赤嶺 宗子 博士

指導教員名小笠原 俊夫

現在の所属:沖縄工業高等専門学校 機械システム工学科   

 修了年度:2022  

博士論文のタイトル :Mie理論に基づく輻射断熱材料の研究と開発  

博士論文の内容 

雲や牛乳が白く見える現象(Mie散乱)を利用した輻射断熱材料の開発と輻射断熱効果の実証およびメカニズムの解明。 

博士後期課程に進学しようと思った理由 

研究者として活動したいという望みがあったことと、師事したい先生に出会えたことが動機となります。同じように社会人で博士号を取得した先輩から、視野が広がると薦めていただいたこともきっかけとなります。 

博士後期課程に進学して良かった事 

研究テーマに関して専門家の先生方から多くアドバイスをいただけたことと、議論をする機会が得られたことで、研究を楽しむことができました。論文執筆や学位取得で達成感も得られ、自信にもつながりました。努力(苦悩)する母の姿を子供に見せることができ、応援してもらえたことも大きいです。 

 博士後期課程在籍中に印象に残っている出来事 

コロナ禍で動けない中、研究室の方々に多くのサポートをしていただいたこと。JAXAで行ったアーク風洞実験では研究成果だけでなく、現場で先生方や学生の皆様に協力いただき貴重な経験となりました。  

博士後期課程進学を考える方にメッセージ 

幸運の女神には前髪しかないそうです(レオナルド・ダ・ヴィンチ?ギリシャ神話?所説あります)。好ましく思える研究テーマや所属したい研究室、師事したい先生が見つかれば挑戦してみることをお薦めします。