第11回活動報告

あけましておめでとうございます

お正月も過ぎ、そろそろ節分だねぇという時期。2011年1月30日(日)、練馬おやこボードゲームの会 第11回ゲームパーティを開催しました。会場はいつもの春日町地域集会所、みんな元気に遊びに来てくれました!

当日はインフルエンザで参加できなかった残念なご家族もありましたが、こども8名、おとな18名の26名参加の満員御礼状態。だんだんとこどもさんの数が増えてきて賑やかな場になってきました。

今回は4日後が節分ということで、鬼のお面を用意しました。以前(第九回ゲームパーティ)にも同じようにお面を用意しましたが、今回も保護者の方と一緒にちびっこたちも作ります。また、ゆうもあによる日本ボードゲーム大賞の応募用紙も一緒にお渡しし、投票協力をお願いしました。当然ながら当会では新作より定番ゲームを中心にラインナップしていることもあって、投票を辞退される方も多数。まぁ聞いたことないゲームばかり用紙には並んでいますからね。投票結果は2月におこなわれるようです。皆様ご協力ありがとうございました。

このゲームが遊びたかったの

12月はどこのご家庭も忙しいだろうと年末は休会したため、この日のゲームパーティは実に2ヶ月ぶり。おめん作りもほどほどに、早速お気に入りゲームを持ってきます。箱を開けたのはあの雲なあに?。お題カードに描かれた絵柄を、雲形の部品を組み合わせて皆にあててもらう表現ゲームです。お題カードを自作しないと、そろそろ絵柄を覚えて来ちゃったかも。

ヨーロッパバスツアーの旅

こちらはおかーさんが引っ張り出してきたサイトシーイング。みんなでバス駒を進めるすごろくのようなゲームです。最後の勝敗が、数を数えられない子でも視覚的に理解できるのでよくできているなーと。こどもの成長に従って、遊び方がだんだん上手になるのがわかるゲームです。5歳くらいになると駒を動かすときに人の顔色探りはじめますよ。

好きなゲームは繰り返し

こちらはどうぶつしょうぎ。久しぶりのゲームパーティで、最初に手に取るのはやっぱりお気に入りのゲームなのかな?一緒に用意していたどうぶつしょうぎの本も一緒に読まれていましたよ。

ノアの方舟ゲームってホント?

手の空いた子たちでいかだ動物園。あまりこどもさんに人気のあるゲームとは思っていなかったのですが、そうでもないのかな?少しずつ増えていくどーぶつ駒を、いかだに乗れるギリギリで見極めようというゲーム。乗せられないという人が出てきたら、乗せられると主張した人たちで「協力して」頑張っていかだに載せようとします。ちょっとパズルっぽい要素もある収納ゲーム?

あくまゲームも笑ってあそぶ

おとーさんチームは集まってインフェルノというゲームを楽しんでいます。今回初参加の方も、会の雰囲気を理解していただけたよう。

軽妙だけれどガチンコゲーム

ふたりでオイそれはオレの魚だぜ!を興じる……見た目と軽妙なテンポで展開するのでそれほど気にしていないかも知れませんが、けっこうなガチンコゲームです。つつーいと氷原を滑るペンギンがお魚をたくさん食べよう!ってテーマ。1ゲームが10分程度で終わるのもリピートが増える要因かな?

2歳児くらいにはどんな玩具に見えるのだろう

これも当会定番のミスターダイヤモンド。盤上にくっついて取れないダイヤモンドと乗せているだけの取れるダイヤモンドの2種類があります。うまく見極めて取れるダイヤモンドだけ集めてね!ってゲームです。年齢があがれば記憶ゲームに、低年齢ならばたぶん一喜一憂の玩具になっている……と思うんだけれどな。

黄色い箱は楽しいゲーム

黄色い箱が魅力的な HABA社のゲーム。その中でも箱自体がスーツケースを模してゲームそのものの大切な要素になるちょっと変わったシルエット探偵というゲームです。

スーツケースに収納する品物の数で難易度調整できるので、おとな同士でも楽しいゲームですよ。

イベントゲームの時間です

当会ではみなさんのゲーム状況をみながら15時前後からイベントゲームを開催しています。いちおう希望者募っての体裁ですが、みなさん面白がって全員参加ゲームになることが多いですよ。年明け一発目、今回も参加者さんにお任せしてアイデンティクというお絵かきゲームを遊んでみました。

絵を描くと聞くと、尻込みするひとも出そうなのですが、あまり絵の上手下手に関係なく、如何にポイントを上手く説明するか、如何に聞き逃さず表現するかが大事なゲームです。持ち時間90秒くらいなのですが、砂時計が尽きてもこどもたちはお絵かきを続けたくて泣いちゃう子も。あまりおとなのゲーム会では見かけない様子なので、初めて来た人はびっくりしちゃったかも?

