第1世代の池の時から、ビオトープにヌマガエルが生息していることは確認できていましたが、第2世代の池となりヌマガエルの繁殖を確認できました。ビオトープの作業をしていると、石組みの間から「グェッ・グェッ・グェッ」とヌマガエル特有の鳴き声がしてきました。そして、新入部員がヌマガエルの卵を発見してくれました。エコトーンゾーンには、まるまると太ったヌマガエルがいました。ヌマガエルといえば田んぼに普通に見られる種ですが、特別な種だけでなく普通の種が普通に生息し続けられる環境は大切だと思います。
ニホンアカガエルの子ガエルが上陸を完了した頃に、ヌマガエルが産卵をする。1つの水場を異なる種が時期をずらして利用する。自然界はよくできていますね。