第33回東北作業療法学会の閉会にあたり、心からの感謝と御礼の言葉を述べさせていただきます。

4年ぶりとなりました6月25日の現地開催、7月1日から7月31日の期間でのオンデマンド配信のすべてを無事に終了することができました。まずは、ご参加いただいた全ての方々に感謝申し上げます。

東北作業療法学会としては初のハイブリット開催でしたが、開催の準備と運営において、大変な労力と時間を割いていただきました実行委員の皆さま、関係者の皆さま、ご後援いただきました諸団体の皆さまには深く御礼申し上げます。皆さまのご支援、ご協力なくして、このような学会は成り立ちませんでした。お陰様で多くの参加者が貴重な情報と交流の機会を得ることができたと感じております。

東北大学大学院工学研究科の平田泰久教授の特別講演は、「適応自在なロボットが拓く未来の作業療法の可能性」と題して、作業療法の未来に影響を与える刺激的な内容でした。６つのシンポジウムでは、今学会のテーマである「作業療法の過去・現在・未来」についてとても有意義な議論をしていただきました。また、当事者の皆さまからの作業療法、作業療法士に対するメッセージは、作業療法を必要とする人々に作業療法について、一層理解していただくための貴重な言葉となりました。教育講演の講師の方々には、最近の作業療法の知見や技術を明日からの臨床に役立てられるように、限られた時間において丁寧にわかりやすく紹介していただきました。演題発表では、臨床に活用できる研究や日頃の臨床の成果としての事例報告など多くの新たな知見を報告していただきました。貴重な研究成果や知見を分かち合っていただき、学会の内容を豊かにしていただきました。これからも皆さまの研究が更なる発展を遂げることを願っております。

今学会の貴重な経験が次へと引き継がれ、東北の作業療法士の皆さまの熱意と情熱により、東北から発信される作業療法が一層の発展と進化を遂げることを、皆さまと共に歩んでいけることを心から楽しみにしています。

改めて、東北各県士会の皆さまに心から感謝を申し上げます。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　第33回東北作業療法学会

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　学会長　大黒一司　

本学会では、環境保護の観点から従来印刷をしておりました学会誌をペーパーレス化しております。PDF化した学会誌は「プログラム」に掲載しております。下記のリンク先からダウンロードすることができます。

第33回東北作業療法学会 学会誌

　現地開催のシンポジウムⅠ～Ⅳについて、時間の都合上、参加者の皆様からシンポジストへの質問が受けることができない場合があります。そこで参加者の皆様からシンポジストへの質問がある場合には、こちらのフォームから受け付けることにしました。

質問受付フォーム 

第33回東北作業療法学会はハイブリッド開催です。

現地開催参加の方はオンデマンド配信もご覧になれます。

参加費   　　　　正会員　　　会員A　　非会員　　学　生　   他職種

現地開催参加　　6,000円　　7,000円　  12,000円     1,000円      7,000円

オンデマンド           5,000円           6,000円       14,000円     1,000円      6,000円

参加登録専用サイトにアクセスできます

会　期：令和6年７月13日（土）～14日（日）

会　場：アトリオン　

　　　　〒010-0001 秋田県秋田市中通２丁目３−８

テーマ：「作業療法、作業療法士の質」

学会長：高橋敏弘（特別養護老人ホーム真森苑）

第34回東北作業療法学会について

 　大黒学会長をはじめとする宮城県作業療法士会の皆様、第33回東北作業療法学会の準備ありがとうございます。学会の成功を祈念しております。

来年の第34回学会は秋田県士会の担当となります。学会テーマは「作業療法・作業療法士の質」としました。参加して良かったと思える学会を目指して実行委員会で企画を検討しています。秋田でも現地開催の方向で準備を進めていますのでまた来年も皆様にお会いできることを楽しみにしております。

第33回東北作業療法学会への参加にあたり、出張許可願いが必要な方は各自でダウンロードしてご利用ください。

詳細はこちら

◎シンポジウム
・認知症の当事者からのお話を聞こう
「生きることは工夫すること～認知症当事者の方々のメッセージ～」
・起業したOTからの話を聞こう「地域に飛び出したOT達」
・東北6県における地域支援事業の現在の取り組みと未来への継続
・学童保育×作業療法士～東北での取り組み～
・コロナ禍における精神科作業療法の取り組み

◎教育講演
Ⅰ．作業療法における目標設定
Ⅱ．脳卒中後の上肢麻痺に対する作業療法
Ⅲ．精神科作業療法の「これまで」と「これから」（仮題）

講師や内容の詳細は今後プログラムに反映していきます！
お楽しみに(^^)/

令和5年1月1日～1月5日までの間で「新規（追加）演題登録」（赤枠）がなく、演題登録ができない状況になっておりました。現在、演題・参加登録サイトの運営会社によって不具合は解消されております。

皆様には、ご迷惑をおかけし大変申し訳ございませんでした。

演題登録はこちら

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