沖縄型デザイン人材の育成プログラム
プログラムは終了いたしました
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更新履歴情報
2022.1.4 第9回目研修の様子をアップいたしました
2021.12.25 第8回目 金谷氏公開セミナー、研修会の様子をアップいたしました
2021.12.23 第7回目研修会の様子をアップいたしました
2021.12.22 第6回目 大分研修3日目の様子をアップいたしました
2021.12.21 第5回目 大分研修2日目の様子をアップいたしました
2021.12.17 第4回目 大分研修1日目の様子をアップいたしました
2021.10.29 セメントプロデュースデザイン 金谷勉氏 デザイン講演会 参加者募集ページを公開しました
2021.10.29 第3回目研修の様子をアップいたしました
2021.10.29 第2回目研修の様子をアップいたしました
2021.09.25 第1回目研修の様子をアップいたしました
2021.07.22 プログラム説明会の様子をアップしました
ビジネスマインドを持って、ものづくり企業のパートナーとして「デザイン思考」を有効に発揮できる人材です。また、ユーザー目線を持ち、1つのアイデアに縛られることなく、観察、問題定義、仮説による検証を繰り返して、ビジネスの課題解決ができる人材を目標としています
研修の目的
新型コロナによる打撃を受けた沖縄の景気回復を後押しし、現代の“不確実な時代”を乗り越えるには、薄利の量を売るビジネスではなく、デザインを活かした付加価値の高い商品づくりが必要です。
これからのものづくり(製造業)には、創造性を活かした業界のイノベーションが求められてきます。そこで本事業は、デザイン思考を習得したいものづくり人材や、デザイン・クリエイター人材に対し、マーケティング力を高め、将来の市場予測を商品開発やデザインに活かして、経営者のパートナーになり得るスキルを育てます。国内でも第一線で活躍する著名なデザイナーやプロデューサーを講師としてお招きし、「デザイン思考」をビジネスに活用してイノベイティブな商品や新規性のあるビジネスモデルを生み出す能力を育てていく研修です。
研修内容 全11回の講座を通して下記のスキルを伸ばします
クライアント(経営者)の話を的確にヒアリングして、クライアントやエンドユーザーの潜在ニーズを把握する力を育てます。それをデザインや商品開発にどのように落し込んでいくか、企業目線で物事を考えられるように訓練していきます。
新型コロナ後の需要変化における情報収集をどのように着手すればよいか、また集めた情報を分析・活用のできるまでがマーケティングです。そのような情報収集のノウハウから活用方法まで学びます。
情報過多の現代においては、誰に何をどのように“伝えていくか”が重要です。どんなにいいモノを作っても伝わらなければ意味がありません。日々進化を続ける現代のプロモーションについて、学んでいきます。
本事業でご指導頂く講師の方々は全国でも話題となったイノベイティブな活動や商品開発、販路開拓など“ヒト・コト・モノ・カネ”を動かすエキスパートです。その活動のアイデアから、経過、結果まで詳しく教えて頂きます。
アイデアやデザインが良くても、それぞれがオリジナルのビジネスモデルを構築していかなければ、成功に近づくことはできません。デザインや商品をどのようにビジネス化していくか、ビジネスモデル構築は、ものづくり人材だけでなく、デザイナーやクリエイターにとっても必要な能力です。
※新型コロナの感染拡大状況によって、時期を判断します。
県外でデザイン・クリエイティブな先進活動を行っている機関へ訪問し、その活動の方法、企業課題を解決したノウハウやイノベーション活動を直接目で見て体験してもらいます。(渡航費用は無料)
(訪問候補先)「おおいたクリエイティブ実践カレッジ」
主催:大分県(商工労働部経営創造・金融課)
令和2年度運営:株式会社Barbara Pool
県内ものづくり企業の現状や潜在ニーズを学び、同時に県内企業4社の課題に対しデザインで解決するワークショップを行います。この4社に対してどういう提案を行うか、チームを作って取り組むことで実践を通してこれまでの学びを仕上げていきます。
