会社設立時に準備した資本金は、法人名義の口座開設後、法人口座へ振込処理をしてください。
資本金は、会社の運転資金として活用することが可能です。
法人口座開設前に、運転資金として活用した場合は、手元の残額を法人口座へ振込処理ください。
・資本金を発起人の普通預金に振込んだとき
現金 XXX円 / 資本金 XXX円
・発起人の普通預金に振り込んだ資本金を、法人の口座に移したとき
普通預金 XXX円 /現金 XXX円
この時の「現金」は一時的に使用する科目です。「仮払金」など他の科目で代用することもできます。
会社を設立する前に支払った経費や購入した資産なども、会社の経費、会社の資産として処理することが可能です。
領収書や請求書について、会社設立前は個人宛名で取得、会社設立後は会社名宛で取得するようにしてください。
会計ソフトへの計上は、各取引ごとに内訳を記載のうえ計上します。
日付をすべて設立日としたうえで、勘定科目を「創立費」と設定し計上をお願いします。
仕訳:
創立費 〇〇円 / 現金など 〇〇円
取引例:定款作成費用、登記費用、事務所の賃借料、設立事務に使用する使用人の給料、 金融機関の取扱手数料、印紙税、
パソコンの購入、事務用品の購入、接待交際費、応接セットの購入、など