校長室日記
校長室日記
先週の朝のあいさつ運動
先週は、朝のあいさつ運動にいろいろな方に参加していただきました。水曜日は、警察官の方2名に参加していただき「おはようございます。」元気のよい声を子どもたちにかけていただ来ました。警察官の方にあいさつされるのは2回目でしたので、子供たちも前回とは違い、緊張した表情の子は少なくなり、笑顔であいさつを返している子が増えたように思います。パトロールや見守りなどで忙しい公務の中、本当にありがとうございました。
金曜日には、中学生が来てくれました。中学生は、小中連携の取り組みということもあり、定期的に参加してもらっています。この日も、5名の中学生と中学校の先生2名に参加していただきました。登校してきた児童は、知っている中学生のお兄さんやお姉さんに近寄り笑顔であいさつしたり、話しかけたりしていました。この日は、民生委員の方にも参加していただく日でしたので、2名の民生委員の方も加わり、とても明るく賑やかな玄関前の挨拶となりました。(3月16日)
保育園「感謝の会」
3月5日(水)、名和さくらの丘保育園の「感謝の会」に招かれ、ALTのカナー先生とともに出席しました。少し早く到着すると、「お別れ会」が行われていました。その中で、保育園の先生方が年長さんに向けて1年生になったら気を付けることや頑張ることなどを楽しく劇で伝えていました。先生方の演技がコミカルでとても上手でした。園児たちは大笑いで楽しみながら学習していました。一生懸命演じながら、小学校のルールなどを伝えていただく先生方の姿を見て、とてもありがたく思いました。また、保小の連携もしっかりしていくことを改めて思いました。
続けて「感謝の会」が行われました。教育長様をはじめ小・中学校からやボランティアの方などたくさんの方が来られていました。その中で、園児の皆さんは元気に歌ったり、踊ったりと堂々と表現しました。素晴らしかったです。そして、最後に園児から写真付きのメッセージを感謝の言葉とともにいただきました。とても嬉しかったです。4月からこの子たちが小学校に登校してい来るのが楽しみです。(3月9日)
「朝のあいさつ(特別ゲスト)」
2月28日、この日の朝の挨拶には、普段パトロールされている警察官の方に参加していただきました。子どもたちは突然、制服姿の警察官の方がおられることにびっくりしていましたが、戸惑いながらも「おはようございます。」の挨拶を返していました。こっそり、「なんか事件があったんですか?」と私の方に尋ねる子もいました。「みんなの顔を見て挨拶がしたいから。来られたんだよ。」というと納得した表情で校舎に入っていきました。警察官の方からのお話では、普段パトカーでパトロールしているときに、名和小の子どもたちは、よく手を振ってくれたり、敬礼をしてくれたりするそうです。それがとても癒しになっているとおっしゃっていました。この日は、そのお礼とお返しに朝のあいさつ運動に参加されました。とてもよい話だと思いました。やはり、人と人とのコミュニケーションやふれあいは大切だと思いました。ちょっとした優しさや相手を気遣う行為で人は温かい気持ちになるものだと改めて思いました。(3月2日)
「ボランティア交流会」
2月19日は、今年度最後のボランティアの皆様にお世話になる朝の読み聞かせがありました。雪が降る中、朝早くから学校に来ていただき、いろいろな本の世界に子どもたちは連れて行っていただきました。読み聞かせが終わると、今年度のまとめと来年度に向けての話し合いを行うために茶話会を兼ねた交流会を行いました。参加されたボランティアの皆様からは、毎回子どもたちが集中して聴いてくれるので、とてもやりやすく嬉しいという意見をたくさんの方からいただきました。その環境をつくっている各学級の担任に対しても感謝の言葉をいただきました。
お話の中で、学年を想定しながら読む本を選び、家で20回練習するなどしっかり準備されてから当日を迎えられていることを知りました。また、自分たちの世代の価値観を伝えることが大丈夫なのか、子どもたちが学んでいることと異なる場合もあるのではないだろうかなど判断に困られることもあることもわかりました。名和小学校の子どもたちのことを考えて、いろいろなことを想定し考えながら責任をもって読み聞かせボランティアに取り組んでいただいていることに対して、本当に感謝しかありません。
この朝の読み聞かせは、本の世界を紹介していただけでなく、いつも支えていただいている地域の方と子どもたちの交流の場であり、温かい雰囲気を味わえる貴重な時間だと考えています。これからも、この貴重な時間を大切にしていきたいと思います。ボランティアの皆様、本当にありがとうございました。今後もよろしくお願いいたします。(2月20日)
