感覚的/わたしの時間297×210
東京大学大学院情報学環教育部 2年目
古山 未来子 (Mikiko FURUYAMA)
材料:まっさらなA4の紙、ペン
内容:
【授業前までにやること】
あなたの今日(もしくは、特定の頭に残ってる日)を思い出してください。
どの様にあなたの〔からだの中の時間〕は進んで行きましたか?
何をやっているときの時間を長く?もしくは短く感じましたか?
前の段階にやったときの心地が、後の段階でやったことに入り
込みませんでしたか?
あなたの時間の因果関係は、時計の時間の順番通りでしょうか。
起きてから寝るまでの、あなたの時間の流れを
紙を一枚使って書いてみて下さい。
文字、線、落書き、紙を切ってみたりテープで繋いだり、回転
したり、入れ替えたり…
しっくりとくる自分の時間の流れを表現する為に、A4の紙で出来る限りのことをしてみて下さい。
パソコン含め、何を使ってもOKです。
【授業中にやること】
まずは、みんなの紙と一緒に並べて、全員の紙を見てみて下さい。
時間の感じ方が近い人はいましたか?
自分には思いもしない感じ方をする人がいましたか?
そうしたら、みんなと誰と誰のが近いか話し合いながら、ホワイトボードの上に配置していってみましょう。
それによって、何が見えますか?
このワークショップは、自分を見つめることによって、他者を見つめ、そして、今の時代性や社会性といった全体性を見つめるものでもあると思います。
しかし、思椎において人間は感覚的現象の相対性ばかりではなく、自らの主観性をも超越し、万人に共通のもの、つまり根源的ロゴスに到達する。
クラウス・リーゼンフーバー『西洋古代・中世哲学史』(2000)
そんなロゴスを見つけてみたい (・-・)♪
(以上)
作品 - Jan 27, 2011 8:17:2 AM