東京都多摩動物公園では、オス2個体、メス1個体のアジアゾウと、サバンナゾウのオス1個体が飼育されています。

名前:アヌーラ(オス)

生年月日:1953年スリランカ生(推定)

1956年11月9日恩賜上野動物園に来園。

1958年4月28日来園。

国内最高齢。アジアゾウの国内最年長記録を更新中。

名前:アマラ(メス)

生年月日:2004年10月29日スリランカのPinnnawala Elephant Orphanage生

2012年11月30日ヴィドゥラと共に来園。

名前:ヴィドゥラ(オス)

生年月日:2007年8月25日スリランカのPinnalawa Elephant Orphanage生

2012年11月30日アマラと共に来園。

名前:砥夢(オス)

生年月日:2009年3月17日愛媛県立とべ動物園生

父:アフ、母:リカ

2012年11月27日来園。

媛の妹で、砥愛の兄。

アジアゾウ舎「アジアゾウの谷」。園内の「アジア園」に位置しています。

広々とした運動場。右に写っているのはスイギュウ(Bubalus bubalis) 。 

谷に位置しているため、さまざまな角度で観察可能。

砂山やフィーダーが仕掛けられた擬岩、日除けなど変化に富んだ環境。

オスのヴィドゥラが普段暮らす運動場と獣舎。

運が良ければ繁殖のためのペアリング(同居)がおこなわれることも。

トレーニング用の柵のエリア。

柵に開いた小窓から足や耳を出して貰い、健康管理のためのトレーニングがおこなわれています。

ゾウについて色々なことが学べる展示物

ゾウ舎の屋内運動場。多数の餌場と床には砂が敷き詰められています。室内でも快適に過ごせるよう工夫がされています。

ゾウ舎内での飼育の工夫を紹介するサイン。

旧アジアゾウ舎から現在の獣舎までゾウたちを移動する時に用いた輸送箱が展示されています。

1958年の開園時から2021年まで使用されていた旧アジアゾウ舎。西洋の城塞のような外観が特徴でした。

サバンナゾウの砥夢が暮らすアフリカゾウ舎。「アフリカ園」に位置しています。

大きなプールがある方の運動場。日除けや遊ぶ用の丸太、餌を隠せる場所などが用意された広々とした運動場。

上からも観察出来ます!かつては最大時6個体のサバンナゾウが暮らし、2個体の繁殖に成功した実績も。

反対側の運動場。アリ塚と砂山が特徴的。左端にあるバオバブのレプリカからゾウたちを観察可能。

巨大なバオバブのレプリカ。中は覗き窓があります。

ゾウに関するさまざまな展示。

かつて多摩で飼育されていたアコ(1965~2022)とマコ(1965~2011)の成長記録。

トレーニングに応じる砥夢。柵越しに安全に健康管理のためのトレーニングが可能になっています。

基本情報 (詳しい情報はHPをご覧ください。)

住所:〒191-0041 東京都日野市程久保7丁目1-1

営業時間:9時30分~17時00分(入園は16時00分まで)

休園日:毎週曜日(曜が祝日または都民の日の場合翌日)。12月29日~1月1日

入園料:一般:600円 中学生:200円 65歳以上:300円 

年間パスポート

一般:2400円、65歳以上:1200円

・園内は丘陵地帯で起伏があるため、園内を走るシャトルバスの運行あり。

詳しくはこちらをご覧ください。

駐車場

動物公園専用駐車場はないが、付近の駐車場はあり。

アクセス

・車にて(土日祝日は混雑するため鉄道とモノレール推奨

中央自動車道「国立府中IC」より約20分。

・鉄道などにて

京王線「多摩動物公園駅」、多摩モノレール「多摩動物公園駅」下車、徒歩1分。