子ども・子育て
フェスタ
●子ども子育てフェスタかつしか2018
日時:9月24日(月・祝)9:00~16:00
場所:(健康プラザかつしか)子ども総合センター
住所: 葛飾区青戸4-15-14
参加者: 2500名以上
●子ども子育てフェスタかつしか2017
日時:9月24日(日)9:00~16:00(予定)
場所:(健康プラザかつしか)子ども総合センター
住所: 葛飾区青戸4-15-14
参加者: 2500名
● 『子育てフェスタかつしか2016』
日時: 9月19日(月・祝)
場所: 子ども総合センター(健康プラザかつしか)
住所: 葛飾区青戸4-15-14
時間: 10:00~17:00
※当ネットワークも、
「子ども・若者相談コーナー」
として参加させていただきました。
参加者: 2,000名
【子ども・子育てフェスタかつしか2015】
※チラシのPDFデータは、このページの一番下にございます。
ダウンロードしてお使い頂ければ幸いです。
日時: 11月23日(祝・月)
場所: 健康プラザかつしか(子ども総合センター)
(葛飾区青戸4-15-14)
時間: 10:00~17:00
※当ネットワークも、「子ども・若者相談コーナー」として参加させていただきました。
参加者: 1,400 名
レインボーリボンの緒方さんが、「子育てフェスタ」について詳細にまとめて下さいましたので、以下に転載させていただきます。
【レインボーリボン】メルマガ(第20号)
11月23日に葛飾区で開催した「子ども子育てフェスタかつしか2015」は、 推定1400人の来場者を迎え、
大盛況のうちに幕を閉じました。 約20の団体、30人の個人から成るゆるやかなネットワーク「かつしか子育てネットワーク」が、 今まで「0、1、2才あそびのひろば」の経験はあったものの、 設立10年にして初めて18歳までの子ども、子育てをテーマに 葛飾区との協働事業として取り組んだ一大イベントでした。
教育学者の汐見稔幸さんのコーディネートによるシンポジウムでは、青木克德葛飾区長、
助産師でNPO法人さんばはうす葛飾の井出陽子さん、
子育てネットワーク代表の篠原淑子さんが
「子どもにやさしいまちづくり~ゆっくり子育ち・ゆったり子育て」をテーマに語り合いました。
このシンポジウムをたくさんの参加者と一緒に聞きながら、フェスタの準備過程から学んできた多くのことを
キーワードとして胸に刻むことができました。
まず、「子どもにやさしいまち」「ゆっくり子育ち・ゆったり子育て」を実現するためには何が必要なのかな・・・ということ。
子どもの声がうるさいからと遊びを禁止する公園・・・。でも、小さい時から知っている子どもの声だったら
「大きくなったね」「元気に遊んでいるな」と、 ゆったりと見守ることができるのではないでしょうか。
温かい目に見守られて、夢中になって遊んで育つ子どもは、 自分の感情を表現できて、人の気持ちに共感できて、
外の世界に関心を持ち、みんなが幸せに暮らせる街をつくっていける――。
「知っている」
「見守る」
「遊ぶ」
「共感する」・・・つまり「ネットワーク」が
「子どもにやさしいまち」を作るんだな!と確信しました。
それから「行政との協働」というキーワードも。フェスタ実行委員会が行政との連携を模索し、
葛飾区政策経営部の協働推進担当課に 企画を提案したのが昨年の10月。
そこから区長室に区長を訪ね、子ども家庭支援課、育成課、政策企画課、地域保健課・・・と、
様々な担当者と相談を重ねてきました。
会場の準備作業や当日の警備や駐輪場の整理まで、
区の職員の皆さん、課長さん、 係長さんたちもスタッフとして参加してくださいました。
フェスタ開催をきっかけに、民間のネットワーク側と行政側との「顔が見える関係」、 信頼関係が徐々にできてきたのではないかなと思います。
シンポジストの一人、井出陽子さんが
「区の職員さんは意外と頼りになりますよ ・・・意外と、と言っちゃいけないけど」と笑いをとっていました。
NPO法人さんばはうす葛飾は区の委託を受けて、
「休日パパママ学級」 「こんにちは赤ちゃん訪問」などの事業を運営しています。
井出さんによると、助産師という専門家が行政と協働して妊娠・出産期の 子育て支援事業に取り組むのは
葛飾区が初めてなのだそうです。前例がないだけに、行政側との認識・意見の食い違いにも直面しているそうです。
青木区長は「協働」は「区民が自主的に参画すること」と強調されていました。
「どんなに良いことでも人間、上から言われたことはやりたくないんですよ。 でも、自分が意見を言って始めたことは一生懸命やるんです」。
確かに・・・。
シンポジウムに続いて
「知って役立てよう!子育て支援トークセッション」も開催しました。
区子育て支援部育成課長の横山雄司さんが「子ども子育て支援事業計画」の目玉として語ったのは、
10月から始まった「すこやか子育て応援隊」。
母子手帳を受け取る窓口を増やし、その段階から出産後の乳幼児健診まで 切れ目なく、
「顔が見える」保健師、看護師といった医療面での専門家、 保育士という子育ち・子育ての生活面での専門家が
相談対応できるという制度です。
「区の施策なんて、みんな聞きたくないでしょ?」と若干斜めに構えつつ、 しかし熱く語る横山課長。
トークセッションの打ち合わせのため、子育てネットワーク代表の篠原さんと何度も課長を訪ねました。
課長自身が共働き夫婦、男親として苦労して子育てをしてきたこと、
子育て支援策があまり充実していない自治体で
子ども会や町会の自主的な活動として 子どもにやさしいまちづくりに取り組んできたことをお聞きし、
共感と尊敬、 「一緒にいい街をつくりましょう!」という「協働」意識が生まれました。
※詳しくは、こちらをご覧いただければ幸いです。
NPO法人レインボーリボン
代表 緒方美穂子