「推し活など好きなモノをコレクションするために、つい買い物をしてしまう」
「買い物が大好きで毎回買いすぎてしまい、収納が足りない」
「洋服が大好きで大量に服を買ってしまい、服の山の中から着たい服を探せない」
など、買いすぎてしまい部屋が散らかっている、片付かないお悩みはありませんか。
私たち沖縄片付けLaboは、沖縄で開業してから6年で350件以上の訪問片付けサービスを行なってきました。これまでのお客様の傾向として、買いすぎからくる部屋の散らかりは「一般的な片付け方法」では片付くことがありません。
なぜなら大好きなモノが対象のため、モノが減ることもあまりなく必ずリバウンドをします。
このページでは、買いすぎの背景からどうしたら大量のモノと付き合っていけるのか、買いすぎの人向けにリバウンドしないための片付けのステップをお伝えします。
買いすぎの背景にはいくつか理由がありますが、『ストレス、孤独や不安、ネットショッピングの普及』が大きな理由と思われます。ご自身がどのタイプに当てはまるか、チェックしてみましょう。
子育てや職場などの対人関係などでストレスが溜まると、ついつい買い物をしてストレスを発散する方がいます。このタイプは買い物によって一時的に気持ちが良くなるため、それが習慣化し買いすぎ(買い物依存)となってしまいます。
孤独や不安な気持ちで悩んでいる方の中には、買い物をすることで孤独感や不安な気持ちを払拭させる方もいます。
買い物をする際店員さんとの会話で孤独を紛らわせる、モノをたくさん持つことで安心感を持つ方は、このタイプに当てはまります。
ネットショッピングの普及により、家にいながら欲しいモノを簡単に購入することが出来きるようになりました。簡単に購入することができるため、買いすぎが増えてしまいます。特にネットショップで購入して、購入したものを箱から出さずに置いている人は、本当に欲しいものではなく、買うことに満足している人です。
もし家にネットショップで購入して箱から出していないものがあれば、買い物依存の傾向があると言えるでしょう。
買い物依存がもたらす弊害は浪費だけではありません。次に買い物依存から起こる暮らしのトラブルについて説明します。
買い物をすることで一時的な物欲は満たされますが、いざ家の中を見ると開封されることなく積み重ねられた段ボールの山、タグがついたままの洋服たちと大量のモノで部屋が埋め尽くされてはいないでしょうか。
それらの多くのモノの片付けが億劫になり、散らかった部屋を見てストレスになり、そのストレスを発散するために買い物をするという悪循環に陥ります。
実際に沖縄片付けLaboのお客様から聞いた暮らしの困りごととは
・大量のモノが部屋を埋め尽くすと、いざ必要な時にそのモノが見つからない
・二度買い、無駄買いをしてしまう
・必要な書類を探すことができず、提出期限を過ぎてしまう
・掃除ができないため、部屋が不衛生になる
・部屋が散らかっていると家事をすることが億劫になる
・銀行のカードや納付書などが見つからず、期日までに支払いができなかった
・大量のモノに部屋が占拠され、人がくつろぐスペースがなくなる
・段ボールの山に食品が埋もれていて、大幅に賞味期限が切れていた
などがあります。これらのトラブルは、金銭的ロスや時間的ロスだけでなく、メンタルに悪影響を生み出します。さらに精神的に不安定な状態になると正しい判断が出来なくなり、より一層買いすぎ・片付かない部屋となってしまいます。
悪循環な暮らしから脱出ためには、部屋の中に大量のモノがある場合、大量のモノたちを個々に「見える化」する作業が必要になります。
まずは段ボールや箱・袋からモノを出し段ボール類は廃棄、全てのアイテムを「見える化」します。
その上で
・生活で必要な最重要アイテム(お金・カード・印鑑・通帳などの貴重品、スマホ、提出が必要な書類)がないか
・今まで一度でも探していたモノはないか
・同じモノが複数ないか
・食べ物であれば賞味期限が切れていないか
・家電であれば稼働するか
・部屋を不衛生にする原因のモノはないか(痛んだ食品や飲みかけの飲料、カビが生えた雑貨、ゴミ)
をチェックし、探していたモノ・最重要アイテムは残し、処分できるモノはゴミとして処分、複数あるモノは売るもしくは譲るためのボックスに入れていきます。
