オンラインライブ保育講座アーカイブ

本講座を収録した動画を、ご連絡いただいた方に限定公開しています。
ご希望の方は高橋健介(takahashi_k@toyo.jp)までご連絡ください。 

第1回東洋大学オンラインライブ保育講座の報告

2020年10月24日(土)に第1回の東洋大学オンラインライブ保育講座を開催いたしました。

講師に向山こども園副園長の木村創先生をお招きし、「保育者という仕事への希望と創造」と題してご講演いただきました。
木村創先生から保育者の仕事「新3K」として、<環境><カンファレンス><記録>といったご提案をいただくなど、これからの時代の保育者の専門性、園(組織)としてのマネジメントやその支え合いについて有意義に学ぶことができました。
参加者の皆様とも、オンラインライブによるチャットや対話を通して、活発な議論を展開することができました。
木村創先生をはじめ、ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。(報告:高橋健介)

第1回保育講座チラシ

第1回保育講座のレジュメ

第2回東洋大学オンラインライブ保育講座の報告

2020年11月28日(土)に第2回東洋大学オンラインライブ保育講座を開催しました。

講師に出雲崎こども園園長の松延毅先生をお迎えして「 子ども主体の協同的・探究的な活動をめざして」と題して、ご講演いただきました。
子どもが主体的に、知りたい、考えたい、試してみたいなどと探究していくプロセスには、子ども同士や保育者との対話が土台となっていることが考えられました。
また、子ども自身が経験を記録(表現)し、ふり返る中にも自己との対話があり、探究的な学びの萌芽となることが考えられました。
松延先生と参加者とのオンラインを通した対話もあり、有意義な学びの機会となりました。
松延毅先生をはじめ、ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。(報告:高橋健介)

第2回保育講座チラシ

第2回保育講座のレジュメ

第2回保育講座の補足資料(ノンコンタクトタイム関連記事「Pot」 2020年7月号、チャイルド本社)※転載不可

第3回東洋大学オンラインライブ保育講座の報告

2021年1月23日(土)に第3回東洋大学オンラインライブ保育講座を開催しました。

講師は、子ども支援学専攻の高橋健介が担当させていただきました。
東洋大学オンラインライブ保育講座では、年8回のうちの2回の講座を子ども支援学専攻の教員が担当する予定です。
子ども支援学専攻には、保育や子どもを取り巻く諸課題に対し、保育の質向上に資する多様な専門を有した教員が所属しています。どうぞご期待ください。

さて、今回の講座では「一人ひとりの子ども理解や評価を保育につなげていくために-保育におけるeポートフォリオの可能性-」と題して、
ICTによる保育記録、特にeポートフォリオの可能性について考えました。
保育におけるeポートフォリオの取り組みは、保育業務(保育記録)の効率化、合理化につながるばかりではなく、
子ども一人ひとりの記録の蓄積や育ちの評価につながっていきます。

また、形成的アセスメントとして保育の改善や保育者間の情報共有、連携を促すツールになる得ることも期待されます。
eポートフォリオの取り組みは始まったばかりで、まだまだ課題はありますが、ニュージーランドでの取り組みや保育現場での活用方法など、オンラインを介して、多くの皆さんと活発に議論することができました。
ご参加いただいた皆さん、ありがとうございました。(報告:高橋健介)

第3回保育講座チラシ

第3回保育講座のレジュメ

回東洋大学オンラインライブ保育講座の報告

2021年2月20日(土)に、今年度最後の第4回東洋大学オンラインライブ保育講座が開催されました。

講師にRISHHO KID'きらり岡本の坂本喜一郎先生をお迎えして
「自分らしく人間らしく生きるということ-生きるリズムにおける『くつろぎ』の重要性について-」と題して、
ご講演いただきました。
子どもが積極的に環境に働きかけ、遊び込めるためには、ゆったりと自分のペースやリズムで過ごす時間、場も必要であることを、
RISSHO KID'Sきらりにおける「生き生き」と「くつろぎ」での子どもの姿から学ぶことができました。
日本の保育が長時間化していくなかで、生活のリズム、保育環境、社会とのつながり、そして多様性に対する配慮など、
とても大事な視点を提起していただけたと思っています。
坂本先生と参加者とのオンラインを通じた対話もあり、楽しい学びのひと時になりました。
坂本喜一郎先生をはじめ、ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。(報告:高橋健介)

