奈良県では、全国に先駆けGIGAスクール構想を始めました。
特に奈良市は取組が早く、令和2年度の2学期よりタブレット端末の活用を始めています。
現在のところ、本校では短い時間での活用が多いようです。
例えば、・クラスルームやロイロノートの活用
・気になる事をその場で検索
・10分くらいの動画の再生(NHK for Schoolの活用)
・教科書のQRコードの活用 など
短時間での活用の繰り返しによって、普段の授業でのタブレット端末の活用が徐々に定着してきたようです。
以下に、本校におけるICTの活用の事例を紹介します。また、令和2年度の本校のICTの活用も見ていただければ幸いです。
令和2年度までの本校におけるICTの活用へのリンク
※ここで紹介する活用例は、一例であり、紹介しきれていない活用もあります。
※本校では、これまでICTを以下の①~⑥の使い方で活用してきました。
①各自のタブレット端末に提示する。
②いろんなことをネットで検索したり、動画も見たりする。
③児童・生徒がタブレットを使って課題に取り組む。
④タブレット端末を家庭に持ち帰って、課題に取り組む。家庭でタブレットを使った実習に取り組む。
⑤反転授業。
⑥双方向のオンライン授業(交流)
本校でも、ICTの活用が日常の教育活動で、確実に定着してきています。
それ故、活用を追いきれなくなってきており、結果、去年度よりアップされる記事が少なくなってきています。
このことは、年度当初から予測されていたことでもあります。
③(仮称)月ヶ瀬ワーケーションルームで課題に取り組む 技術【8年】
~GIGAスクール構想のその先へ~
〇課題で、スクラッチを使ってゲームを作ったことで、昼休みに、引き続きスクラッチを操作する生徒がいます。
プログラミングやプログラミング的思考は、授業時間だけではなく、普段の何気ない積み重ねを通して、はぐくまれていきます。
GIGAスクール構想の端末を生徒が比較的自由に使える環境だからこそ、主体的に学ぶ生徒が現れているのだと感じます。
追手門学院中学校へのリンク
冬休みの課題ですが、前倒しして、休み時間に作り出す生徒が、7年生にも8年生にもいます。
プログラミングの実習を授業時間に限定することなく、このような課題を出せるのも、GIGAスクール構想の恩恵だと感じています。
その後の研究討議がしやすいように動画やカメラで記録をとっています。
作品を作っては写真にとって、また作るので、今まで以上にいっぱい作れます。
そうすることで、PDCAのサイクルを今まで以上にできます。
これは、GIGAスクール構想だからできるようになった新しい手法です。
6年生も5年生同様に、各班ごとにどんなおかずを作りたいかを事前にタブレット端末で調べて、今日の調理実習に臨みました。
スクラッチ×画像認識AI(内蔵カメラ)
棚に陳列してあるトロフィーを雰囲気を出しつつ描きやすいようにディフォルメするために、ネットのイラストを参考に描いています。
このような活用も、普段から活用しているからこそ、児童がひらめいていくのでしょう。
教室にあった奈良県の地図に各校の位置と距離をWebページ用に加筆。
・反転授業(オンライン授業)と動画(デジタル教科書)のさらなる活用に向けて
GIGAスクール構想だから、図形を教える授業や、空間認識を必要とする活動がより、やりやすくなりました。
等角図やキャビネット図の製図説明動画の配布について
生徒の夏のレポートで、ライフイズテックのHP作成オリジナル教材で作った作品を、Meetで他の生徒に共有。
「コワーキング」という新しい働き方を紹介など
レポートは紙媒体でも良いですが、クラスルームに提出した生徒もいます。
新しい学力観の学び(授業形態)と、それを支えるICTの活用(GIGAスクール構想)についての研修
各自のタブレット端末を使って、奈良県土砂災害・防災情報システムを活用して、通学路や地域について調べました。
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・防災出前授業に向けて 技術【7年】事前指導
オンラインによるストップイットジャパンによるいじめ脱傍観者授業
②「GIGAスクール特別講座~君も宇宙へ!」の告知
せっかくの機会なので、技術の授業やクラスルームで、事前に告知しました。
③ことばの広場【小・3年】ロイロノートを活用
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④自宅で撮った写真を提出【3年】(6月22日)
今日は休日に撮影した写真をロイロノートに提出して、ことばの広場の準備をしました。
スケッチしたり、タブレット端末のカメラを使って写真を撮ったりと、いろいろな手法で植物の成長を記録しています。
次回予定の製図の反転授業の受け方と意義を説明
GIGAスクール構想の端末を利用することで、時間や場所の制約なく、生徒が描きたい風景画をかけます。
ゴールデンウイークの課題で自宅で写真を撮った写真を利用して、風景の構図を授業で学習して、再度撮影して下絵を決定しました。
課題は、ロイロノートとクラスルームのどちらが使いやすいか試行錯誤しながらおこないました。
④風景画の構図を決めよう 美術【8年】1回目はロイロに提出、次回はクラスルームへ提出。
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ローマ字の表を使って、クラスルームに文字を入れています。
当日の朝の空模様をタブレット端末で撮影し、クイズを出しました。
プレゼンテーションアプリを使って、全校児童に対して発表。
去年度のタブレット端末が配られた時から続けています。
タブレット端末左の青い絵のプリントは、生徒が提出したデータを印刷したものです。
④風景画の構図を決めよう 美術【8年】1回目はロイロに提出、次回はクラスルームへ提出。
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・クラウドサービスについて 技術【8年】美術の課題で、クラウドサービスの活用
ロイロノートとクラスルームでどちらが使い勝手がいいかを試行錯誤。
④放課後の自習【中】タブレット端末の活用
・様々なアプリの活用 技術【7年】MMDと物理演算とキネクト