後半は、講師の方々の力を借りて、デザインコンセプトに磨きをかけ、クライアントやエンドユーザーにとって有益なデザインや商品開発ができる人材を育てていきます。
1.応募条件
下記の(1)(2)のいずれか、及びa~cを満たすもの
(1)デザイン業務に関わり実務経験が3年以上を有する者。
(2)ものづくり企業などで、商品開発や企画営業などに従事し、デザインを活用した企画・提案の向上を求めている者。
a.沖縄県在住であること
b.研修の全日程に参加可能な者
c.ものづくり企業の課題に対して、積極的に解決提案へ取り組む意思があること
d.高い協調性と共に、チームリーダーとしての役割にも積極的に取り組めること
e.デジタル機器を使い、オンライン研修が受けられる環境があること
※企業に所属中に参加する者については、必要に応じて上長の許可をもらってください。
2.研修人数・期間・場所など
⑴ 募集人数:20名程度 (離島からの参加者を2名程度想定)
⑵ 募集期間:令和3年7月1日(木)~8月7日(土)
⑶ 研修期間:令和3年9月~令和4年1月(全11回)※日程は下記一覧を参照
⑷ 時間帯:原則 土曜日午後(13:00~18:00) ※最終回だけプレゼンのため10時~16時
⑸ 研修場所:KBC学園インターナショナルデザインアカデミー 沖縄県浦添市牧港1-60-14
※場所の都合により一部変更になる可能性もあります。
⑹ 研修費:研修への参加費、及び県外研修費については無料です。
但し、会場までの交通費は自費になります。(車でお越しの方には、可能な限り無料駐車場を用意しますが、用意できない場合は有料駐車場をご利用下さい)
⑺ 修了証:研修を全て受講し、かつ必要な知識・技能を習得したことが認められる等、一定の条件を満たした者に対し、内閣府特命大臣から修了証を交付します。
⑻ その他:新型コロナウイルス感染拡大等の社会情勢により研修内容の一部が変更になる可能性もあります。
令和3年度沖縄型産業中核人材育成事業 実施スケジュール
沖縄型デザイン人材育成プログラム
エントリーいただいた方々には8月17日付で選考結果について事前登録いただいたメール宛てに送信しています
選考結果が届いていない方は下記の「沖縄型デザイン人材の育成プログラム事務局」までご一報ください
沖縄型デザイン人材の育成プログラム事務局
098-942-6780 鈴木・大城
1.エントリーは下記フォームよりご記入ください
2.デザイン実績プロファイルの提出(任意):提出及び形式はJPG、PDF、Word、PowerPointのいずれかにまとめ、メールにて送信お願いします
※データに関しては軽いデータ(3MB以内)に関してはメール添付していただいて大丈夫ですが、それ以上の場合はデータ便、ギガファイル便などをご活用ください。ものづくりやサービスなどに従事されている方は自身が携われた業務内容がわかるビジュアル資料の提出でも可とします。
送付先メールアドレス:suzuki@ida.ac.jp
問い合わせ先:専修学校インターナショナルデザインアカデミー
担当:鈴木・大城
TEL098-942-6780 FAX098-942-6781
受付期間:令和3年7月1日(木)~8月7日(土)15:00まで
4、公募説明会について(終了いたしました)
対面での公募説明会
日時:7月22日(木) 11時~12時/場所:専修学校インターナショナルデザインアカデミー
※応募期間中は、随時メールや電話、来所での相談を受付けております。問い合わせ先へご連絡ください。
問い合わせ先098-942-6780
インターナショナルデザインアカデミー
鈴木・大城
7月22日に実施されました公募説明会の様子は下記動画をご覧ください
5、選考方法
審査会(書類審査):8月16日(月)
エントリーシート(プロファイル)を基に審査を行い、参加研修生を選定します。
審査結果通知(予定):令和3年8月17日(火)
※審査以前に必要に応じて、対面での面談や電話やメール、オンラインにてヒアリングをする場合があります。前もってご連絡いたしますので、その際にはご協力ください。
事業の実施(採択後)
(1)研修参加について
現在提示されている研修日は予定になります。新型コロナの影響や講師の都合により日程が変更になる場合もあります。前もって連絡しますので、調整の程宜しくお願いします。
(2)研修内での守秘義務