第4回保育講座チラシ

第4回保育講座レジュメ

回東洋大学オンラインライブ保育講座の報告

2021年5月8日(土)に、第5回東洋大学オンラインライブ保育講座が開催されました。

講師にニュージーランドで幼稚園教諭をされている谷島直樹先生をお迎えして

「ニュージーランドの保育実践-アセスメントとラーニングストーリー-」と題してご講演いただきました。

不確かで複雑なこの時代、ニュージーランドでは生涯学び続ける人(Lifelong learner)に向けて幼児期からの育ちを大切にしています。そのために、結果よりも自ら学ぼうとする力やそのプロセスを学びの構え(Learning disposition)として重視しているとのことです。

また、ラーニングストーリーといった肯定的な記録を子どもや保護者にフィードバックして、アイデンティティの確立を目指しているなど、主体性や多様性を重視する日本の保育にとっても学ぶべきことは多くあったと思います。

ニュージーランドからオンラインでつないでいただいた谷島先生と参加者の方々との対話による協議もあり、楽しくも深い学びの機会となりました。

谷島直樹先生をはじめ、ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。(報告:高橋健介)

第5回保育講座チラシ

第5回保育講座レジュメ


回東洋大学オンラインライブ保育講座の報告

2021年6月19日(土)に、第6回東洋大学オンラインライブ保育講座が開催されました。

講師に練馬区立北大泉幼稚園副園長の篠原直子先生をお迎えして

「多様な育ちを保障する インクルーシブな保育とは-特別な支援を要する幼児が在籍する学級の運営を考える-」と題してご講演いただきました。

長く保育実践を積み重ねながら、研究にも取り組まれている篠原先生のお話からインクルーシブな保育に向けた多くの知見を得ることができました。また、その子どもらしさを保育者が受けとめ、共に育ちあう関係を築いていく、そのプロセスを支える保育者の専門性の高さを改めて考える機会になりました。

保育現場での具体的な課題にも丁寧にお答えいただき、対話を通して学ぶこともできたかと思っています。
篠原直子先生をはじめ、ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。(報告:高橋健介)

第6回保育講座チラシ

第6回保育講座レジュメ

回東洋大学オンラインライブ保育講座の報告

2021年7月24日(土)に、第7回東洋大学オンラインライブ保育講座が開催されました。

講師に本学ライフデザイン学部生活支援学科子ども支援学専攻教授の中道直子先生をお迎えして
「自分をコントロールする力を育む-幼児期の実行機能の重要性とその支援-」と題してご講演いただきました。

近年、保育・幼児教育でも注目が高まる「自分をコントロールする力」すなわち「実行機能」について、最新データを示しながら分かりやすく説明して頂き、
改めて実行機能の重要性を考える契機となりました。特に思考と行動の制御に関する「クールな実行機能」は幼児期に急激に発達するということを踏まえ、
改めて保育・幼児教育の営みの中で、どのようにして実行機能を育むかいう視点で見つめ直すことも必要ではないかと考えます。
質疑応答でも皆様からたくさんの質問や示唆に富むコメントを頂き、参加者それぞれのお立場で保育実践へのヒントを得られたのではないかと思います。

中道直子先生をはじめ、ご参加頂きました皆様、ありがとうございました。(報告:山原麻紀子)

第7回保育講座チラシ

第7回保育講座レジュメ

第8回東洋大学オンラインライブ保育講座の報告

2021年9月11日(土)に、第8回東洋大学オンラインライブ保育講座が開催されました。

講師に世田谷代田仁慈保幼園主任の宮口優香先生をお迎えして
「子ども主体の協同的な学びの実践-仁慈保幼園の取り組みを通して-」と題してご講演いただきました。
宮口先生から、子ども達の協同的な学びが深まっていく、そのプロセスについて、実践例を通してお話していただきました。保
育者が丁寧に子どもの思いやイメージを受けとめ、そして集まりなどで共有し、お互いの良さや違いを認めあいながら、
それぞれの遊びが発展していることがうかがえました。また、子どもとの対話、同僚との対話、保護者との対話、地域との対話を織りなしていくことで、
子どもの学びの世界が広がり、深まっていくことが考えられました。

協同的な学びを支える保育者の援助についても丁寧にお答えいただき、チャットや口頭での対話を通して学ぶこともできたかと思っています。
宮口優香先生をはじめ、ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。(報告:高橋健介)