ままごともできます

特にままごと遊びをする用具を用意しているわけではないのですが、アラカルトというお料理ゲームを引っ張り出せばままごとだってできますよ……っと。細かな部品が多いので、主催者や親からすると「小さい子が食べちゃわないか」と目を離せないゲームのひとつなんですが、料理ができたらおかーさんに見せたくなるのがこども心。フライパン片手にうろうろ。どきどきしちゃいます(笑)

特等席でダチョウ観戦

わるいおとなたちでだちょうグランプリ。傍目には年齢層高めに設定したこぶたのレースみたいに見えるけれど、もう一ひねりあるのかな?こどもたちはおひざで楽しんでいますが、彼、おとーさんじゃないんですよ……いろいろ馴染みすぎだ(笑)

ときにはおとなたちに混じって遊ぶよ

こどもたちも最初は気後れして尻込みするけれど、おとなの輪に入って対等に遊んでいたりします。これはあいだの数というカードゲーム。なぜか女性層に人気が高くて、毎回手にとって遊ばれるもののひとつ。ルールを覚えたからというのもあるのでしょうが、すぐに始められるのが一番大きいんでしょうかね?

栽培ゲーム?いえいえ、バランスゲームですよ

2回ほど前から持ち込むようにしだしたのですが、これがこどもたちに意外な人気。アルボスとかゆらゆらツリーゲームとか、枝のゲームなどと呼ばれるバランスゲームです。手先の器用さが求められるのであまり低年齢層には向かないと思い込んでいましたが、1歳半くらいの子でも手先の訓練がてら、しっかり枝葉を差してゲームに?参加していました。これには親もビックリ。

そろそろわるいおとなは新作ゲームへ

わるいおとなって書いちゃいましたが、冗談です(笑)。こちらは新作のハーンです。

おやこゲーム会を名乗っていますが、実は「こどもが小さすぎてゲームで遊べなくて普段我慢している大人たちも遊べるゲーム会」という要素も、主宰者の気持ちとし ては大きくあります。なにせ当事者ですから(笑)。さすがに盤面没入でこどもに気配りできなくなるような、思考性の強すぎる長時間ゲームなどは控えてもらうのですが、中~短時間ゲームなら新作などおとなだけゲーム卓も様子を見ながら遊んで欲しいと思っています。

いつものゲームをいつもの感じで

こどもたちは定番のカヤナック。磁石を使ったお魚釣りゲームです。年齢高くなってもたまに遊んでいたりするので、つい遊びたくなる、体験的な魅力が詰まったゲームなんでしょう。こどもたちも勝手知ったる物で、自分たちで紙をセットして遊んでいます。

かくれんぼあそびがすき

卓上かくれんぼ遊びのオオカミと七匹の子ヤギ。こどもたちが成長するに従い、だんだんこのゲームの稼働率も落ちてきたかな……

あいだの数のつぎは

あいだの数につづいて、モーを遊んでいる卓。似たような感じで、でも少し違う感じで。こちらは特殊カードが連続で出るなど派手な遊び方だったよう。

二人用ゲームが遊ばれる日

ところどころで今日は二人用ゲームが遊ばれていました。こちらはバトルライン。最近日本語版の重版がかかったようで、また流通再開のようですね。数学っぽい思考が大事なので、好き嫌いがあるかもしれません。数独とか好きな人は面白いんじゃないかな?ただ、ゲームが進行するに従ってだんだん無口になっていくゲームなんですよね(苦笑)

深い思考ゲーム

理詰めで展開するらしいカール大帝というゲームです。端から見ていると細かそうなんですが、どうだったんだろう?ちびっこ、お膝ポジションを占有したままですね。居心地いいんかな(笑)

ハンバーガーどろぼうをつかまえてください

なぜか小さな子はブーブー鳴るハンバーガーがお気に入りで、これを見つけると持ったまま部屋の中をうろつこうとします。なんかヘンな魅力があるのかな…。久しぶりに遊ばれたペタマックをつくろう!です。メンバーの年齢が低すぎて、ゲームと言うよりハンバーガー遊びになりました。

