聖洞前

【主なイベント】

・聖洞の門番






分かれ道を右へ進み、長い石階段を登っていくと、徐々に明かりが増えていきました。

先程の森の薄暗さが嘘のように明るいです。

6ターン目以降からは祭り会場に向かう妖怪が現れます。

みんな青い炎を持って一直線に階段を登っていきます

[強制]〈聞き耳〉1〜5ターン目のみ

妖怪たちの会長い階段の終わりが近づいてきたところで、あなたは異音に気づき足を止めます。

何か重たいものが擦れ合う音と荒い鼻息のような音が聞こえてきました。

※聞き耳に失敗すると、階段を上り切った時点で門番の視界に入り〈隠れる〉ことが不可能となります。

門番は探索者たちの存在を視認しても話しかけたりはしません。






頂上に辿り着く。階段の先には大きな石造りの鳥居が厳(おごそ)かに建てられており、

その先に見えるでこぼこした荒い岸壁には、まるで化け物の口のような巨大な穴がぽっかりと空いていました。

そして、その前に佇んでいたのは二体の大きな化け物。

まるで造り物の像のようなその化け物は静かに呼吸し、確かに腕や体を動かしています。

人間よりも一回りも二回りも大きいその巨体を見てしまったあなたはSAN値チェックです。

※このシナリオではルルブに記載されている邪神以外のオリジナルモンスター(通称:妖怪)と対峙した際にもSAN値が減ります。

しかし探索の自由度が高いが故に、どのタイミングでどの妖怪と遭遇するかは卓によって変わってくるでしょう。

なのでSAN値チェックが発生するのは指定の妖怪に【三回遭遇するまで】にします。


遭遇する順番によってSANの減りも変わるので各ページを要確認してください。

【指定の妖怪】

・大広間の妖怪(館内)

・山姥(従業員ルートのみ)

・門番(ここ

・山鬼(一階大広間右)

・狐面の男(館前での戦闘)

SAN値チェック表

妖怪初見    成功 1d2 失敗 1d4+1

妖怪2回目   成功 1 失敗 1d3+1

妖怪3回目   成功 0  失敗 1d3

冒頭中・1〜5ターン目到着時

話しかける

意思疎通は取れます。「祭りが始まるまで中に入れることはできない」と教えてくれるでしょう

どんなに説得しようと絶対に入れてくれません。おしゃべりはしないのでアレコレ聞いても教えてはくれません。

強行突破!! 

もし探索者が反抗的な態度を取った場合、妖術を使って館前まで飛ばします。

ちなみに直接攻撃はしてきませんが、両方とも【装甲4】持ちです。

中に入るには…?

〈アイデア〉を振れば以下の方法を思いつくかもしれません。

NPCが同行していた場合助言をしてくれるでしょう。

「これ、気をそらせた隙に行けるんじゃね? っつーかあの中が一番怪しいし行くっきゃねぇだろ!」

「あの洞窟の奥にこそ、UFOの発着場があるんスよきっと! 何とか気を逸らして忍び込みましょう!」

忍び込む方法

※門番に一度も姿を晒していなかった場合、〈幸運〉〈忍び歩き〉に+20の補正がつきます。

音などで気をそらす

石やスマホなどでおびき寄せる場合、二体とも洞窟前から離れるかどうかまず〈幸運〉を振ります。

成功 → そのまま忍び込めます。 

失敗 → 一体しか離れません。〈忍び歩き〉に成功することで忍び込めます。

誰かが喋って注意を惹きつける

一人が喋って注意を惹くことも可能です。

その場合は中に入るメンバーは〈忍び歩き〉を振ってください。

ターン目到着時

巨大な二体の化け物は、列になった妖怪たちを一人一人確認しているようでした。

※聖洞は6ターン目から解放されます。

人魂チェックが始まってしまっているため、もう技能での侵入は不可となります。

※もし先に聖洞内を探索し、【炎の吸血鬼】に遭遇していた場合、門番たちを身代わりにしたため

人魂チェックは発生せず、人魂無しで中に侵入することが可能になります。

その際は「あれ…? あいつらいないのか?」「今年は贄無しでも参加できるのか!?」といった声が目立つでしょう。

【強制】〈アイデア〉

中に入っている妖怪たちはみんな一律に青い炎の塊(人魂)を持っていることに気が付きます。

どうやらこれを持っていると中に入れるようです。

そこで調理されていたものを…。

+既に人魂を持っている場合(6〜7ターン)

妖怪たちの列は途絶えることなくどんどんその数が増えていっているように感じます。

中に入るのが遅くなればなるほど、洞窟の中は妖怪たちでごった返してしまうのが想像できるでしょう。

もしこの中で行われるものをよく見たいのなら、探索を切り上げて早めに入るのもいいかもしれません。