前川喜平さん

講演会

2018年9月8日(土)

※この講座は区民大学(単位認定)講座の対象外です。


時間:10:00~12:00

タイトル:「子どもの学ぶ権利とは」

場所:亀有地区センター

講師:前川喜平氏(前文部科学省事務次官)


【参加者の皆様の声】

◆本日の講座はいかがでしたか?

・憲法の話が長い。もう少しテーマに特化して欲しい。

・はじめ思っていた内容と違ったので戸惑ったが、教育を考える上での法律などのお話も面白かった。後半の義務教育や学校外の教育について、もっと聞きたかった。

・日本国憲法の条文を引用してのお話が良かったです。

・わかりやすく学べた。幅広い分野の話が聞けたので勉強になった。

・報道が偏っていると感じていたので、実際に聞けて良かったです。

・前川さんのお話が聞けて、現今の問題もよくわかりましたし、とても貴重な時間でした。ありがとうございます。すばらしい企画でした。

・時間が少なかったです!!

・特に戦前の国家主義の誤りのくだり、特に天皇主権の誤りのくだりが大変良かった。

・憲法のお話が、よくわかりました。

・学校の授業で習った所も多く、プラスαで様々なことを学べて良かった。

・時間が足りないくらいでしたネ。内容は大変おもしろく、わかりやすく、楽しかったです。学ぶことができました!!いくつになっても、学びは大切ですね。

・お人柄がわかった。

・昨夜上手く眠れなかったので、会場は暑いし途中から居眠りしてしまいましたが、新宿区から電車を2回乗り継ぎして来て良かったです。


◆自由記入欄

・質疑の時間がないのが残念でした。

・正直、期待はずれでした。本当に聞きたかった内容は最後の10分くらいでした。まわりに子供が不登校の友人がたくさんいますが、学校自体がかわらないと厳しいなーと思います。

・前川さんのお話、興味深い話題がたくさんでした。今回だけでなく、2回め、3回めと定期的に話をきいてみたいです。

・とってもとっても面白かったです。私達の生活は法律に基づいて成り立っていること、守られている事を改めて感じました。たいへん勉強になりました。やはり生で話をきくと、学びになります!ありがとうございました!

・子ども1人1人に手当て(学ぶことへの)を配当して、子と親が学校外での学びを選択できるようになれば良いと思いました《国から子ども一人ひとりにお金が出て、それぞれが学校、ホームスクール、フリースクールなどを「自分たちで選択」できる形を図示》。

・地域コミュニケーションで同じ敷地内に様々な子どもの居場所があれば、相互で連携でき、子も親も学ぶ場を選べるが実現可能だろうか?《同じ敷地内に学校、夜間中学、フリースクール、サドベリースクールなどが設置されている形を図示》

・「憲法を暮らしに活かそう」 役人が本来、憲法の下で仕事をしているんだということが、よく分かった。

・とても理論的、且つ現場主義的なお話で良かった。前川さんがマイノリティを大切にする方だということが、よく伝わってくるお話でした。

・当たり前と思われるようなことがなかなか通じない世界が多いけれど、何とか風穴をあけようとしている方々がいることがわかり、ホッとしました。前川さんは人間味のある方で魅力的でした。話も元官僚の割には、おもしろいですね。前川さん、応援しています!

・大変、深い学びとなりました。教師一年目ですが、学校のいわゆる「管理的」「義務的」な在り方に、身心を疲弊する日々です。子どもと向き合うために、働く環境を整える必要性を強く感じます。「勤勉」であることから、大きく一歩を踏み出す必要があると考えています。

・もっとお話が聞きたかったです。可能ならば質疑応答なども。また次回があってもいいと思います。

・多国の憲法や教育機会均等確保等などと絡めて、教育、学ぶ権利等を詳しく知ることができた。

・私は中国の歴史の三国志の壮大なロマンを全世界中の子供に教える為の事業を始めていますが、その反面、不登校、ひきこもり、いじめで悩み、苦しむ子供を助けて行きたいと活動しています。前川氏の考え方は、自由主義、民主主義にもとづいた世界に誇れる超一流の考え方であり、おおいに共鳴できました。

・折角の機会なので、もっとPTAなどへ案内を出せば良いと思います。

・子どもの給付金、もっと予算が増加してほしいと思いました。政府には、教育を第一に考えた政策が求められている。

・まわりの人で聞きたい人が多かった。席に空席が目立ちました。申し込み制となっていたようですが、100人(定数)でしたが、もう少しオープンにして参加者を募ると良かったかと思います。

・教育の機会均等が奪われていると感じている。私(66才)の大学の授業料は月千円。知り合いには親の仕送りなく学んでいる人もいた。現在、小学生のうちから家庭環境によって学習についていけない子どもが複数生まれている。小学校で遅れると中学ではさらに遅れ、進路が狭くなる。貧困の拡大再生産、虐待の連鎖とか非常に気になる。「本人ががんばる気になる、やる気の出る道筋をつけられないだろうか」と思う。

・人が生きていく上で学ぶこととは、子供に限らず、知識を得る、失敗から得る経験が主で、学校教育はその一環に過ぎない。今の子供は学ぶ権利も自覚していないし、義務も感じていない。これは親を含め大人の責任と思う。生きていく上で必要な、学ぶという姿を与えていくという事が必要と感じる。

・とてもよかったです。ありがとうございました!

・どうもありがとうございました。

・もっと多くの人が聞きたかったと思います。広い会場でできたら良かったなーと思います。最後の方は具体的なお話で、とても面白かったです。もっともっと聞いていたい講演で、シリーズ化できたらいいですネ。

・本日はありがとうございました。憲法のお話が多かったことが意外でしたが、それがとても良かったです。私は小さい頃から、とてもひどい思いをしてきました。学校は、不登校という言葉もない頃でしたが、毎日いじめで泣きながら、時に休んだり、まさに形式卒業者でした。何より、学校や教育委員会などが一切無視したまま終わったことが、つらかったです。しかし、本日前川さんのお話をうかがい、私の時代は変わらなかったけれど、このような思いを持たれた方が文科省にいらしたことが、とてもうれしく、救われた気持ちになりました。どうかまた亀有にお越し下さい。また、お話をうかがう日に恵まれることを祈っております(途中、すこし集中が途切れてしまい、もったいなかったので、小休憩を入れていただけると、なおうれしく思います)。