特別講演
適応自在なロボットが拓く
未来の作業療法の可能性
適応自在なロボットが拓く
未来の作業療法の可能性
講 師:平田 泰久
福祉・介護の分野でのロボット活用は、超高齢社会に対処する手段として、多くの研究者や企業によって進められている。介護ロボットを使うことで、介護者の負担を軽減することはできるが、介護の在り方は個人によって異なるため、個人それぞれに適応したサポートを提供することは非常に挑戦的な課題である。そこで本講演では,我々が現在進めている「活力ある社会を創る適応自在AIロボット群」と題したムーンショットプロジェクトを紹介し、主観的支援、物理的支援、AIロボット運用の3つの観点から個別性に適応する取り組みを紹介する。これにより、ロボット技術が作業療法において果たす役割や、未来の作業療法におけるロボットの可能性を探るきっかけとなればと思う。
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特別講演は現地開催です(大ホール 10:00~11:20)。