T/C/S+ T/S などの組み合わせで使えるシリーズ最小規模の2チューナーモデル。ロープロファイルにも対応。
日本では2025年6月に国内代理店のゴッパが直販を開始、9月より秋葉原の店頭でも取り扱いを開始した。
発表当初はBS4K/8KのISDB-S3にも対応することが謳われていたため期待が高いが、2025年秋時点での出荷時は未対応で出荷されている。今後ファームウェアアップデートで対応すると本家サポートから回答されたという情報もあるが、国内代理店経由で問い合わせした際には「現時点では不明」という回答だった(2025年9月)
2チューナーの同時使用が可能だが、専用のユーティリティで受信モードを切り替える必要があり、2チューナーの組み合わせには若干の制約がある。
2025年9月時点では専用の BonDriverを公開している有志はいないため、使用するためには Radi-sh版BonDriver_BDA改と DD maxM4用のiniファイルを改変して使用する方法が一般的。EDCBでの使用実績は多いが、TVTestでの同時2チューナー使用時は(MaxM4とのハード/ファームウェア的な違いのためか)2チューナー使用時のトラブルやドロップに悩まされるケースが散見されており、iniファイルの記述方法などが5chの該当スレでは議論されている。
付属品はロープロファイルブラケットとアンテナコネクタのみ。
ドライバ類は本家DigitalDeviceもしくは日本代理店ゴッパのサイトからダウンロードで入手する。2025年9月中旬まで、ゴッパ側サイトにアップされていたドライバはかなり古かったため、M2で使用しても認識しない不具合があったが、9月末時点では修正されている。
DigitalDevices製チューナーはWindows周辺機器に必須なドライバ署名が行われていないため、BIOS/EFI設定で「Secure Boot」をオフにしないと動作しない。
録画専用機を構築する場合はさほど問題にはならないが、Windowsのメイン機で常用するには、他のアプリや周辺機器などとの整合性に注意する必要がある。例えばMMOなどのネットワークゲームなどでも、チート防止のためにセキュアブートが必須となる場合があるので、ホビー、ゲーム目的と録画視聴環境を兼用したい場合などでも注意が必要だ。
対応受信モードについて
国内代理店ゴッパによる機器紹介では以下の放送波に対応している。
DVB-S, DVB-S2, DVB-S2X, DVB-C, DVB-C2, DVB-T, DVB-T2, ISDB-T, ISDB-S, J.83 Annex B.対応
ISDB-S3については本家DigitalDevicesのページでは発売前には記載があったが、2025年9月時点では、具体的な対応予定について正式な案内は行われていない。
ISDB-S3の記載がしっかりとある。今後ファームウェア更新で実装されるのが先か、ラベルが変更されるのが先か(一部界隈が)注目している。
必要なBonDriver関連 (2025/9時点)
Radi-sh版BonDriver BDA改 https://github.com/radi-sh/BonDriver_BDA/releases
Digital Devicesチューナー用BDASpecialプラグイン https://github.com/radi-sh/BDASpecial-DD/releases
dll配置&iniファイル記述例
準備中