2022年3月15日……キョーワズ珈琲さんの特別限定珈琲レポート、今回は、タンザニア モンデュール農園AA です。だいぶ間が飛び、また予定を変更してごめんなさい。
意外とスパイシー、果実的なスパイシーさです。同時にメロンのような甘さとコクが流れて来ます。その甘さとコクで後味は濃厚、飲み応えのある珈琲です。
次は ブラジル ボンジャルディン農園No.2 をレポートする予定ですが、変更するかもしれません。ご容赦ください。
2022年4月8日……今回はかなり脱線して、日本における文学のありようについて書きます。
外国の方に一般的にどう認識されているかあまり詳しくないのですが、いち日本人として見る日本人はかなり利己的な民族です。それが民族としての個性なのか、価値観的に発達途上にあるせいかは分かりません。例えば、日本人は吝嗇です。スーパーに行くと生鮮食品を手に持って吟味する人を良く見かけます。このご時世ですからあまり良いマナーとは言えず、合理的とも言えません。節約、もったいないなどの言葉にすると聞こえは良いのですが、少なくとも裏返すと吝嗇に通じるのではないでしょうか。
抽象面においても日本人は利己的とも言える精神を有している場合が多いように感じます。何らかの分野において確立された方法論に固執するのはその典型です。無論それが良い伝統となり文化となる場合もあります。ただ、私は「~道」と表現される分野などを基本的にあまり信頼していません。国は違いますが、二千年以上前に「物事の方法は無限に存在する」「確定された方法は存在しない」ことは同じ東洋の先人によって看破されています。東洋にある日本でこの意識があまり共有されていないのは皮肉なことです。
文学においても同じようなことが言えます。文学はこうあるべきという論はそれ自体が矛盾をなしています。また、一つの作品傾向が長期間評価されるのもその現れです。原因の一つとして売れる売れないの評価があると思います。文学はある程度は創造性の産物ですから、普遍的に価値があるであろう作品を積極的に発見し保存してゆく姿勢が不可欠です。戦争を経過してきた日本でその態度を上から望むことは難しいでしょうが、下から支えてゆくことは意識次第で可能ではないでしょうか。
写真はこれを書きながら吞んでいたエビスさんです。豊かなコク、まろやかな味わい、やっぱりビールはエビスさんに限りますね。
2022年5月9日……キョーワズ珈琲さんの特別限定珈琲レポート、今回は、 グアテマラ アルト・デ・メディナ農園 です。また予定を変更してごめんなさい。
これも意外とスパイシー、フローラル系のスパイシーです。味全体に華やかさがあります。舌通り、後味は軽やか、飲みやすい珈琲でした。
次回は、今度こそ、ブラジル ボンジャルディン農園No.2 のレポートです。
20226月27日……キョーワズ珈琲さんの特別限定珈琲レポート、今回は、ブラジル ボンジャルディン農園No.2 のレポートです。
ナッツ的な香ばしさがあります。少々の穀物系のスパイシーさ、まろやかでしっかりしたコクがふくらみます。落ち着いた余韻、印象に残る珈琲でした。
以上四回、特別限定珈琲のレポートをしてまいりました。個人的に気に入ったのはイルガチェフェG1、ボンジャルディン農園No.2も素敵でした。
キョーワズ珈琲さんの特別限定珈琲は毎年10月頭頃から予約受付開始です。ご興味を持たれた方はキョーワズ珈琲さんの店頭にてどうぞ。
次回の特別限定珈琲も楽しみです。
2022年8月9日……今回は渡辺八畳さんの詩誌『BONE』vol.2 のご紹介です。
今号のラインナップは以下の通り。
・「特集」 ……詩の書き方、詩の推敲についてアンケートデータに基づく考察を渡辺八畳さんが展開しておられます。
・「テノウチ」……詩人による自作解説です。今回は故永しほるさんが「逆三角形」「うつし身」を解説しておられます。
・「骨で詩を書く」……5人の詩人が「骨」をテーマに詩を書いておられます。
・「ハチジョーポエジー」……渡辺八畳さんのコラムです。今回はホラー系オリジナルビデオについて書いておられます。
・「スナワチ報告」……アートコレクティブ「スナワチオコス」の活動記録です。
眼目は何と言っても特集です。vol.1 でもそうでしたが、詩作分野にこの手のメスを入れる発想に拍手を送りたいです。個人的に興味深かったのは推敲への積極性の有無でしたが、それは渡辺さんも同様だったか、 AI が作った詩作品を4人の異なる人々が推敲するという特別企画をその後にやってらっしゃいます。結果はどうだったか、是非『BONE』vol.2 をお手に取って確かめてみてください。
ちなみに今号、「骨で詩を書く」に前田珈乱が登場しています。
『BONE』vol.2 、ご興味を持たれた方は渡辺八畳さんまで。お名前で検索すると色々出て来ます。
なお『BONE』vol.1 の記事がこのブログの2022年1月3日(新珈琲体験4)にあります。あわせてご覧くださいませ。
2022年8月29日……今回は、「ヘッドホン有線しか勝たん」のお話です。
愛用していたKENWOODさんのヘッドホンKH-KZ1000が最近壊れました。
激ショックです。ご覧のとおりイヤーパッド部分が破れて取れてしまいました。KENWOODさんに修理をお願いしようと思ったのですが、該当商品のイヤーパッドの在庫が無いというお返事。泣く泣く諦めました。2021年1月26日のこのブログの記事にも書いてますが、最主力選手だっただけに痛いです。
KENWOODさんはいつ新しいヘッドホンを出してくれるのだろう。思いながらKENWOODさんのサイトに行くと、なんと、あるではないですか! それがワイヤレスステレオヘッドセットKH-KZ1Gです!
KH-KZ1Gはいわゆるブルートゥースヘッドホンと呼ばれる奴です。ノイズキャンセリングや通話機能、グーグルアシスタントの利用もできます。早速音楽を聴いてみました。良い感じ! 音にとても立体感があります。また全体的に音域のバランスが非常にすぐれています。
しかし…どこか足りないなあと思いながら調べると、このヘッドホン、有線接続機能が付いていました。そこで電源を切って有線接続で音楽聴いてみました。ちなみに使ったケーブルはKZ1000についていた奴です。KZ1Gに付属のケーブルは何故か接触が悪く、使えませんでした。この有線接続、すごく素敵な音質でした。ワイヤレスヘッドホンなのですが、最近は使うときは基本的に電源を切って有線で聞いています。
ただ、KZ3000やKZ1000と比較するとどうか。素人判断ですが、個人的には有線接続オンリーの方が音は好みです。KENWOODさんには是非また有線接続のヘッドホンを発売してほしいです。
(余談ですが、KZ1Gはインイヤー型、KZ3000やKZ1000はオンイヤー型です。私はオンイヤーの方が好きです。理由は圧迫感が少ないことと、眼鏡をかけるとき邪魔にならないためです)
そんなわけで、ヘッドホン、有線しか勝たん、です。
とか言いながら私はブルートゥースヘッドホンも愛用しています。外出時は欠かせないですね。コード引っかかったら危ないですし。
写真はKENWOODさんの商品ではないですが、やはり使い込んでボロボロです。ちなみに外出用のヘッドホンは安くて丈夫なものを選んでいます。万が一の紛失のダメージを少なくすることと、バッグ等のなかでのタフな状態に耐えさせるためです。
みなさまは、ヘッドホン、どのように使ってらっしゃいますか?
続きは「珈琲絵日記6」にて!