持って大切に育てようとする心情が育つように指導していきます。
活動にあたっては、ヒザワ種苗株式会社の方お二人が、強力な助っ人として来校し、手伝ってくださいました。子供たちの活動前にお二人で畝づくりを行い、活動後には支柱立てや網張りなどを丁寧に行ってくださる様子から、植物に対する愛情が伝わってきました。ヒザワ種苗様は、長年にわたり市内の小学校を対象に野菜の植え付けや収穫の指導にご協力いただいている会社で、子供たちにもわかりやすい説明と、担任だけでは、伝えきれない野菜の育て方のノウハウを提供してくださいます。
ヒザワ種苗様は、創立50年を超える会社で、HPに掲載されている代表取締役様のあいさつにある「100年後のためには人を育てろ」「食の原点『一粒のタネ』を大切に皆様に社会貢献したい!」という言葉は、教育に携わる私たちの思いとも重なり、深く感銘を受けました。
苗を植えているとき、楽しそうに活動する子供たちの様子を見ていると、「もうトマトの赤ちゃんができている。見て~」「おいしいサツマイモできるかな」「毎日忘れずに水やりをしなきゃいけないから大変」など、うれしそうに声を掛けられ、生活科の目標に着実に近づいていることを感じ、心からうれしくなりました。
ヒザワ種苗株式会社の皆様、本日は大変お世話になりました。ありがとうございました。
「目指す授業のための手立てを交流!!」 第2回校内研修 5月26日(月)
放課後に 実施された第2回校内研修の様子です。今年度の校内研修のスローガンは、「全員参加(全員がInputとOutputを繰り返す)」「教科横断的に取り組める研修内容」「成功例と失敗例を共有しながら効果的な手立てを探る」です。全員が発言できるよう、グループに分かれて話し合ったり、緊張をほぐして話し合いやすくするためにアイスブレイクを取り入れるようにしています。
今日のアイスブレイクは、「①今の自分を漢字1文字で表すと…」「②敷島小の子どもたちを漢字1文字で表すと…」というものでした。特に①では、参加者が自虐的な漢字1文字を選び、各班とも大いに盛り上がっていました。
アイスブレイクで場が温まったところで、前回の意見交換から生まれた今年度の研修主題「自ら考え、自ら動き出す児童の育成」について、自分の学年やクラス、実践したい教科領域に落とし込んで考えました。そして、1年後の子どもの姿を具体的に描き、それを実現するための手立てを考えて、グループごとに交流しました。
アイスブレイクが功を奏し、どのグループも熱心な話し合いが行われました。「自分で『めあて』を決めたり、自分のめあてを複数の中から選んだりする」「子どもの振り返りから次の授業のめあてをつくる」「活動の中から学習問題をつくる」「問題解決的な学習のパターンを繰り返す」など、具体的で効果の高そうな手立てについて、終了時間を忘れるほど、意見が次々と出されました。
「始動! クラスレク」 2年1組 5月26日(月)
休み時間が始まると、2年1組の担任の先生と子供たちが校庭に足で線を書いていました。子供たちに「これから何が始まるの?」と尋ねると、「クラスレクリエーションでドッジボールをするんだ」と教えてくれました。 2年1組では、レク係が中心となり、昼休みにクラス全員が参加するレクリエーションを行っています。クラスレクリエーションは、楽しく充実した学級生活を送るために係の子が中心となって行う大切な活動です。
クラス全員が参加するドッジボールとなると、球技の得意な子も苦手な子もいるため、全員が楽しめるようにする工夫が必要です。2年1組の子供たちは、ねらう相手によってボールの速さを変えたり、「投げな!」とドッジボールが苦手な女の子にボールをパスしたりと工夫しながら全員で昼休みを楽しんでいました。
「広瀬川河畔緑の少年団 総会」 5月24日(土)
「広瀬川河畔 緑の少年団 総会」が、5月24日(土)7:30より、広瀬川河畔の朔太郎橋の上で開催されました。この団は、「緑に親しみ、緑を愛し、これを育てつつ、健全な心身を養い、互いに力を合わせて社会のために役立つ自主的な活動をすること」を目的としています。
