電気の利用
学習内容
電気は,つくりだしたり蓄えたりすることができる。
電気は,光,音,熱,運動などに変換することができる。
身の回りには,電気の性質や働きを利用した道具がある。
実験
手回し発電機を使ってコンデンサーに蓄電し、発光ダイオードや豆電球を光らせたり、プロペモーターを回したり、電子オルゴールを鳴らす。
手回し発電機の回す回数と豆電球の発光時間やプロペラの回り方との関係をたしかめる。
関連事項
プログラミング体験(モーターの動きや発光ダイオード点灯の制御)
ソーラーカー
てこの規則性
学習内容
力を加える位置や力の大きさを変えると,てこを傾ける働きが変わり,てこがつり合うときにはそれらの間に規則性がある。
身の回りには,てこの規則性を利用した道具がある。
実験
力を加える位置や力の大きさを変えて、てこが釣り合う条件の規則性を調べる。
関連事項
てこの性質を利用した身の回りの道具
ペンチ、くぎ抜き、空き缶つぶし、トングなど
天びんばかり(の制作)
水溶液の性質
学習内容
水溶液には,酸性,アルカリ性及び中性のものがある。
水溶液には,気体が溶けているものがある。
水溶液には,金属を変化させるものがある。
実験
身の回りの水溶液の性質調べ
二酸化炭素を水に溶かす
リトマス紙による液性判定
関連事項
廃液処理
薬品の危険性と扱い方
実験器具の扱い方
燃焼の仕組み
学習内容
植物体が燃えるときには,空気中の酸素が使われて二酸化炭素ができる。
実験
ものの燃え方と空気(集気びん、石灰水、酸素、窒素、気体検知管、ろうそく、スチールウール)
関連事項
ものが燃える現象を十分にみることができる場の提供
空気の構成成分(窒素、酸素 ほか)
植物の養分と水の通り道
学習内容
植物の葉に日光が当たるとでんぷんができる。
根,茎及び葉には,水の通り道があり,根から吸い上げられた水は主に葉から蒸散により排出される。
実験
茎の断面の観察(虫眼鏡)
植物(ホウセンカなど)の根を色水に浸して観察
蒸散による水分排出の確認
関連事項
映像、模型、資料の活用
顕微鏡の操作法
人の体のつくりと働き
学習内容
体内に酸素が取り入れられ,体外に二酸化炭素などが出されている。
食べ物は,口,胃,腸などを通る間に消化,吸収され,吸収されなかった物は排出される。
血液は,心臓の働きで体内を巡り,養分,酸素及び二酸化炭素などを運んでいる。
体内には,生命活動を維持するための様々な臓器がある。
実験
唾液によるでんぷんの変化(ヨウ素でんぷん反応)
呼気と吸気の成分の違いの確認(気体検知管)
関連事項
魚の解剖
模型、映像、図書などの利用
生物と環境
学習内容
生物は,水及び空気を通して周囲の環境と関わって生きている。
生物の間には,食う食われるという関係がある。
人は,環境と関わり,工夫して生活している。
実験
プランクトンの観察
植物が酸素を出していることの確認
関連事項
映像、模型、図書など資料の活用
持続可能な社会の構築
月と太陽
学習内容
月の輝いている側に太陽がある。また,月の形の見え方は,太陽と月との位置関係によって変わる。
実験
夕方に見える月の形と太陽の位置を、経日観察する。
月に見立てたボールと、太陽に見立てた電灯を使って、月の見え方を調べる。(発泡スチロール球の半分を黒く塗り、見え方の違いを調べる)
関連事項
土地のつくりと変化
学習内容
土地は,礫れき,砂,泥,火山灰などからできており,層をつくって広がっているものがある。また,層には化石が含まれているものがある。
地層は,流れる水の働きや火山の噴火によってできる。
土地は,火山の噴火や地震によって変化する。
実験
モデルに水を流して地層形成を観察
岩石標本の観察
化石の観察
関連事項
社会教育施設の利用(博物館、資料館)
映像、図書などの資料の利用
過去に起こった災害は将来も起こりうる。