アスワンは、エジプトでは、建設資材庫のような場所で、豊富な花崗岩が採れた所です。
アスワンで切り出された岩は、ナイル川で、船を使って、メンフィスやギザ、ルクソールへ運び出されました。その中でもオベリスクと言われる花崗岩でできた碑柱は、ここで加工され、現地へ移送されたようです。このオベリスクは、一本の花崗岩でできており、花崗岩の岩盤から切り出しており、切り出し中に亀裂が入ることもあった様で、その切り出しに失敗したオベリスクが、現在も残っています。エジプトには、このような巨大な柱オベリスクを幾つも造って各所に立てたようです。その数は、エジプト国内だけでも120本あったと言われています。現在は、エジプトに残るのは、たったの6本です。オベリスクは、太陽神信仰から生まれたようです。
そして、アスワンと言えば、世界一長いナイル川にあるアスワン・ハイ・ダムがある所です。このアスワン・ハイ・ダムによってできた、人造湖は、ナセル湖と呼ばれ、世界一の大きさを誇ります。長さ500km最大幅10kmにもなるそうです。このダムは、形式がロックフィルダムで調水用ダムとして造られたそうです。現在では、エジプト国内の電力の約20%をこのダムで発電しているそうです。
また、このダムは、旧ソ連の援助により建設され、現在は、エジプト軍施設の一部となっており、容易に入ることができません。
ナイル川は、全長6,670kmと言われており、そのうちの1,200kmが、エジプト国内を流れており、このダムができる前までは、ワニがいたそうですが、現在は、見かけなくなったと言います。
アスワン人は、ヌビア人とよく似ているそうです。南エジプトは優しい人が多いと言われています。
今回のナイル川は、乾季のためか非常に澄んだ流れで、ファルーカに乗り優美なひと時を過ごし、夜は半月のとても美しい夜で、なんとクレータが見えるほどの望遠写真を激写できました。これはちなみに18倍ズームのミラー無しデジカメです。