こちらでも二人ゲーム

先ほどのバトルラインと同じ作者で、ロストシティという二人用カードゲームです。バトルラインよりはまだお手軽かな。当会では4人によるタッグマッチ戦も遊べますので、興味ある人は声をかけてくださいね。なんか今回はクニツィアのカードゲームがよく遊ばれるな……

おぼえておくとお子さんともあそべますよ

4歳くらいから遊べるカードゲーム、ダミーです。他にもケチャップとかヤミーとか呼ばれるゲームです。これも一緒に遊ぶとお子さんの成長を感じられるゲーム。だんだんと駆け引きができるようになってきますよ。

おとなはカウンティングの練習がてら、こどもが何枚カードを取ったか覚えて、いかに僅差で勝敗をつけるか、を制約に加えると少し楽しさが増すと思います(笑)

一部熱狂的なファンが居ます

こちらはファクトリーファン。最近新版が出版されたとかで、早速持ち込まれました。これも一部にお気に入りさんが居るようです。

定番になりつつあるトリックテイキングゲーム

こちらはトランプトリックゲーム!というトリックテイキングゲームの一種です。猟師が足跡をたどりながら獲物を追い、最後に仕留めるというモチーフのゲーム。そのため 4ラウンド目だけルールが変わって驚きますが、この手のゲームとしては珍しくテーマにはまっていることもあり、主宰者もお気に入りのひとつ。

今回は第4ラウンドで為されるがまま状態で最後に沈んでしまいました……クヤシー!!

これは箱を開けただけです

箱を開けただけでプレイは次回以降に持ち越し……

今回の出落ちゲーム

今回の出落ちゲームはこのおさるのダンス。見たまま、想像したとおりのゲームです。どうしてもどんなゲームか知りたい人は gioco del mondoの初回記事へ。時間経過と共にポーズが変化していくお猿。なんだこのゲーム……(自分で持ち込んだくせに)

ながいなまえのゲームもあそばれました

レイルウェイズ・オブ・ザ・ワールド・カードゲームというやたら長い名前のカードゲームです。鉄道テーマでカードゲームというのは珍しいらしいです。長すぎて写真のキャプション間違えました。許してください。

いくつかゲームをご紹介

閉会間近、塾関係の方がこどもたちが遊べるゲームを紹介して欲しいと訪れました。年齢層なども広めのようだったので、低年齢層向けにダミー、今まで触れたことが無さそうな感じのゲームとしてブクブク、興味を持たれたことば博士をご紹介……がてら一緒に遊びます。ホントはことば博士より入手性優先でワードバスケットをお薦めした方が良かったですね。

写真に写せていませんが、ぷるっぷるしたヒツジが愛らしい(かわいそうに思える)水没ゲームです。お気に入りゲームなのでもう少しお薦めしていこうかな。ことば博士はみんな無口になるワードゲーム。盤面にある文字を組み合わせてことばを見つける早い者勝ちゲームです。

今月の○○やしきコーナー

勝手にコーナーに昇格しました。昇格?

今回は鬼のお面を配布したこともあり、お化け屋敷ならぬ「おにやしき」。こわー。

礼儀正しいおにさんたちなので、おやつタイムはちゃんとお席でいただきます。

今回は二ヶ月ぶり、そして風邪の流行る季節ということもあり主宰者側も「はたして何名が参加されるのやら」と心配していたのですが、いつも以上の盛況ぶりに一安心。久しぶりすぎて主宰者も勝手を忘れて段取りが少しばかり悪くなってしまいました。一方のこどもたちもいつも以上のはしゃぎようで、ちょっと自制が足りなかったかな。結局うちの娘は1ゲームも遊ぶことなく、ずっとおにやしきにこもっておりましたとさ。

さて、次回2月は27日(日)の開催です。来場いただいた方にはお伝えしておりますが、6月および7月は施設工事の関係で会場および日程が変更になります(なるべく日程は変えないようにしたいのですが)。確定次第、twitterサイトトップ開催予定日程についての箇所でお伝えいたします。

風邪はもちろん、そろそろ花粉症対策も必要な時期です。次回ご来場の際には衣類をひとはたきしてご来場くださいね。

それでは次回も楽しみにお待ちしております。

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macogameさんの Tweetが面白かったので引用します。

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