第8回保育講座チラシ

第8回保育講座レジュメ

回東洋大学オンラインライブ保育講座の報告

2021年10月16日(土)に、第9回東洋大学オンラインライブ保育講座が開催されました。

本講座も2年目を迎えることができました。講師やご参加いただいた皆様に改めてお礼申し上げます。

さて、第9回保育講座では、講師に野中こども園の中村章啓先生をお迎えして
「 語り合い、育て合う、たのしみとよろこび -保育施設過剰時代を見据えた働き方改革- 」と題してご講演いただきました。

野中こども園では、園での子どもの姿や育ちを伝えるため日々ドキュメンテーションを作成し、
そのドキュメンテーションを介してプチカンファレンスをおこなっています。ドキュメンテーションは、保育者が日々の保育をふり返り、
明日を見通すといったカリキュラムマネジメントとして機能し、また保護者や子ども、そして同僚との対話を促すツールにもなっているとのことです。
このような取り組みのために、60分の休憩時間の他にノンコンタクトタイムも取れるよう働き方改革を進めてきているとのことです。
中村章啓先生のお話を通じて、保育の質と保育者の働き方は密接に関連づくものであり、
この両者をバランスよく見直していくことの必要性について改めて考える機会となりました。

中村章啓先生をはじめ、ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。(報告:高橋健介)

第9回保育講座チラシ

第9回保育講座レジュメ

10回東洋大学オンラインライブ保育講座の報告

2021年11月20日(土)に、第10回東洋大学オンラインライブ保育講座が開催されました。

講師に京都府舞鶴市のさくらこども園園長の森田達郎先生をお迎えして
「子ども主体の保育への大転換-保育者とともに試行錯誤の7年間-」と題してご講演いただきました。

さくらこども園は2015年より、これまでの行事中心の一斉保育から日々の保育の遊びを中心とした子ども主体の保育へと転換を図ってこられました。
保育や行事を見直す過程では、保育者の方々の葛藤や施行錯誤を経て、一つひとつ丁寧に相談・確認しながら協力して改革を進めてこられたとのことです。
保育の転換を進めるにあたり、①環境、②あそび(保育)、③行事の三つポイントに沿って実践例を通してお話し頂きました。

今回も全国各地からご参加いただきましたが、同じように子ども主体の保育への転換に向けて動いていらっしゃる方も多く、
たくさんの質問やコメントを頂きました。保育を変えていくことの難しさや悩みについても共有するとともに、
改めて子ども主体の保育の意義を確認する機会になったと思います。
森田先生をはじめ、ご参加頂きました皆様、ありがとうございました。(報告:山原麻紀子)

第10回保育講座チラシ

第10回保育講座レジュメ

第1回東洋大学オンラインライブ保育講座の報告

2022年1月22日(土)に第11回東洋大学オンラインライブ保育講座を開催しました。

講師は、子ども支援学専攻教授の内田千春先生が担当いたしました。
東洋大学オンラインライブ保育講座では、年8回のうちの2回の講座を子ども支援学専攻の教員が担当する予定です。子ども支援学専攻には、保育や子どもを取り巻く諸課題、保育の質の向上に対して多様な専門性を有した教員が所属しています。これからもどうぞご期待ください。

さて、今回の講座は「⾔語や⽂化が多様な⼦どもたちとの保育~要はみんなのための保育なんだけどなんで難しいんだろう~ 」と題して、
言語や文化が多様な子どもへの保育、保護者への支援についてお話をうかがいました。
国際化が進む中で、改めて保育者が違う言語や文化を持つ子ども、
保護者により添い、必要に応じて相手の母国語を用いていくことの必要性を感じました。
また、ICT(翻訳アプリなど)の有効活用や家庭での母国語でのコミュニケーションの必要性についても理解することができました。

チャット等でもたくさんのご質問をいただき、多文化共生保育のあり方について考え、理解する機会になりました。ご参加いただいた皆様、改めて感謝申し上げます(報告:高橋健介)

第11回保育講座チラシ

第11回保育講座レジュメ

第1回東洋大学オンライン公開保育in出雲崎こども園の報告

2022年3月10日に第1回東洋大学オンライン公開保育が出雲崎こども園(新潟県出雲崎町、園長松延毅先生)のご協力をいただき開催されました。

3歳児クラスの多様な素材、モノが配置された環境での遊びや片付け、集まりでの遊びのふり返りの場面などが公開されました。
また、子どもの姿を保育者がふり返る保育カンファレンスの様子も公開されました。
午後の協議会では、遊びと片付けとの関係、3歳児クラスの対話(遊びのふり返り)や保育カンファレンスの意義などについて協議することができました。