本日の総会には、広瀬川流域の 自治会長さんをはじめ、県議会議員さん、市議会議員さん、桃井小、敷島小、城東小、附属小の校長や地域の子供たちが、参加し、行われました。
参加してくれた子供たちは、風鈴作りに挑戦して、できた風鈴を木々の枝に取り付けて、新緑の枝揺れる広瀬川に彩りを添えました。
「洪水を想定した避難訓練」 5時間目 5月23日(金)
本日14:00より洪水を想定した避難訓練を行いました。
学校管理下における大きな災害時の対応では、児童の安全確保とともに安全な下校の確保が必要となります。そこで、今回は、利根川の洪水を想定した避難訓練を保護者のお迎え(自動車と徒歩・自転車) により実施しました。
年度初めの第1回の職員会議で「子供の生命・心身の安全確保は、何事にも優先する」ことを学校経営上の重点として職員全員で確認しました。
万が一、災害が起きてしまった時には、今回の訓練を基本とした引き渡しを行う予定でおりますが、大地震などの場合は、臨機応変の対応が求められる場合があります。その際は「すぐーる」や「敷島小Googleサイト」で適宜情報を発信しますので、確認をよろしくお願いします。
保護者の皆様のご協力により、混乱等もなくスムーズな引き渡しを行うことができました。大変お忙しい中ご理解ご協力をいただきまして、ありがとうございました。
「1年生と遊ぶ優しい6年生」 昼休みの校庭 5月22日(木)
敷島小の昼休みは、いつも元気いっぱいの子供たちであふれています。
学年ごとに仲の良い友達を誘ってサッカーをしたり、ドッジボールをしたり、ブランコに乗ったりと、思い思いに昼休みを楽しんでいます。
そんな様子を見ながら校庭を歩いていると、6年生が1年生と遊んであげる姿がありました。これは、敷島小の特徴と一つではないかと思います。写真のように1年生は、6年生に手をつないでもらって、とっても嬉しそうです。「校長先生、1年生に捕まっちゃいました」と訴える6年生の男の子もまんざらではない顔です。タイヤ飛びの近くでは、6年生の女の子2人組が、1年生と一緒に「ダルマさんが転んだ」をしています。「鬼が振り向く前に、そっと止まるんだよ」と1年生に優しく教えてあげています。
毎年休み時間に見られるこの微笑ましい光景を見て、敷島小の伝統を感じました。
「聞いて、考えを深めよう」 6年2組 国語 5月21日(水)
今、6年生は、国語で、「敷島小の良いところを考えて、そこにはどんな人が、どんな思いや考えをもち関わっているのかを考え、話を聞く人を決めて、インタビューをして、それを班ごとにまとめて発表し合う」という授業をしています。今日は、事務職員、3年1組の担任、用務技士さんなど様々な職員にインタビューが行われました。
私も他の職員同様にインタビューを受けました。「本日はお忙しい中、時間を割いていただきありがとうございます」と班の代表がかしこまった挨拶から私へのインタビューが始まりました。「どうして教師という道を選んだのですか?」「校長先生は、普段どんな仕事をしていますか?」「毎朝、どんな気持ちで子供たちとジャンケンをしていますか?」などの質問をうけました。そして、私の回答に対して、追加の質問をしたり、自分の考えを話してくれたりしました。その間も質問者以外は一生懸命メモを取っていました。
すべてのインタビューが終わると「本日は誠にありがとうございました。校長先生のことをよく知ることができました。これからもよろしくお願いします」と丁寧なあいさつをしてくれました。初めと終わりの挨拶もインタビュー内容も態度も、とても立派だったので、「さすが敷島小の最高学年だな」と思いました。この後行われるインタビューした内容をお互いに伝えあう授業も見に行こうと思います。
「劇的ビフォ→アフター」 5・6年プール清掃 5月20日(火)
5月13日に3・4年生から始ったプール清掃のバトンが、今日5・6年生へとつながり、プール清掃は終了しました。作業前と作業後のプールを比べると、あまりの美しさに思わずあの有名なセリフとメロディーが頭の中に流れてきました。♫「なんということでしょう!!苔や泥であんなに汚れていたプールが、見事に生まれ変わりました。」♫