講義だけでなくワークショップ(WS)にも積極的にご参加ください。尚、研修内ではお互いのアイデア・デザインなどを開示頂きます。必要に応じて守秘義務も生じる可能性がありますので、ご協力ください。
(3)事業成果の報告義務
参加された方は、本事業修了後5年以内は、年1回程度アンケートによる現状の聞き取りをする場合があります。研修の成果調査のため、可能な範囲ご回答頂けますようお願いします。
(4)研修受講への積極性的姿勢について
研修生に関しては、定められた研修日全てに出席していただく必要があります。また研修内にはグループにて協議、発表の場を設けておりますので積極的な参画をお願いするとともに主催者判断よりチームの進行を妨げる行為などがあったと判断される場合は、指導が入る事があります。その上で改善が見込めない場合は、以降の研修参加を認めない場合もございます。
(お願い)コロナウイルス感染拡大の影響による変更の可能性について
今年度は新型コロナウイルス感染の影響により、研修内容、県外研修、講師招聘などが、中止もしくは変更になる可能性があります。当事業の目的・目標は代替案にて対応しますので、スケジュールや内容の変更に対して、ご参加いただく皆さまのご協力をお願い致します。
講師名 坂口剛(さかぐち つよし)
所 属 野村総合研究所 プリンシパル
マーケティング指導
略歴
株式会社野村総合研究所プリンシパル。 熊本県生まれ。(株)野村総合研究所入社後、繊維産業や生活文化産業を中心に、省庁の政策立案 支援や民間企業の事業開発、地域における創業支援などに従事。付加価値向上に繋がる事業や サービスの開発を専門とする。また2017年9月1日、自身の出身地である熊本県において、 くまモンとともに県民の総幸福量を高める事業「くまラボ」のフェローに就任。 今回は、マーケティング講師として、また毎回の研修テーマに沿って専門の実経験を持つ講師と 研修生を繋ぎ、学びを深めるファシリテーターとしてもご指導頂く。
滋賀県出身。中央大学法学部卒業。大手広告代理店にて、大手電機メーカー営業マーケティングに従事。地域創生に関心を持ち、有田焼を中心とした伝統工芸品支援を始め、地域に事業を興し、地元にお金が落ちる仕組みづくり、古民家再生事業、6次産業化商品開発、中小企業へのコンサル等を行い、2016年よりBarbaraPoolへ参画。現在へ至る
2015年TED FUKUOKA スピーカー。2016年経産省プロジェクト「More than Japan」project 採択。2017年、台湾政府主催中小企業向けビジネスアドバイザー実施。
2016年よりBarbara Pool に参画し、自治体協働でのクリエイティブ講座を推進。 地域食材のブランド化からプロモーション、流通設計なども一貫管理し、生産者環境の改善を推進。 その他、自治体のエリアPR等のサポート、民間企業の一般消費財 マーケティングから、新商品開発、新製品ブランディング等の多岐に及び活動を推進。 現在は地域クリエイター・地域企業向け講師等も行い、地域におけるクリエイティブ人材・産業の最適化に従事する。
『ものづくりをつくる』をコンセプトに掲げ、数多くの地域産業や伝統工芸のブランディングや商品開発に従事。課題に応じたクリエイティブディレクションを手掛ける。
主な仕事に、『西鉄ホテルグループ』ブランディング、『茅の舎』物販事業プロデュース、『G7伊勢志摩サミット』グラフィックデザインディレクション、最新では創業400年を越える酒造『小嶋総本店』ノンアルコール事業プロデュース等がある。また、全国の作り手とバイヤーが集う『ててて商談会』共同主宰、都内最大級のデザインイベント『DESIGNART』共同発起人を務め、ものづくりの発信や若手クリエーターの発掘に携わる。特許庁窓口支援事業専門家、京都精華大学伝統産業イノベーションセンター特別研究員。
1975年 東京都生まれ
1999年 慶應義塾大学経済学部卒、同年(株)ベンチャー・リンク入社
2007年 子会社として株式会社生産者直売のれん会設立 代表取締役社長就任
2010年 MBOで独立
生産者の未来は「高付加価値化」=「ブランド化」の成否に懸っていると考え、「価格競争ではなく価値競争の食品流通」の構築を目指し多種多様なタイプの販路展開を行う。
また、東日本大震災後の復興支援事業をきっかけに「食を通じた地域興し」を全国の自治体や地域金融機関様と連携し推進している。
