紀元前2000年~紀元前100年頃?
ルクソールは、3,560年前の2番目に古いエジプトの首都です。ここにエジプト文明の1/3の遺跡があると言われています。
カルナック神殿は、ナイル川の東岸にある巨大な神殿郡で、アメン・ラー神の神殿をメインにとして造られています。この神殿は多くの王によって増改築がなされており中でもラムセス2世が、巨大な神殿に増築したようです。増改築にかかっている年代も長く4,000年前から2,000年前まで続いたと言われています。
カルナック大神殿の正面に位置する砦
砦前にスフィンク・ススタンドが見えます。砦からこの手前を過ぎまっすぐ参道があったようでナイル川まで繋がったいようでです。そのナイル川を挟んでさらにまっすぐ行ったところにも続くスフィンク・ススタンドの参道があったようです。
現地にある案内図
右が入口で左が神殿奥。
羊の頭のスフィンクス・スタンド。スフィンクスの懐にラムセス2世が、彫られている。
スフィンクス・スタンドは、砂岩からできている。
この像は、セティ2世が、カルトゥーシュを改ざんしているが、足の間の娘像からこの像が、ラムセス2世の像と分かる。
美しいラムセス2世の娘像の拡大画像
第1中庭に唯一のこる柱。
ヌビアからの王が寄進したキオスク跡。第25王朝のころ。
超巨大な柱がそびえ立つ。修復により立っているが実際は崩れて砂漠の砂に埋もれていたのであろう。柱の形状も建築物を上手に支えるよう下が太く上が細くしてある。紀元前2000年以上も前にこのような技術があったことに驚きを隠せない。
トトメス3世に倒された、ハトシェプスト女王のオベリスク
トトメス1世のオベリスク
ハトシェプスト女王のオベリスク
神殿は奥にいくほど古く、オベリスクにトトメス1世やハトシェプスト女王の文字が刻まれています。そしてここにあるハトシェプスト女王のオベリスクが世界最大級で高さ30m重さ318t。トトメス3世にて破壊されたと言われています。
カルナック神殿正面には、羊の頭を持ったスフィンクスの参道が残り、スフィンクス・スタンドと言われ、ナイル川岸まであったと思われます。現在では、40体が残るのみとなっています。羊は、アメン・ラー神の象徴であり、そのスフィンクスの前にラムセス2世の像があり、スフィンクスの参道はラムセス2世の頃の造られたといえます。また、アメン・ラー神殿とムート神殿も、羊頭のスフィンクス・スタンドで繋がっていたと言われています。
少し中に入ると第1中庭があり、パピルスの開いた花を模した石柱が孤独に残っています。
更に奥には、大多柱室と呼ばれる超巨大石柱の部屋があり、その壮大さに圧巻です。彫刻には、3200年前の色がそのまま残っています。
地震で天井が破壊されたそうですが、一部、上部の壁が残っています。この中央2列のパピルスの開花柱は、高さ23mもあり、また、パピルスのつぼみ柱は、高さ16mで130本以上林立しているそうです。
リアルなスカラベ象を四方から撮ってみた。フンコロガシをみて太陽を転がす神と感じることに感動する。現代の人はこのような感情で物事も見れる人は減ってきているように感じる。
スカラベの像。
ここで右回りに7回周ると願いが叶うらしい。
聖なる池、王や神官はここで沐浴をし、神儀についた。
ヒンドゥー寺院に見られるタンク(池)の原型だろうか。
神殿奥まで来ると古い遺跡となる。こちらは修復中なのか石材の中に運搬車が見える。
もとは、天井があったらしい。格子戸が残っているが2階もあったのだろうか?
すごい技術だ!
造りかけのパピルス開花支柱。
遺跡修復途中にも見える。修復党中だからか、年代が古いからかわからないが柱の仕上げがデコボコである。
ここまで来るとどこまでが本物でどこまでが修復によるものか判らなくなってしまう。
まだ壁画は、修復部はのっぺらぼうなので修復したと分かり易い。
アメン・ラー・カームートエフ神は、アメン・ラー神の生殖部分を強調した神で、それだけのバイタリティと力を持っていることを象徴している。
この船は、ギザで見た太陽の船と同じ形。ハヤブサの頭の神がいるので太陽の船だと思われる。
この船に乗る小さな神々は、小人の国の妖精のようでかわいいが、この船は、太陽の船なのだろうか?三日月のようなものも見える
大理石でできたスフィンクス。体はまさしくライオン。
私には、もう少しスマートなチータにも見える。
ハヤブサのホルス神に守られラムセス3世の名が刻んである。