作動するワークショップの設計

投稿日: Jan 13, 2011 9:24:44 AM

この講座も余すところあと2回。「作動するワークショップの設計」をテーマに、しめくくりましょう。

10月の開講から、「触覚的自我」「カンブリアンゲーム」「杖道から惑星軌道(動体×動体)」「MIRAI」「セルオートマトン」「クリスマス自動筆記パーティー」「はじまらないシンポジウム」など、さまざまなタイプのワークショップ、実験、イベントを経験してきました。私たち(安斎、中村)は、これらのプロジェクトそのものが作品だと考えています。

これらのひそみに倣い、今度はみなさんが仕掛ける側に立って作品企画を練ってみてください。コラボレーション、生成、ブリコラージュなどの方向性はありましたが、それに縛られることなく、自分がやってみたいことを具体化してください。あるいは、授業でやってきたワークショップの変形でもかまいません。

1月19日の授業までに、アイデア、プランを提出してください。集まったプランを囲み、実現可能性をディスカッションし、次週の1月26日にひとつかふたつ、実際にみんなの手によって実験してみます。

プランは、簡単なテキスト、あるいはPDFファイル(1ページ)で、19日の昼までに安斎あてにメールしてください。

プランの実装可能性について配慮すべきなのは、教室など空間の広さや、参加者の数、機材、ネットワーク上のリソースなど。まずは自由に考えてもらって、19日にみんなで可能性を考える、というスタンスでいいです。