最近になって、特にゲーム攻略サイトなどで年齢指定ゲーム(例: Z: 18歳以上のみ対象)の広告が流れるようになった。
これは2002年に発足し、2006年に後述する事件で体制が強化された「コンピュータ・エンタテインメント・レーティング機構」(以下、セロレーティング)によって審査されたもので、暴力やホラー表現を特定の年齢に満たない者に触れさせないようにするものである。
はっきり言って、この年齢指定セロレーティングの広告は、やめていただきたい。
というのも、以前BPOで寄せられた意見で、こういうのがあった。
「年齢指定映画のCMはやめてください。PGとかRとかのついた映画の宣伝はやめてください。年齢指定映画の有害性ははっきりしています。そんな有害映画の宣伝をするなんて絶対に許せません。」
(引用元:2007年4月に視聴者から寄せられた意見・BPO: 放送倫理・番組向上機構のサイトより)
…というものがあった。
これはあくまで似たような例だが、年齢指定セロレーティングのゲームのすべては暴力表現だったり、性的な内容だったり、恋愛を扱った(それに類ずる表現)ものだったり、また犯罪行為をするシーンがある。
だからといって、たとえ違法なROMサイトやSNS、ゲーム攻略サイト、モータースポーツ専門サイトなどでZのゲームを広告するというのは、青少年にも悪影響を及ぼすものではないのか?
それになんの何の前触れもなく「Z」のマークを表示するのはやめていただきたい。このような広告を見ると怒りと憎しみと殺意が込みあがってくる。
で、事件と言うのは2006年に発売された「グランド・セフト・オート」のゲームが当時の神奈川県知事により有害図書指定されたことである。
これによりこれまで18歳以上のものが「D: 17歳以上対象」、「Z: 18歳以上のみ対象」と分けられるようになる。
これは本来、ロックスターゲームさんが非難すべきものである。何せ「グランド・セフト・オート」は海外のゲームだ。
これは全世界のグラセフファンも暴動を起こすべきものだろう。
なぜ暴動が起きなかったのか、理解に苦しむ。
もしぼくが海外のゲームメーカーだったら抗議文を送りつける。
それにセロレーティングは違憲である。
日本国憲法第21条には、「集会、結社及び言論、出版その他一切の表現の自由は、これを保障する。検閲は、これをしてはならない」と定められている。
これに反した場合、損害賠償を請求される場合がある。
それに子どもも見るサイトで「Z」のマークを見た子どもは泣いてしまうのも無理もない。
これはゲームソフトのみならず、ダウンロードコンテンツなどの追加コンテンツにも適用される。
この記述はぼくの公式Xアカウントでも書いたが、このような年齢指定コンテンツは違反通報する。
子どもの健全育成に害を及ぼす有害ゲームの広告は絶対に許さない。
そして、コンピュータ・エンタテインメント・レーティング機構に要求する。
こういう違憲行為をやめていただきたい。