教育講演Ⅴ 

ロービジョンリハビリテーションと

作業療法

講 師:小幡 紘輝

学校法人菅原学園 仙台保健福祉専門学校

 ロービジョンとは、見えにくいために生活上の困難を生じている状態を総称した概念である。日本において視覚障害者は164万人、そのうちロービジョン者(良い方の眼の矯正視力0.1超0.5未満と定義)は145万人と推計されている。ロービジョンは、転倒リスクの増大、不活発やうつ症状などを通して、要介護発生リスクを増加させることが報告されている。ロービジョンリハビリテーションには、視機能評価、補助具の選定、心理的援助、歩行訓練、環境調整、日常生活訓練などが含まれる。これらの評価や訓練をカナダや米国では主に作業療法士が行っている。作業療法士によるロービジョンリハビリテーションの実践を紹介する。


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略歴

2003年 学校法人 北杜学園 仙台医療技術専門学校 卒業

2003年 一般財団法人 脳神経疾患研究所 附属 南東北福島病院入職

2007年 医療法人財団 明理会 西仙台病院入職

2014年 学校法人 菅原学園 仙台保健福祉専門学校作業療法科 専任教員

2018年 東北大学大学院 医学系研究科 障害科学専攻 肢体不自由学分野 修士課程修了

2023年 東北大学大学院 医学系研究科 障害科学専攻 肢体不自由学分野 博士課程修了

所属学会等:一般社団法人 日本作業療法士協会

      一般社団法人 宮城県作業療法士会

      一般社団法人 日本疫学会

      日本ロービジョン学会

教育講演はオンデマンド配信です。