research_results 研究でわかったことの紹介

私自身が行った援助要請help-seekingに関する研究で明らかになったことを、なるべくわかりやすく紹介します。

主に、大学の学生相談に対する大学生の援助要請についてです。大学生にとって利用しやすい学生相談、個々の学生の援助要請の意識・態度に合わせた学生相談システムの構築が目的です。

専門家以外の方に向けた（研究の対象が大学生・学生相談なので、特に大学生本人、保護者、大学関係者が対象となると思います）情報公開・情報提供です。

大学生のみなさんが学生生活をより充実して送ることができるための、何らかのお役に立てばうれしいです。

大学生の学生相談を利用する意識について

• • • 大学生は他者に援助を求めることについてどのように捉えているのか？（木村・水野，2004）

• • 大学生は他者から学生相談の利用を勧められると、より利用しようと思うのか？（木村，2006）

  • 大学生が学生相談を利用する意識はどのようなことから予測することはできるのか？（木村・水野，2008）

  • 大学生の学生相談室に対する利用の意識において、性別はどのように影響しているのか？（木村・水野，2012）

  • 大学生が学生相談の利用に至るまでの意思決定にはどのような要因が影響しているのか？（木村・梅垣・水野，2014）

大学生の友人に学生相談の利用を勧める意識について

• • 女子短期大学生の学生相談を利用する意識、そして他者に利用を勧める意識は関係しているのか？（木村・水野，2009）

  • 大学生は友人に学生相談の利用を勧めることについてどのように考えているのか？（木村・水野，2010）