不滅の杖

杖道の流祖、夢想権之助(むそうごんのすけ)についての一考察

●普地の窟(ふちのくつ)での修行中,不滅の杖のアイディアがふってくる

以下、「宝満山歴史散歩」大宰府天満宮文化研究所研究員/森紘子著(葦書房)より抜粋

筑前国にきた権之助は、竈門神社に参籠した。満願の三十七日(二十一日目)、夢に二人の童子が現れ、「丸木を以て水月を知れ」と告げた。「宝満大菩薩の神勅を承けた」と権之助は感涙にむせんだ。

--中略--

「秘伝」の巻物の冒頭には、「夫れ(金へんに刀)を以て人を殺すは武之道也、故に望足らず、棒を以ては先ず日を殺さず、身全にして万理を得るべきのみ」と剣が人を殺すことの空しさ、人を殺さない棒によって身を守ることにこそ万物の理を知ることができると、まず述べられているのである。

神道夢想流が使う杖の四尺二寸という寸法は、三尺二寸の太刀の長さより一尺長くすることによって、相手の太刀が自分のところまで届かないように工夫したと言われる。また四尺二寸一分の一分は四尺二寸が、シニ=死に通じるため一分(三ミリ)長くしたと言われている。

--中略--

権之助は、宝満山中の普池の窟で参籠祈願し「不滅の杖」の極意を授かった」とも伝えられる。

2006年、現地に行ったときの日記

宝満山登山参拝

http://rieko.jp/mixi/diary/262651800.htm

竈門(かまど)神社奉納演武

http://rieko.jp/mixi/diary/218566697.htm

夢想権之助に関わる人、物、事、

●流祖祭

●バガボンド

●神社

●海上物語

●宮本武蔵

●黒田藩

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満願成就祈願:動体×動体WS - Nov 17, 2010 3:39:9 AM