2校時が始まると、担当の先生から清掃方法について説明があり、作業開始の合図とともに臆することなく汚れているプールに入って行き、どんどん作業に取り掛かります。プールの底の汚れた部分を見つけてはブラシでゴシゴシ、プールの壁面の汚れを見つけては、スポンジでキュッキュッとこすってきれいに仕上げていく様子は、本当に頼もしく思えました。なかなか落ちてくれないこびりついた汚れもありましたが、友達同士で、知恵を出し合い、協力し、みるみる美しくなりました。
私は、一度校舎に戻り各教室の様子を見て、3校時に再度プールを見に行くと、子供たちが「見て!見て!!すごーくきれいになったでしょう!」と誇らしげに報告をしてくれました。そんな会話や3~6年生の一生懸命にプール清掃に取り組む姿から、本校の目指す児童像「人の役に立つことを進んで行う子」や「根気強く頑張りのきく子」が、育ってきていると感じ、私自身もとてもうれしくなりました。ホースから出る冷たい水が、時折手足にかかり、太陽がキラキラと反射すると、子供たちから笑顔がこぼれ、とっても気持ちよさそうでした。夏は、すぐそこまで来ているようです。
「未来のわたし」 6年1組 図工 5月19日(月)
6年1組では、図工で「未来のわたし」という、自分の将来の姿を紙粘土を使って立体的に表現する授業をしています。「ソングライター」「サッカー選手」「学校の先生」「お母さん」など、自分の将来に思いをはせ、アイデアスケッチをもとに、自分の将来の姿の一瞬を切り取って形にしていきます。
歌を歌っている場面、オーバーヘッドキックの場面、教壇の前で授業をしている場面など、思い思いに自分の未来の姿の瞬間が紙粘土で形になりつつありました。立体作品のもとになっているアイデアスケッチをのぞかせてもらうと、自分の夢を熱く語ってくれた子もいれば、夢に自信が持てないのかアイデアスケッチを恥ずかしそうに隠そうとする子もいました。しかし、どちらのタイプの子も、制作中は真剣で、どこか楽しそうでした。そんな様子を見ていると、子供の頃の自分の姿と重なり「思いさえあれば、何者にもなることができるよ」と声を掛けたくなりました.。
「Rock-paper-scissors!」 3年1組 外国語活動 5月16日(金)
3年1組の教室ではMES(前橋イングリッシュサポーター)の先生と担任の先生が、外国語活動の授業をしています。Today’s Goalは「1~20の言い方に慣れよう」で、前の時間に学習した1~20の英語での言い方を復習し、その言い方をいろいろな場面で活用していました。
はじめに、数字がたくさん出てくる「10 Steps」という歌を歌い、徐々に再生速度を早くして、スムーズな発音を目指します。その後、隣同士でジャンケンをして、その結果を伝えあう活動で数字の言い方に慣れさせていきます。
高学年の外国語の授業と外国語活動が大きく異なるのは、外国語活動は、外国語の音声や基本的な表現に慣れ親しみ、外国語でのコミュニケーションの楽しさを体験する.ことを主な目的としているところです。
子供たちは、コミュニケーション活動で大切にしている4つの観点「Smile」「Eye Contact」「Clear Voice」「Gesture」を意識しながら「Rock-paper-scissors!」と声を掛け合い、外国語でのコミュニケーションを楽しんでいました。
「よっしゃー!!できたー!」 5年 林間学校 赤城アドベンチャープログラム 5月16日(金)
2日目の最後の活動「赤城アドベンチャープログラム」が始まりました。このプログラムは、設定された課題をグループで解決していく中で、人とのかかわりで大切なものに気付き、活動を通して信頼関係を深めることを目的にしています。
例えば、円筒を半分にきった雨樋のようなものを1人1本ずつ持ち、卓球の球をゴールまで上手に転がしながら、つないでいくゲーム。この一見簡単そうに見えるけれど、いざやってみると声がけをして、息を合わせないと絶対に成功しないゲームにみんな夢中です。「ゆっくり、ゆっくり」「間をあけるなー!」と声を掛け合い、数回目にして、やっと卓球の球をゴールまで運べると、思わず「よっしゃー!!できたー!」と大きな歓声が上がりました。
