二枚めの横置きオールマップが前半戦を過熱させ、中盤に3除外、後半はナタや金を大量に要求される上級者向けマップ。しかも長いです。迂回路がないボトルネックになる箇所が散在しており、後続プレーヤーへの進路妨害がよく起こります。先頭に立てるかどうかが、勝利の重要なポイントになるでしょう。除外マス、洞窟もあり、長期戦を読めばあえて序盤では下位にとどまるのもあり。
最初の勝負は2枚目のオールマップ(タイルP)を抜けられるかです。初期手札にはオールが1枚しかなく、オールを強化しないでオールマップに突入した場合、デッキを2巡させる必要があります。オールマップがあまりにも初期にあるため市場の枠が開かず、キャプテン(3オール)を買いにくいのが困りものです。4人目がオールを乗り越えたころ、先頭はどこまで先に進んでいるのやら。
中盤には3除外マップ(タイルI)が配置されており、またしてもボトルネックとなります。遠回りをしてでも3除外を行うか、下の1ナタマスを通って先を急ぐか、判断の分かれるところです。3除外は手札の圧縮効果としては非常に高く、多少の遠回りなら追いつけます。ただしこのころ他プレーヤーのデッキも完成に近づいています。どのくらいのロスまで許されるかの読みは非常に難しいです。
後半にも大量の金かナタが要求され、最後まで気が抜けない構成になっています。
キーカードは5ナタ。
除外マスが多く、除外を効果的に使えた人が勝利に近づきます。