PX-Q3PE4

発売                :    2017年9月

チューナー数   :    地デジx4,BS/CSx4 (8番組同時録画)

                                シリコンチューナー RafaelMicro R850 x4個

                                復調IC 東芝TC90522XBG x2個

                                コントローラー ITEtech IT9305E x2個

                                USB Hubコントローラー GENESIS Logic GL850G

価格                :    ¥27,800円前後

URL                :    http://www.plex-net.co.jp/product/px-q3pe4/

Amazonでの取り扱い https://www.amazon.co.jp/dp/B075853RLK/

特徴                :    PCI-Expressから電源を供給し、信号はUSBでやり取りする地デジx4,BS/CSx4の8番組同時録画対応機。USB外付けタイプ「PX-Q3U4」及び、先行した4チューナー版の「PX-W3PE4」のバリエーションモデル。

要空きPCI-Express (x1以上)スロット。LowProfile対応。

2017年9月時点でLinux対応の公式ドライバは未公開のため、自前のLinux環境やfoltiaではそのまま使用することができない点には要注意。

基板のデザインは前モデルのPX-Q3PEまでと大きく異なり、部品構成はUSB外付けタイプのPX-Q3U4とほぼ同一だが、冷却ファンは装備しない。PX-W3PE4の空きランドに部品を実装した構成で、製品としては当初から予定されていた仕様となっている。

PX-Q3PEなどの既存PCI-Express製品と比較すると、Windows MediaCenter非対応となったことも含め、チップ供給元の製造終了、他モデルとの部品共通化などの理由により、製品構成は大きく変更されている。(ドライバなどからDigiBest製であることが伺える)

付属USBケーブルがUSB2.0ピンヘッダ用のみのため、環境によってはUSB3.0ピンヘッダとの変換ケーブルや、USB Aタイプ−ピン変換ケーブルなどの用意が必要となる。

セットアップ方法に関しては、PX-W3PE4 とほぼ同一となります。(対応するBonDriverを使用し、8チューナー分のフォルダ作成などで対応可)

当サイト内の PX-W3PE4 のページもご参照ください。

ドライバ入手先    :http://www.plex-net.co.jp/product/px-q3pe4/download.html

BonDriver入手先
2022年版 (RegistryFiltersを含む)TVTest0.7.23及び0.9.0/0.10.0同梱版
  2019年3月版 (RegistryFiltersを含む)TVTest0.7.23及び0.9.0/0.10.0同梱版 PXQ3PE4_1903.zip     https://www.axfc.net/u/3967398

フィルタ入手先        :上記に含まれる

別途必要なもの        : B-CASカード、本サイトでは安定動作のために別途スマートカードリーダーを推奨(SCR-3310/v2.0など)

導入難易度            :  容易

最初にドライバをインストール後、上記BonDriverのURLからファイルを入手し、先にフィルタをインストールする。2019年3月版ドライバから、READMEファイルを参照してbatファイルをクリックすることで、C:¥ にフォルダが作成され、インストールを容易に行えるように仕様変更されている。

(過去情報 :インストールは「RegFilter.bat」を右クリックから「管理者として実行」を選択する。環境により(Windows10-64ビットなど)うまくインストール出来ない場合は、ファイル配置フォルダを変更(うまくインストール出来ない場合は C:¥にファイルを移動、もしくはWindows>SysWOW64フォルダ、もしくはsystem32フォルダなどに「regsvr32.exe」以外の全ファイルをコピーしてから実施してもOK)


BonDriverのファイル構成から伺えるように、各チューナーはD0とD1の2系統、それぞれに地デジx2(T0,T1)とBS/CSx2(S0,S1)の4チューナーが接続され、合計8チューナーの構成となっている。

PX-Q3PE4構成図

チューナー D0

- 地デジ T0

- 地デジ T1

- BS/CS S0

- BS/CS S1

チューナー D1

- 地デジ T0

- 地デジ T1

- BS/CS S0

- BS/CS S1

 

TvTestは0.7.23などで問題なく動作する。上記BonDriverを解凍後、地デジ1用のTvTestフォルダには「BonDriver_PXQ3PE4_D0_T0.dll」「BonDriver_PXQ3PE4_D0_T0.ini」「BonDriver_PXQ3PE4_D0_T0.scard」の3ファイルをコピーする。外付けのスマートカードリーダーを利用する場合は「BonDriver_PXQ3PE4_D0_T0.scard」は不要。

TvTest初回起動時もしくは設定>一般から、デコーダを「Jacky Mpeg2 Video Decorder」、カードリーダーは「スマートカードリーダー」を選択する。(これでPlex内蔵リーダーが使用可能)

以下、TvTestのフォルダごと複製し、D0_T1用、D1_T0用、D1_T1用、D0_S0用、D0_S1用、D1_S0用、D1_S1用も同様にセットアップすることで、8チューナー視聴環境が完成する。

(以下編集中)