「おはよう!!」 5年 林間学校 朝の集い 5月16日(金)
子供たちは、朝の6時に起床し、部屋ごとに協力して、布団をたたんで、シーツと枕カバーを片付け、部屋のお掃除をします。室長と掃除係が、点検シートを片手にチェックして、先生に報告。7時からは、茨城県から来ている学校の生徒と四葉中等教育学校の生徒と一緒に、広場にて「朝の集い」を行いました。少し気温が低く、それによって空気のきれいさが際立ち、気持ちのよい朝でした。
「燃えろよ、燃えろ!!」 5年 林間学校 キャンプファイヤー 5月15日(木)
林間学校の活動の中で、最も楽しいイベントの1つであるキャンプファイヤーが始まりました。キャンプファイヤーの「ねらい」は、「自然の中で過ごす夜に、火のぬくもりを感じながら仲間との絆を深め、1日の活動の振り返る」です。
火の神の登場に、子供たちは「誰?誰?」と小声で聞き合っています。火の神が、子供たちに火を分け与え、そして5人で点火をすると組みあがった薪が、燃え上がっていきます。それを合図に、レクリエーションの開始です。
青少年自然の家のスタッフのグミさんが、言葉巧みに用意してくれたレクリエーションを次々と展開し、キャンプファイヤーの徐々に大きく燃え上がっていく炎と一緒に、子供たちはどんどん盛り上がり、楽しい時間となりました。グミさん、本当にありがとうございました。
「いっただっきまーす!!」 5年 林間学校 夕食 5月15日(木)
17:30から食堂でバイキング形式の夕食です。いつもの夕食より早い時間ですが、昼間にたくさん活動したのでお腹はペコペコのようです。「ココの焼きそば、超おいしい!!」「サラダを3回もお替りしちゃった!」「ご飯をいつもよりたくさん食べちゃった!」と、みんな夕食をモリモリ食べていました。「友達と一緒」という「特別な調味料」が、効いているようです。
「森のパワーを探せ!!」 5年 林間学校 自然体験 5月15日(木)
1日目の午後は、講師の先生からアドバイスを受けながらグループごとに協力し合い、与えられたキーワードをたよりに、「森のパワー」を探しながら森を散策しました。森の存在は知っていても、森がもつ機能にまでは気づいていなかった子供たちが、「なるほど!」「たしかに!」「そうかも!」とつぶやいていました。
「見て!見て!」 5年 林間学校 勾玉づくり 5月15日(木)
林間1日目の午前中、古代人のアクセサリー「勾玉づくり」に挑戦しました。前橋市教育委員会文化財保護課から講師をお招きし、古代人に思いをはせながら、「石」を自分の好きな形に「やすり」で削り、世界に一つだけのオリジナル勾玉が完成しました。 やっと完成したオリジナル勾玉の出来に、思わず「見て!見て!」と自慢したくなりました。
「いってきまーす!!」 5年 林間学校 出発式 5月15日(木)
木の部屋で、林間学校実行委員さんの司会で出発式が行われました。友達と二日間もずっと一緒に過ごせる林間学校のスタートです。それぞれのクラスで十分に事前学習は終えました。約束を守り、自分の役割を果たし、みんなで力を合わして最高の思い出を作ってほしいと願っています。
水のまち 前橋 ~広瀬川を前橋のシンボルとして残していくために~ 4年1組 総合的な学習の時間 5月14日(水)
4年生は、総合的な学習の時間で「水のまち 前橋 ~広瀬川を前橋のシンボルとして残していくために~」の学習がスタートしています。今日は、実際に広瀬川の遊歩道を歩き、どのように整備されているか、どんなものがあるかなどを現地調査するため、子供たちはタブレットをもって校外学習に出かけました。
この単元の探究的な活動を通して、広瀬川周辺の現状や課題を知り、その改善策や解決策を考えるとともに、地域に残る豊かな自然を後世につなごうとする意識を高められるようにします。また、本やインターネットを使って調べる活動の中で、検索する技術、複数のサイトを見比べて正しい情報を得る力、写真の加工技術、集めた情報を分かりやすくまとめる力を高めます。子供たちは、各々のタブレットでたくさんの情報を写真で記録していました。
地域ボランティアによる読み聞かせ 朝活動 5月13日(火)
