奈良高校で行われたスーパーサイエンスハイスクール(SSH)の活動に参加させていただきました。LEGO社のマインドストームEV3の制御をPython で行うというテーマでした。私の母校である奈良高校での開催ということでお願いして参加させていただきました。
アフレルの森口さん、手配いただき誠にありがとうございました。
講座は大阪工業大学の上田悦子先生、サポートに和歌山大学の中村恭之先生という豪華な特別講座でした。
午前中はPython入門ということで、『Google Colaboratory』を用いて、基礎計算プログラムから条件分岐プログラムまでを一気に駆け抜けました。生徒らは流石にSSHの活動に参加しているだけあって、非常にスムーズでした。
午後からはメインのEV3の登場、生徒らは持参したノートPCとEV3を机に出しやる気満々です。ここで紹介されたのが Visual Studio Code(VS Code)です。LEGO社のホームページでも紹介されていて定番のエディタになっているようです。
今回は中村先生がLEGO用にアクセスポイントを持参してくださっていて、そのAPを経由するWifi接続にてEV3を制御していました。そのような設定もVS Codeなら問題なし!非常に簡単な工程で制御可能な状態までの初期設定が済みました。その後は、LEGO社が配布しているリファレンスを元に生徒らがカタカタコーディングスタート。ここまで来ればお手のもので生徒らは条件分岐をうまく使いながらEV3を操っていました。
マインドストームEV3はなかなか高価なので、授業用に10台揃えることは至難の技ですが、有志を募っての放課後、ロボットプログラミング教室をできるように数台欲しいと思いました。
授業用には「micro:bitのPython制御」がVS Codeの登場で近道かつ現実的に感じました。女子中高生のプログラミングへの入口をどのようにするのか悩みは非常に大きいです。
どなたか、ご教授いただけると幸いです。
高校時代を懐かしんで奈良公園をぐるっと散歩して帰りました。