八天堂の「くりーむパン」などを始め現在12ブランド30店舗を展開。
「カンブリア宮殿」「ガイアの夜明け」にも出演。
1971年大阪府生まれ。京都精華大学人文学部を卒業。
大学卒業後、企画制作会社に入社。広告制作会社勤務を経て、1999年にデザイン会社
「セメントプロデュースデザイン」を大阪にて設立。
大阪、京都、東京を拠点に企業のグラフィックデザインやプロモーション、商品開発のプロデュースに携わる。
2011年から全国各地の町工場や職人との協業プロジェクト「みんなの地域産業協業活動」を始め、600を超える工場や職人たちとの情報連携を進めている。
職人達の技術を学び、伝える場「コトモノミチat TOKYO」を東京墨田区に、大阪本社に「コトモノミチat パークサイドストア」を自社店舗展開。
経営不振にあえぐ町工場や工房の立て直しに取り組む活動は、テレビ番組『カンブリア宮殿』や『ガイアの夜明け』(テレビ東京系列)で取り上げられた。
各地の自治体や金融機関での商品開発講座を行い、年間200日は地方を巡る。
京都精華大学、金沢美術工芸大学、女子美術大学でも講師を務め、2018年京都精華大学 伝統産業イノベーションセンター特別共同研究員に就任。2021年より京都精華大学客員教授に就任。2019年1月(地独)京都市産業技術研究所 アドバイザーとして就任。
自著に『小さな企業が生き残る』(日経BP)
講師名 嘉数 純
所 属 有限会社かかず純マーケットデザイン社代表
出版社、印刷会社 広告代理店を経て
・現在有限会社かかず純マーケットデザイン社代表
・沖縄県立芸術大学非常勤講師(商品開発からデザインまで)
・中小企業庁沖縄県よろず支援拠点コーディネーター
(受賞歴)
◯沖縄県広告協会のテレビCM、ラジオCM、新聞広告、ポスター、パッケージ金、銀、銅賞受賞20数点
◯2007年 冒険王株式会社 ジェイウォームロゴマーク
公益財団法人日本デザイン振興会グッドデザイン賞
◯2016年 忠孝酒造株式会社 「黒あまざけ」商品企画、デザイン、ネーミング制作
日本むらおこし特産品コンテスト経済産業大臣賞(最高賞)
◯2016年 いまいパン 幸せを呼ぶ琉球国王ティータイムクッキーパッケージデザイン
那覇市長最優秀賞
◯2016年 キューカンパニー株式会社 ゴルフブランド TEE-CHI
ネーミング&ロゴデザイン 那覇市長優秀賞
※観光土産品プロデュース及びデザインの単品から、事業レベルの観光施設泡盛テーマ施設「忠孝蔵」プロデュース・デザイン、ヘリオス酒造地ビール事業プロジェクトリーダーなど。
講師名 安次富隆(あしとみたかし)
所 属 有限会社ザートデザイン 代表取締役
2020~2021 グッドデザイン賞 審査委員長
プロダクトデザイン
プロダクトデザイン、地場産業開発、デザイン教育、デザイン評価など、総合的なデザインアプローチを行っている。
1959: 沖縄県生まれ
1985:多摩美術大学 美術学部 デザイン学科 立体デザイン専攻 プロダクトデザイン専修卒業
1985-91: ソニー(株)デザインセンター入社。テレビ/オーディオ/ビデオデザイン
1991-:(有)ザートデザイン設立。 取締役社長
1993-2002:多摩美術大学 生産デザイン学科プロダクト 非常勤講師
2000-:日本産業デザイン振興会 グッドデザイン賞審査委員
2008-:多摩美術大学 生産デザイン学科プロダクト 教授
「箸置きpillow」【夢見るお箸】
枕には個性がある。そのため、「食卓の彫刻」として造形した。pillowは純錫の鋳物であり、純錫には抗菌効果や、他の金属にない柔らかさがある。時折、pillowにお箸を寝かせ、優雅な食事を楽しんで欲しい。
「Birdcall pipi」
バードコールのザイン。尾が長いタイプと短いタイプの2種類があり、小鳥を左右に回転させると、小鳥のさえずりのように美しい音がする。使わない時は、小さな彫刻となるようにデザインしている。原型は、固形石鹸を彫刻し、それをシリコンで型取り樹脂に置き換え、真鍮で鋳込み、職人技で磨き上げている。製作しているのはpearやhananorinなどを製作している株式会社 小泉製作所。ですから音の良さにもこだわっている。Birdcall pipiは、眺める彫刻ではなく、「手で見る彫刻」なのです。