5月21日(水)に算数部会は、第1回の研究部会を国府町コミュニティセンターで開催しました。
令和6年度の報告事項、令和7年度の事業計画や予算案などについての協議の後、鳥取大学名誉教授 矢部 敏昭先生のご講演をいただきました。講演テーマ「問いの質を高める授業とは」の中で、教師の問いから子どもたちが発する問いへ移行させることが大切であることを学びました。
(問い1)自ら用いた解決の手続きに対して洗練さを問う問い
(問い2)多様な解決の手続きに対して確かさを問う問い
(問い3)練り上げられた解決の手続きに対して根拠を問う問い
(問い4)共有された手続きに対して数値や場面を変えて一般化を問う問い
講演でご示唆いただいたことをもとに、今後も問いを磨くことを意識して授業づくりを行っていきたいと思います。また、実りある研究となりますよう1年間、部員の皆様どうぞよろしくお願いいたします。
7月26日(金)に算数部会は、第2回研究部会をとりぎん文化会館の第1会議室で開催しました。
部長の挨拶の後、11月に行われる中四国研究大会発表に関するプレ発表及び協議を行いました。今回は、鳥取市立日進小学校の森本祥三先生が、1年生の「大きな数」の授業について発表してくださいました。
算数部会で「探求学習としての算数教育」を研究主題としていることを踏まえて、子どもたちが自ら課題意識をもち、主体的に「数えてみたい」「伝えたい」という思いを大切にされた授業を行っていました。児童の実態の応じた課題内容、支援の手立てがなされてあり、個に応じた学習についても配慮がなされてありました。
協議では、中四国研究大会ではどのような質問がありそうか、どのような授業の改善点が考えられるかをグループごとに分かれて協議しました。多くの意見をいただいたことにより、当日の研究発表大会ではよりよい発表になると思います。
5月22日(水)に算数部会は、第1回研究部会を白兎会館で開催しました。
令和5年度の報告事項、令和6年度の事業計画や予算案などについての協議の後、鳥取市立湖山小学校の村上弘樹先生が行った授業のビデオを見たり、その授業に関する村上先生の発表を聞かせていただいたりしました。6年生の「比例と反比例」の学習では、ピンチハンガーを水平に吊るすためにどんな吊るし方があるか考えさせるなど、生活場面から課題や規則を見出していくことを大切にした授業を提案してくださいました。研究主題「探求学習としての算数教育」を意識された授業であり、大変多くの学びがありました。
今年度、中国・四国算数・数学教育研究大会が鳥取で行われます。部員一同、素晴らしい大会になるように励んでいき、実りある研究になるよう1年間取り組んでいきます。
お知らせ
理事会についてのお知らせ
令和4年10月19日(水)東部小教研算数部第3回の研究部会が県立生涯学習センターにて開催されました。岩美南小学校、鎌田裕規先生の研究授業動画を視聴し、小グループでの協議が行われました。グループ協議後は島根大学教育学部、下村岳人先生のオンデマンド指導助言をいただきました。各グループの協議も盛り上がっていました。授業を提供してくださった鎌田先生、指導助言をいただいた下村先生、ありがとうございました。
令和4年度 第3回研究部会のご案内
令和4年度夏季研修会のご案内
令和4年度 予算案
令和4年度 事業計画
令和3年度 第1回研究部会
令和3年度事業報告