特別徴収の流れ
住民税の特別徴収の流れは、大きく2つに分かれます。
①会社に通知が届く
会社は、年末調整手続きにおいて、毎年1月31日までに、
各従業員の1月1日現在の住所地を管轄する市区町村に「給与支払報告書」を提出する必要があります。
その後、給与支払報告書をもとに”市区町村”が住民税額を算出します。
算出された住民税額は、毎年5月末日までに 「市区町村民税・都道府県民税特別徴収税額通知書」が会社に送られてきます。
②従業員の給与から控除する
毎月の給与計算では、「市区町村民税・都道府県民税特別徴収税額通知書」に基づき、
従業員の給与から住民税額を控除します。
税額は市区町村が計算して通知してくれるため、会社で計算しません。
通常であれば、通知書に記載されている6月分の納税額を6月支給の給与から控除して、従業員の代わりに納税を行います。