references 関連文献
Helping Skillsに関する文献情報
ヘルピング・スキルの基本文献
helping skillsの第4版。最新版です。第3版が2009年、第2版が2004、第1版が1999年。APAのHPで本文中のexercisesの部分などをダウンロードできます。第3版からwebでフォローするようになった分、第2版よりページ数が少なくなったようです。
こちらは、helping skillsの背景、根拠となる研究論文を集めたもの。
Helping Skills in Practice: A Three-Stage Model(DVD)
Hill先生によるHelping skillsの3段階モデルの説明、面接のデモンストレーションなどが収録されたDVD。
日本での研究・文献
遊佐安一郎・高橋規子 2007 臨床ゼミ 認知行動療法を学ぼう:協働関係構成と動機付けのための基礎技法を学ぶ―面接技法の基礎としてのヘルピング・スキルを活用して― 臨床心理学,7(6),847-856.
今のところ、この文献が日本語で読める、ヘルピング・スキルの一番詳しい紹介ではないでしょうか。
葛西真記子 2006 セラピスト訓練における治療同盟,面接評価,応答意図に関する実証的研究 心理臨床学研究,24(1),87-98.
Hill et al (1985)で作成されたTherapist Intention Listを基に、面接のThの応答を分類しています。直接的にヘルピング・スキルを取り上げた研究ではありませんが。
葛西真記子 2000 カウンセラーの反応と柔軟性の変化 鳴門教育大学研究紀要,15,45-54.
岩壁茂 2008 プロセス研究の方法 新曜社
Hill先生の研究がプロセス研究として紹介されています。
田口こゆき 2010 インテーク面接の機能~治療的変化の端緒として~ 関西大学心理臨床カウンセリングセンター紀要,1(創刊号),67-73.
ヘルピング・スキルの3段階モデルに基づく論考です。