動体×動体ワークショップ2回目

投稿日: Nov 22, 2010 12:59:47 PM

24日は、動体×動体ワークショップの2回目です。

先週は、福武ラーニングシアターを真っ暗にして光による絵画を楽しみました。成果は、

WS1日目(灯り絵)にあります。

作品を並べてみると、いっそう面白さが浮き彫りになりました。ライトペインティングの技巧をこらしたものもあり、音楽をそのまま定着したような作品もあり、すでに「動体」から「動体×動体」の域に入りかけている作品もあり、なにしろどれも絵として面白い。

今週から合流する人は「杖道から惑星軌道」「動体×動体ワークショップ」の流れを追ったうえで参加してください。

今週は先週の成果を踏まえて、まず被写体も撮影者も入り乱れ、くんづほぐれつ撮り撮られまくる世界に入っていきます。準備として、カメラと、撮られるための工夫をしてきてください。以下、注意点など。

1)カメラについて

できるだけ、オートだけでない設定ができる高度なコンパクトデジカメやデジタル一眼が有利です。調達可能な人は持ってきてください。

以下の点を確認しておいてください。

●長時間シャッター

1秒、2秒、、、バルブ、といったマニュアル設定が可能かどうか。

できなければ、暗いところではシャッターが長くなるのを利用します。

●絞りと感度

長いシャッターだと、画面がすぐに白く飛んでしまいます。なるべく光量、感度を抑えます、

マニュアル、あるいは絞り優先のオートの場合、「絞り(アイリス)」をなるべく絞る、つまり大きい値に設定します(22とか)。

iso感度は、一番小さい値にしておきます。

光を光学的に抑える「NDフィルター」というものがあります。サングラスのようなものなので、サングラスをカメラレンズの前に貼る荒業も可能(かも、やったことはない)。

●フォーカス

自動フォーカスの場合、暗いとあわせにくくなります。自動焦点のスポット(画面中央など)に光るものを合わせてからシャッターを切ったり、焦点合わせのための赤い光を出せるカメラは、それを用いる手もあります。

マニュアルで焦点を合わせられるカメラは、目測で(5mとか10mとか)被写体までの距離を固定しておきます。

カメラの設定は、あとで元に戻しておくように。とんでもない動体写真が撮れてしまいます。

2)被写体としての準備

●光源を用意してください

ペンライトなどがあったら、用意してください(こちらでも用意します)。

クリスマスも近いことだし、光りものが面白いかも。先週は飾り付けに使うきらきらモールなどが大活躍していました。

また、ケータイやPDFの液晶画面も光源になります。動画を流したらどうなるんだろう。

●環境を写し込む

先週の成果の中に、人や建物のリアルな影が効果的に重なっている作品がありますが、環境を照らす工夫も。

フラッシュを一発焚くと、静止した一瞬が写し込めます。フラッシュは、誰かがデジカメで静止画を撮影すればいいわけです。

なお、前回のグループを継承すると言いましたが、メンバーの出入りもあるので再構成します。