「兄弟学年での交流」
先週から今週にかけて、2年生と4年生の兄弟学年での交流会が行われました。「24(にじ)フェス」として、4年生が2年生を招待する形で今回の交流は行われました。「的当て」「こうさく」「射的」「ボウリング」「スーパーボールすくい」「クイズ」など4年生は、2年生に喜んでもらうためにしっかり話し合い役割分担・準備をしてこの日を迎えました。私も4年生に招待されて参加させてもらいました。4年生が2年生をとても優しい笑顔で出迎え、仲間と協力しながら明るい雰囲気をつくっていました。2年生も4年生の気持ちをしっかり受け止めて存分に楽しんでいる様子が伝わってきました。残念ながら私は途中に来客があり、最後まで楽しむことができませんでしたが、廊下でどうだったか2年生に尋ねると、どの子も「とっても楽しかった。」「またあってほしい。」など嬉しそうに話をしてくれました。4年生の優しい気持ちが伝わった、とても素晴らしい会になったと思います。4年生は4月から高学年の仲間入りをしますが、とてもよい経験になったと思います。また、2年生も頼りになる上級生がいることへの安心感や今度は自分たちが楽しませるほうで頑張りたいという気持ちもにもなったと思います。こういう機会を増やしていければとも思いました。4年生よく頑張りました。(2月11日)
「阪神淡路大震災から30年」
今日、昼の放送で「阪神淡路大震災」について話をしました。ちょうど30年前の1月17日5時46分に都市直下型の大きな地震が起こり神戸市を中心に甚大な被害をもたらしたこと、死者が6400人以上、建物や高速道路も破壊され、家を失った人も大勢いたこと、そこから残った人々は血のにじむような努力を重ねてがんばり、ようやく昨年の10月に復興が完了したことを話しました。
最近では宮崎で地震があったように、地震や災害はいつ起こるか分かりません。災害が起きた時、正しい情報を得ながら冷静に動けるように普段から、話をきちんと聞いたり、落ち着いて行動したりすることを身につけていってほしいと思いました。30年前に起こった地震について、子どもたちはよく分からないかもしれませんが、災害から命を守るためにどのように行動すればよいのか話し合うよい機会であると思います。ご家庭でも、話題にしていただければ、と思います。
(1月17日)
「雪かき」
先週の金曜日(1月10日)の昼休憩、午後から出張に出かけるために、駐車場に向かおうとしていた時に、6年生数名が「校長先生、雪かきさせてもらえませんか?」と話しかけてきました。駐車場や中庭に積もった雪を自分たちで、自主的に雪かきをしたいということでした。とても嬉しかったです。自分たちができることで、学校のために貢献しようという思いが伝わりました。
その後、出張から帰って担任に様子を聞くと、一生懸命に取り組んでいたそうです。「どうして、彼らは雪かきをしようと言ってくれたのかな?」と担任に尋ねました。昨年の6年生もその前の6年生もやっている姿を見ていて、6年生になったら自分たちがすべきことだと思い、実際に行動に起こしたということでした。素晴らしい伝統だと思いました。このように、言葉や文書に残さなくても、実際に動く姿を見せることでよい伝統はつながるものだと、改めて思いました。今日も「雪かきやらせてください。」と笑顔で言いに来てくれました。ありがとうございます。みんなの取り組む姿が、次につながっていきます。
(1月14日)
「とんどさん」
1月7日(火)サルビアの会の皆様にお世話になって、名和さくらの丘保育園主催の「とんどさん」が第2駐車場で行われました。サルビアの会の皆様には、朝早くから名和小の玄関に飾っていた門松の解体やとんどさんの準備に取り組んでいただきました。保育園の先生方も準備に加わり、予定より少し早くなりましたが、とんどさんを始めました。途中、風が吹いたり、雪が舞ったりすることもありましたが、園児の皆さんは火や煙が舞い上がる様子を興味深く、楽しそうに声をあげながら見ていました。そして、焼きみかんやお餅もいただいて、とても嬉しそうでした。
途中、本校職員も参加させていただき、園児や園の先生方、サルビアの会の皆様と交流することができました。伝統的な行事について、楽しく経験できる機会があるのは、とてもよいことだと思いました。また、保小連携の小学校の立場から考えると保育園の様子を知る良い機会にもなりました。サルビアの会の皆様、保育園の先生方、お世話になりありがとうございました。(1月7日)