筑波大学 保全生態学研究室(横井研究室)
Laboratory of Conservation Ecology, University of Tsukuba
一緒に研究をする学部生、大学院生、PDをお待ちしています!
私の研究室では、里山に生息する昆虫類(ハナバチ類など)を対象として、以下の内容に着目して研究を行なっています。
1.基礎生態・行動生態(生活史や採餌行動、集合性)
2.ハナバチ類における社会的行動の進化・個体間相互作用
3.昆虫類を利用した送粉サービスの実施
私自身は、ハナバチを研究対象としていますが、ラボメンバーの研究対象は多岐にわたっています。
当研究室の紹介
私たちの研究室で、どのような研究を実施しているのかを、以下の動画でもみることができます。
保全生態学研究室PV:大学院生向け
大学のHPでも紹介していただいています。
生命環境WEB<研究室にようこそ!>
✔FMうしくうれしく放送(FM-UU 85.4MHz)にて放送中の「ミツバチ先生のUU昆虫記」は、 毎月第2・4月曜日15時00分から15時30分までです。
第2月曜日と同日夜22:00-22:30は再放送となります。どうぞお聞きください。オンラインでも聞けるので、どの地域にお住まいの方でもOKです。
Research NEWS !!
✓2024年 修士課程まで保全生態学研究室に所属していた永野裕大さん(現:東京大学)と我孫子尚斗君と一緒に研究した論文が、2023年度の論文賞(Arnod Berliner Award)に選ばれました!
詳しい情報に関しては、以下のURLからアクセスできます。
https://link.springer.com/article/10.1007/s00114-024-01940-6
大学HPでも公表されています。
https://www.tsukuba.ac.jp/journal/awards/20241003133000.html
✓2024年 台湾の國立成功大學 のLeeさん、仲澤さんとの共同研究である論文「A pollinator crisis can decrease plant abundance despite pollinators being herbivores at the larval stage」が Scientific Reports 誌に掲載されました!
✓2024年 慶応義塾大の森さん、アリスタライフサイエンスの光畑さんとの研究成果である、クロマルハナバチによるナシの花粉栄養の識別に関する論文「Protein/lipid ratio of pollen biases the visitation of bumblebees (Bombus ignitus Smith) to male-fertile cultivars of the Japanese pear (Pyrus pyrifolia Nakai)」がPLoS ONE誌に掲載されました!
✓2024年 近畿大の香取さんらとの共同研究である、イチゴの花粉媒介に関わる送粉昆虫に関する論文「Multiyear study of pollinator efficiency and importance of a wide array of pollinators in a field-cultivated strawberry plot」がPLoS ONE誌に掲載されました!
✓2023年 当研究室の池本美都さん(当時常勤研究員)のカボチャに訪花する送粉者の時間的・地理的な変化に関する論文「Diurnal and geographic variations of pollinator importance for Cucurbita maxima Duchesne 」がEcology & Evolution誌に掲載されました!
✓2023年 当研究室の永野裕大さん(当時B3)、我孫子直斗さん(当時M1)のヒゲナガハナバチ類における採餌行動に関する論文「Female solitary bees flexibly change foraging behaviour according to their floral resource requirements and foraging experiences」が The Science of Nature誌にアクセプトされました!
✓2023年 当研究室の松島良介さん(当時M2)のセマルガムシが卵に塗糞する行動に関する論文「Eggs in faeces: defensive mechanisms and effects of faecal coating by a water scavenger beetle, Coelostoma stultum (Coleopterea: Hydrophilidae) 」がThe Science of Nature誌にアクセプトされました!
✓2023年 国立環境研の方々と一緒に研究を行なった殺虫剤が野生ハナバチに及ぼす効果に関する論文「Acute toxicity data of common agricultural insecticides to Japanese wild bees」がData in Briefにパブリッシュされました!
✔2022年 当研究室の長谷部有紀さん(当時B4)のホソミオツネントンボの体色変化に関する論文「Rapid bluing and slow browning -Reversible body color change according to ambient temperature in damselfly Indolestes peregrinus (Ris, 1916))がEntomological Science誌に掲載されました!
✔2022年 当研究室の鈴木佑弥紀さん(当時B4)のクモ食性クモの食性変化に関する論文「The ontogenetic dietary shift from non-dangerous to dangerous prey in predator-eating predators under capture risk)がEcology & Evolution誌に掲載されました!
イベント情報
✓つくば生き物多様性フェスタに、出展&観察会を実施します!
https://www.city.tsukuba.lg.jp/soshikikarasagasu/seikatsukankyobukankyohozenka/gyomuannai/3/2/22044.html
開催日時:2024年11月30日(土)10:00-15:30
✓つくば科学フェスティバル内の「生物ひろば」に、研究室出展します!
https://www.city.tsukuba.lg.jp/soshikikarasagasu/kyoikukyokushogaigakushusuishinka/info/21680.html
開催日時:2024年11月8日(土)10:00-16:00
✓土浦第一高等学校の科学実験講座で講演しました!
「見えそうで見えないつながり―ヒトの社会を支えてくれる身近な生態系」
開催日時:2024年10月3日(木)16:30-18:00
✔筑波大学バイオeカフェで講演をします!
第178回「もっとハチをみて!しって!怖がらずにすすめたいWin-winなカンケイ」
開催日時:2024年6月25日(火)18:30-20:00 筑波大学 第2エリア2B棟 2B210
✔ミツバチサミット2023の様子が、ウィークリーACCSで放送されます!
【放送期間】2023年12月18日(月)~24日(日)
【放送時間】:「テレビつくば11」(11チャンネル)
8:45、11:15、15:15、18:45、21:15(放送期間中、毎日5回放送)
(放送終了後から約2週間後を目安にウィークリーACCS公式ユーチューブチャンネルでも閲覧可能
公式ユーチューブURL 【https://www.youtube.com/user/accstv11】 )
✔ミツバチサミット2023が、2023年11月18日(土)-20日(月)につくば国際会議場で開催されます!
詳しくは、こちらから!
✔研究室では、ウスバキトンボ全国マーキング調査を応援しています。当研究室の卒業生が実施しています。
詳しくは、下記のURLをどうぞ!
調査・学会参加予定
・昆虫類の越夜行動調査(2024年5月-6月):西表島、石垣島
・ハナバチの営巣および性比調査(2024年4月-12月):福島県大内宿、青森県、長野県
・2024年8月 国際昆虫学会議 in 京都
・2025年3月 日本応用動物昆虫学会 in 千葉
*連絡先*
筑波大学生命環境系 保全生態学研究室
〒305-8572 茨城県つくば市天王台1-1-1
Email: yokoi.tomoyuki.gp (at) u.tsukuba.ac.jp
Tel: 029 - 853 - 8848