5月13日(火)の朝の行事の時間に、ボランティアの方による「読み聞かせ」がありました。「読み聞かせ」と聞くと、入学前のまだ字の読めない子どもに絵本などを読んであげるイメージがありますが、実は文字の読めるようになたった小学生にも大きな効果があります。
小学生になると、ひらがなや簡単な漢字が読めるようになり、ふりがなが振られた児童書などは、自分でどんどん読めるようになります。しかし、子どもは文字数が多くなると、漢字や単語の意味を考えながら読むため、読むことに集中しすぎてしまい、ストーリーや内容を十分に把握できないことがあります。読み聞かせでは、聞くことに集中することで話の内容をより深く理解でき、また、物語であれば場面を想像しやすくなり、作品を楽しむことができます。今日の「読み聞かせ」では、抑揚をつけ上手に朗読をするボランティアの方に、みんなが集中して耳を傾けていました。(児童のみなさんには、国語の音読の参考にしてほしいと思います。)
敷島小では、目指す学校像の一つに「地域の方が応援したくなる学校」を掲げていますが、読み聞かせボランティアの方々の温かい支援や優しい思いに支えられ、敷島小の教育活動が充実していることを改めて実感し、感謝の気持ちでいっぱいになりました。
本当にありがとうございます。
「林間学校に向けて」 5年1組 学級活動 5月12日(月)
5年生は、5月15日(木)から国立赤城青少年交流の家で1泊2日の林間学校を行います。これが小学校生活で初めての集団宿泊生活となります。林間学校では、望ましい人間関係を築く態度を育成するとともに、予定されている活動を通して、規律や協同、自主自立の大切さを学びます。また、赤城周辺の地理や自然、環境の様子に関心をもたせ、理科や社会、総合的な学習の時間等の学習に役立てます。
子供たちの林間学校に向けての準備もいよいよ終盤を迎え、5年1組の学級活動の時間は、最終チェックとして、子供たちからの細かな質問に担任の先生が答えていました。林間学校では、日程表に従って、子供たちが時間を見て、自分たちで判断し、主体的に行動できるようになってほしいと思っています。5年の子供たちは、家族旅行やツアー旅行の経験が多いため「先生、次は何をするの?」「先生、この後どこに行けばいい?」「先生、これ、どうしたらいい?」と先生に頼りきった林間学校になりがちです。だからと言って先生が、1~10まで説明しても、右から左に聞き流されてしまいます。そこで、今日のように日程表をよく読ませ、実際の動きを想像させて、理解できていないところを考えさせ、質問させることで、子供たちの主体的な行動を引き出していきます。
子供たちからは、「先生、朝起きられないかも?その場合どうなりますか?」「風呂は、全員が入るのですか?」など一見些細な質問ですが、子供にとっては一大事となる具体的な質問がありました。「もし、起きられなかったら、先生が起こしてあげるから大丈夫だよ。でも、ほとんどの子は、起床時間より早く目が覚めてしまうみたいだよ。」「特別な事情がある時には、個別に相談してね。特にない人は、体を衛生的に保つ意味からも、みんなお風呂に入ろうね」と優しく先生が答えてくれました。
自分たちで林間学校をつくりあげたという経験と初めて友達と一緒に風呂に入って、一緒に寝て、一緒に起きて、一緒にご飯を食べたという経験は、何十年たっても忘れない思い出になると思います。学校集合から解散時刻までの29時間50分の林間学校は、教職員にとっては本当に大変な業務となりますが、活動を通して子供たちの成長が実感できる、大きな価値をもつ学校行事の1つです。
敷島小地区「のびゆくこどもの集い」 5月11日(日)
本日、敷島小校庭で、「のびゆくこどものつどい」が行われました。
「のびゆくこどものつどい」は、市内全23地区で、地域・家庭・学校の連携・協働の大切さと、こどもたちを地域で育てるという気運を醸成することを目的とし開催されています。また、各地区の社会福祉協議会が実施している「ふれあいの広場」と合同で開催されており、地域力の向上や世代間交流、ボランティア活動への理解につながっています。