本公開保育では、保育と共にマネジメント(ノンコンタクトタイム)の場面も公開いただけたことで、
同僚との連携や子ども理解の共有などについても深く考える機会になりました。

本公開保育にご協力いただいた出雲崎こども園の保育者の皆様、また年度末のお忙しい時期にご参加いただいた皆様にお礼申し上げます。(報告:高橋健介)

第1回オンライン公開保育チラシ

本公開保育のダイジェスト版(約1時間)を限定公開しています。
ぜひご覧いただけますようお願いします。

ダイジェスト版の視聴をご希望の方は高橋健介(takahashi_k@toyo.jp)までご連絡ください。

第12回東洋大学オンラインライブ保育講座の報告

2022年2月26日(土)に、第12回東洋大学オンラインライブ保育講座が開催されました。

講師に港区立港南幼稚園園長の青山伸子先生をお迎えして
「保育における Twitter での情報発信-子どもの育ちや学びをみつめて-」と題してご講演いただきました。

港区立港南幼稚園では、日々の園での子どもの姿、育ち、学びを伝えるため、個人情報に配慮しながら、Twitter で情報発信をされています。
Twitter 等の SNS による情報発信は、その簡便性から、場面と場面とをつなぎ、
子どもの連続した経験のプロセスを伝えることに長けていることがうかがえました。
さらに、子どもや保護者とともに、保育者間においても子どもの姿を共有し、日々保育をふり返る機会になっていることが考えられました。
また、子どもの主体性を重視した保育・幼児教育の意義や魅力を地域や広く社会にも伝えていくツールとして大きな可能性を感じることができました。

青山伸子先生をはじめ、ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。

港区立港南幼稚園の Twitter もぜひご覧いただければと思っています。(報告:高橋健介)
https://twitter.com/konankg

第12回保育講座チラシ

第12回保育講座レジュメ

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第13回東洋大学オンラインライブ保育講座の報告

2022年5月21日(土)に、第13回東洋大学オンラインライブ保育講座が開催されました。

講師に現在スウェーデンで保育者をされている吉澤貴子先生をお迎えして
スウェーデンの保育-子どもの主体性や参加を支える制度と実践-」としてご講演いただきました。

スウェーデンの保育では、子どもの権利として、一人ひとりが当事者として保育に参加することを大切にしていることを知ることができました。
そのための子どもの声(意見)を尊重する取り組みについてうかがい知ることができました。
また、講師の吉澤貴子先生が現在ご担当されている1~3歳児クラス(異年齢クラス)のプロジェクト活動についてもご報告いただき、
子どもの興味関心から探求や学びにつなげていく実践について知る機会になりました。
日本の保育・幼児教育においても学びが重視されようとしている中で、たいへ示唆に富むお話でした。

参加者からの様々な質問にもお答えいただき、多くのことを学び、考える機会になりました。
吉澤貴子先生をはじめご参加いただいた皆様に改めて感謝申し上げます。(報告:高橋健介)

第13回保育講座チラシ

第13回保育講座レジュメ

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第14回東洋大学オンラインライブ保育講座の報告

2022年6月18日(土)に、第14回東洋大学オンラインライブ保育講座が開催されました。

講師に愛泉こども園(新潟市)副園長の中村知嗣先生、アトリエリスタの有坂はるひ先生をお迎えして
「アートが保育に在ることの意味-子どもが遊び込み、自分らしく表現することを目指して-」と題してご講演いただきました。

遊び環境に、作って表現する場(アトリエ、製作コーナー)があることで、子どもが安心、安定して過ごす場となり、
じっくり自身の表現や遊びを広げ、深めていくことが考えられました。また、先生方のお話や実践例から、
遊びの中で作って表現することは社会とつながり、学びを広げていくことであることも考えられました。
改めて、保育にアートがある意味を深く考える機会となりました。

講師の先生方をはじめご参加いただいた皆様に改めて感謝申し上げます。(報告:高橋健介)

第14回保育講座チラシ

第14回保育講座レジュメ①

第14回保育講座レジュメ②


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