家の中にあるアイテムを「見える化」をすることで、今後のダブり買いを減らすことが出来、何を使っていないのか、自分の行動や買い物の傾向を知ることができます。
買いすぎる方全てに共通する点があります。
それは、「捨てるということに対して罪悪感がある」ということです。
お金を払って手に入れたモノを手放すことに抵抗がある気持ちは当然のことです。
どうしても捨てることに抵抗がある人は、手放す際に「ありがとう」と感謝の気持ちを伝えると手放しやすくなりますよ。
また売る以外にも、リサイクルや寄付の活用で手放すことに対する罪悪感を軽減していきましょう。
買いすぎて部屋をモノが占拠し、生活する上で不便を感じているのであれば、不便さを取り除くためにある程度モノを減らす(整理する)必要があります。
部屋は私たち人間が快適に暮らすための空間で、決してモノが人を押し除け部屋中を占拠する空間ではないのです。
家の主役はモノではなく、人です。
あなたの生活は人中心に回っていますか?それともモノ中心でしょうか。
そのことを考えた上で、「見える化」をした後、暮らしや健康に害を与えそうなモノは処分し、重複するアイテムは売るや譲るという手段を使って、部屋に人が快適に住める空間を作り出していきましょう。
「見える化」した後、重複しているモノや今の暮らしに不要なモノ、暮らしを邪魔するモノを減らしたあとは、必要なモノ、取っておきたいモノしか残っていないはずです。
残ったモノをグループ別、カテゴリ別に分けて見えるように収納していきます。
例えば、洗面所やお風呂で使う歯磨き粉、洗濯洗剤、お風呂場掃除グッズなど日用品は在庫がどれくらいあるのかわかるように使う場所=洗面所に収納していきます。
その中でも使用頻度が高いものは、使いやすくしまいやすい場所(目から腰の高さ、奥より手前)に閉まっていきます。
そうすることで、収納の仕組みが整い在庫がどれだけあるか把握しやすくなるため無駄買いを減らすことができます。
買いすぎてしまう人は「足りないかもしれない」「とりあえず買っておこう」と考えて買いがちです。
買いすぎの人には「在庫がどのくらいあるか」「足りないものが一目でわかる」「いつ買うべきか」に気づくことができる「見える化収納」をおすすめします。
SNSなどによく見られる『隠してスッキリ見せる収納』は、買いすぎて散らかる人には不向きな収納ということを覚えておくと良いでしょう。
特に買いすぎ傾向がある人は、
・週に2度など買い物に行く曜日を決める
・買い物に行く前に何を買うか決めてから買い物に行く
・どのくらい在庫があるかストックしているモノの写真を撮る
・ストック管理アプリを使って家の在庫を把握する
・本当に必要なモノなのか、考えてから購入する
・ネットショッピングをする際は、月の上限予算を決める
などの買い物習慣の見直しと買い物ルールを作ることも必要になります。
買い物リストや在庫リストを作ることで「この買い物は本当に必要なのか」「家の中に代用できるものはないか」など、買う前に一呼吸置いて考えてから購入するようにしていきましょう。
以下の項目に一つでも上記に当てはまる場合は、片付けのプロである整理収納アドバイザーに頼りましょう。
・片付けのステップを知っても片付けられない
・大量にモノがありすぎて一人ではどうしようもできない
・自分一人では買いすぎ思考を改めることができない
・買いすぎて後悔する人生をどうにかしたい
・ライフスタイルを変えてみたい
私たち整理収納アドバイザーは、お客様の感情や習慣に寄り添ったサポートを行なっています。
また、沖縄片付けLaboでは買いすぎのお客様たちのサポートを何件も行なっているので、
お客様の心理に寄り添ったアドバイスをすることが可能です。
決して「全て捨てろ」とは言わないのでご安心ください。
沖縄片付けLaboのサポートを受けることで、「一緒に片付ける」から「自分で管理できる」仕組みを作ることが可能です。
片付けLaboのサポートを受けたお客様の事例を下記リンクよりご覧ください。
買いすぎの方は「つい買ってしまう自分が悪い」と思いがちです。
自分を責めず、少しずつ自分の行動や習慣と向き合えば、今のライフスタイルを変えることが可能です。
モノと心を整えて、快適な暮らしを取り戻しましょう。
片付けは、「自分と自分の暮らしを大切にする」ファーストステップです。
お片付けの一歩を踏み出すなら、まずはお気軽に「沖縄片付けLabo」にご相談ください。