サーモンパッチ
ウンナ母斑
サーモンパッチ
ウンナ母斑
生まれつき皮膚に見られる毛細血管の拡張が原因の赤いあざです。
サーモンパッチは主に額、まぶた、鼻の下など顔の正中線に現れる薄いピンク色のあざです。
新生児の約20~30%にみられ、多くは1歳頃までに自然に消えてしまいます。
ただし、まれに成人後も薄く赤みが残る場合があります。
ウンナ母斑は主にうなじに現れる赤いあざです。
自然に薄くなることが多いですが、成人後も約半数は完全には消えずに残ります。
髪の毛に隠れて見えない場合もありますが、気になる場合はレーザー治療で改善が可能です。
レーザー照射は約3ヶ月ごとに行います。
通常、サーモンパッチやウンナ母斑は比較的浅い病変のため、2~3回の照射で目立たなくなることが多く、効果は長期間持続します。
早期(乳児期)に治療を開始するとさらに効果的で、少ない治療回数で目立たなくすることができます。