現在、子供たちを取り巻く環境は、無機質なバーチャルな体験があふれていますが、「のびゆく子どものつどい」は、子供たちの直接体験の場であるとともに、この体験を通して「地域の温かさ」や「人とのつながり」を感じる場であると思っています。
私も子供たちと一緒に、起震車による地震体験やグランドゴルフ、車いす体験などをさせていただきました。私も子供たちも、体験を通してたくさんの地域の方とお話をすることができました。
敷島小では、『目指す学校像』の一つに「地域の方が応援したくなる学校」を掲げさせていただいていますが、すでに地域の方から子供たちへの教育のためにたくさんの応援を頂いていることを実感し、感謝の気持ちでいっぱいになりました。
「のびゆく子どもつどい」の開催にあたっては、実行委員の皆様をはじめ、自治会、こども育成会、社会福祉協議会、体育協会、老人クラブ連合会、三中地区青少年健全育成会、敷島小PTAの方々、ボランティアとして参加してくれた第三中学校の生徒の皆さんに大変お世話になりました。また、ご後援いただいた前橋市内ロータリークラブ・ライオンズクラブにも感謝申し上げます。
掲載しました写真からも感じていただけると思いますが、参加した子供たちはとっても楽しい時間が過ごせ、敷島地区の温かさを肌で感じていたようでした。本当にありがとうございました。こうした人の温かさに触れて、気持ちの優しい子が育つと思っています。
また、公務御多忙の中、前橋市教育委員会 吉川教育長様をはじめ、生涯学習課長様、市議会議員の岸川様にもご参加いただきました。大変お世話になりました。ありがとうございました。
「七つの心」 にこにこ集会 5月9日(金)
敷島小学校には、学校文化として引き継いでいる「七つの心」という名の教えがあります。これは昭和58年4月に学校とPTAとが協力して、子どもたちの豊かな心の育成を願い作られたものです。
敷島小では、この「7つの心」のポスターを作成し校内に掲示したり、運営委員が全校児童に呼びかけたり、道徳の時間に読み物資料と関連すを考えたり、日頃の学校生活の中で折に触れ、関連する「7つの心」について担任がお話をしたりしています。
今日は朝活動の「にこにこ集会」では、運営委員さんが中心となり、1学期に大切にしたい「7つの心」として4・5月「おはようございます」という「明るい心」、6・7月「はい」という「素直な心」について具体的な場面をスクリーンに映しながら、どのように行動したらよいか、みんなで考えました。
敷島小の南側の道路は、「あいさつ通り」と名づけられており、敷島小の子供たちも附属小・中に通う子供たちも、三中に通う生徒たちも、みんなで「おはようございます」と元気に挨拶をしています。朝、見送り等でこの道を通る時ことがございましたら、ご協力をお願いいたします。
「まぼろしの花」 4年1組 図工 5月8日(木)
4年1組の2時間続きの図工の授業にお邪魔しました。子供たちは、自分オリジナルの「まぼろしの花」づくりに夢中です。色のついたカードを切って花びらをつくり、それを台紙に糊で張り付け、その台紙に茎や葉を絵の具で色付けをして、紙粘土を使ってめしべや種子をつくって貼り付け「まぼろしの花」を完成させます。
この授業は「造形的な良さや面白さ、表したい事、表し方などについて考え、豊かに発想や構想をしたり、身近にある作品などから、自分の見方や感じ方を広げたりすることができるようにする」ことが主な「ねらい」です。
子供たちのオリジナリティーたっぷりの作品を見ていると、豊かに発想したり構想したりすることを楽しんでいることが分かります。また、花びらに注目して見ると、3年生までに学習したスパッタリングや絵の具のぼかしなどの技法を生かしている子もいます。中には、細く切った紙を組み合わせることでカーネーションを模した花を作っている子もいます。素晴らしいアイデアだと思います。こうした友達の作品からアイデアを得て、自分の作品にも生かそうとしている子もいます。
4年生の図工の授業を見ていると、忘れていた「オリジナルの作品をつくりだす喜び」が、かつて自分にもあったことを思い出しました。また、この授業中の姿に敷島小の目指す児童像の1つ「豊かな創造性をもつ子」が、育ってきていることを感じました。
