PX-Q3U4

発売                :    2017年1月

チューナー数   :    地デジx4,BS/CSx4 (8番組同時録画)

                                シリコンチューナー RafaelMicro R850 x4個

                                復調IC 東芝TC90522XBG x2個

                                コントローラー ITEtech IT9305E x2個

                                内部USB Hubコントローラ GenesysLogic GL850G

価格                :    ¥29,800- (直販価格)

URL                :    http://www.plex-net.co.jp/product/px-q3u4/

Amazonでの取り扱い 有り    http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B01MYBITR0/

特徴                :    USB外付けタイプの8ch同時録画対応モデル。PX-W3U4と同世代のバリエーションモデルとなる。本体筐体デザインは従来機種とほぼ同一で変更点は瑣末なものだが、PX-Q3PEやPX-W3U3世代とは搭載チップが変更され、8チューナー対応ということもあってドライバは専用のものが必要となる。(ドライバなどからもDigiBest製であることが伺える)

本体内に冷却ファンを内蔵しており、複数チューナーの動作で負荷が重くなった際には、強制的に冷却が行われるようになった。

PX-W3U4とともに付属ACアダプタの大容量化が行われており、従来機種用の流用はできない。

基板はPX-W3U4と共通で、W3U4では空きパターンとなっていた部分に倍のチューナーを処理するための部品と冷却ファンが実装されている。冷却ファンは3〜4チューナーの同時稼働辺りから動作するようだが、負荷に応じて動作するようで厳密な動作条件は現時点では不明。

Windows Media Centerには対応しておらず、純粋なTS抜き専用チューナーとなっている。2017年4月時点でLinux対応の公式ドライバは未公開のため、自前のLinux環境やfoltiaではそのまま使用することができない点には要注意。

ドライバ入手先    :http://www.plex-net.co.jp/product/px-q3u4/download.html

BonDriver入手先
2022年版 (RegistryFiltersを含む)TVTest0.7.23及び0.9.0/0.10.0同梱版
  2019年3月版 (RegistryFiltersを含む)TVTest0.7.23及び0.9.0/0.10.0同梱版 PXQ3U4_1903.zip,    https://www.axfc.net/u/3967399

フィルタ入手先        :上記に含まれる

別途必要なもの        : B-CASカード

導入難易度            :  容易

最初にドライバをインストール後、上記BonDriverのURLからファイルを入手し、先にフィルタをインストールする。2019年3月版ドライバから、READMEファイルを参照してbatファイルをクリックすることで、C:¥ にフォルダが作成され、インストールを容易に行えるように仕様変更されている。

(過去情報 :インストールは「RegFilter.bat」を右クリックから「管理者として実行」を選択する。環境により(Windows10-64ビットなど)うまくインストール出来ない場合は、ファイル配置フォルダを変更(うまくインストール出来ない場合は C:¥にファイルを移動、もしくはWindows>SysWOW64フォルダ、もしくはsystem32フォルダなどに「regsvr32.exe」以外の全ファイルをコピーしてから実施してもOK)


公式サイトのベータ版ドライバには当初「6TS」の表記があったが、これは転送速度や負荷の問題に起因するものと思われる。視聴時の負荷を低減させるため、BonDriver入手先のフィルタ(デコーダー)をWindowsに登録し、TVTestのデコーダーで「Jacky Mpeg2 Video Decorder」を指定することが推奨環境だと思われる。