「Can you ~?」 6年2組 外国語 5月7日(水)
6年2組の外国語の授業です。敷島小では、この4月に新しいALT(Assistant Language Teacher)を迎えました。6年生の外国語の授業は、週2回ありますが、そのうちの1回は、ALTが中心になって授業を進めてくれます。今年からお世話になっているALTは、日本語もかなり堪能ですが、授業中は、子供たちが英語の音声に十分慣れ親しめるよう、説明や指示がほぼ英語で行われます。そのため子供たちは、ALTの言っている内容を理解しようと頭をフル回転させています。
今勉強している単元のGoalは、「自分の興味関心を伝えるために内容を整理して自己紹介をすることができる」です。そのために前の時間までに「世界の国の名前の言い方」や「出身国や住んでいるところの言い方」を学んできました。そして今日は「得意なことや興味のあることを尋ねたり答えたりする方法」を学んでいます。初めにクラス全体で会話練習をして、次にペアになって繰り返し練習していきます。ペアになると間違った尋ね方や発音に気付きやすくなるため、友達が教えてくれたり、回ってきた先生が注意したりしています。
今日の授業の後半は、習ったことを使って「Battle Ship」というゲームに取り組みました。20マスに書かれた単語の中から相手が印を付けた単語の位置を推理しながら当てるゲームです。「このマスが当たりならば、きっとこのマスも印がついているはず!!」と推理を働かせて「Can you ~?」と流暢に質問をしています。ゲームの楽しさに夢中になり、英語で質問することのハードルが下がっているようでした。
「新リーダーのデビュー」 児童集会 5月2日(金)
今日は、各委員会の委員長さんが全校の前で、初めて活動内容等を紹介する児童集会です。委員会の委員長 さんは、他の児童より早く集まり、手持ちの原稿を見ながら最終チェックをしています。そんな委員長さんに「200人の前に立って話をするのは、やっぱり緊張する?」と尋ねると、「知っている顔だから緊張しない」「ピアノの発表会より人数も少ないし、別に大丈夫!!」と頼もしい一言が返ってきました。
全校児童がそろうと、運営委員2人の司会で集会が始まります。各専門委員会の委員長さんは、専門委員の5・6年生を起立させ紹介するとともに、自己紹介をしてくれました。続いて委員会の仕事の内容を説明したり、みんなに協力してほしいことなどを伝えたりしました。
どの委員長さんもリハーサル通り、堂々とした態度で発表ができていました。中には、原稿を一切見ずに発表できたスーパー6年生もいました。児童集会が終わり、担当の先生からお褒めの言葉をもらった子供たちの「ほっとした笑顔」と「誇らしそうな表情」を見て、こうした経験を通してリーダーの資質は育まれていくのだなと感じました。
「教育相談はじまる」 全学年 5月1日(木)
4月30日から5月13日までの期間で、各教室で教育相談が行われています。保護者の皆様方におかれましては、大変お忙しい中、ご対応いただきありがとうございます。
入学、進級して、約1か月が経ちました。教室での子供の様子を見ていると、すっかり新しい学校やクラスや新しい先生に慣れた児童もいれば、まだ少し緊張気味の児童もいるようです。
子供たちの成長をよりよく支援していくためには、お子さんの学習状況や行動面の特徴、発達段階などを情報交換して共通理解していくことが大切だと考えています。教育面談が、学校・家庭の双方にとって児童理解を深める場の1つになればと考えています。
わたし自身も二人の子をもつ親ですが、子供が小中高生であった頃は、それぞれの段階で悩みや不安がありました。そんなときに先生に悩みを打ち明けると「子育ては、いつだってぶっつけ本番。悩んで当たり前。失敗して当たり前。子供と共に成長していくのが親」と言われ、肩の荷が少し軽くなったことがあったことを思い出します。もし、お子様のことでご心配な事等ございましたら、抱え込まず、学校にもご相談ください。担任が対応したり、校内で情報を共有し、組織で対応したりしていきます。