"鎌倉(雛形経綸)=満蒙"の事象

※満蒙とは、古の百済の国(満州)+高麗の国(蒙古)を指し 神代の日本の領土なり!

"出口王仁三郎" 口伝録から　

楽焼茶碗

「霊気のかたち」 出口王仁三郎・すみこの芸術  ☜Click

平成31年(2019年)  4月27日

-鎌倉芸術館-

"三鏡" 義経(源義経)と蒙古 から・・・・・

"蒙古"とは 古の高麗(こま)の国の事である。

百済(くだら)の国と云ふのは今の満洲で、

新羅(しらぎ)、任那(みまな)の両国を合したものが 今の朝鮮の地 である。

之を三韓と云うたので、今の朝鮮を三韓だと思ふのは間違ひである。

玄海灘には、散島があつて、それを辿りつつ小さな船で日本から渡つたものである。

"義経"はこの道をとらないで北海道から渡つたのであるが、

蒙古では成吉斯汗(ジンギス・カン)と名乗つて皇帝の位についた。

蒙古には百六王があつて汗と云ふのが皇帝に相当するのである。

蒙古には又面白い予言があつて、

"成吉斯汗"起兵後六百六十六年にして蒙古救済の聖雄が現はれる、

其時は"黒鉄の蛇が世界を取り巻き"、"馬や牛がものを云ひ"、

"下駄の下を通る人間が出来る" と云ふのである。

正に現代であつて"黒鉄の蛇"といふのは 

鉄道が世界を一周すると云ふ事、

"牛馬がものを云う"とは

神諭(大本神諭)の "今の人間皆四つ足の容器になりて居るぞよ" と云ふのに相当し、

補足説明: "今の人間皆四つ足の容器になりて居るぞよ"について・・・・・

　○ "キ"の字のつく四足類は、食用とすることを許されて居るのである。

　　 例へば、狸(タヌキ)、狐(キツネ)、兎(ウサギ)の如きもので 又 "たまがへし" して"キ"になるものも許されるのである。

　　 "かも鹿(シカ)"の如きがそれであって、これ等は神界の方で"木"即ち植物に宣(の)り直して居て下さるのである。

　　 鳥類でも鴨(カモ)、雉(キジ)の如き皆"キ"にかへるので、鶏(ニワトリ)をカシワと呼びならはしたのも "柏"の意味 で"木"と云ふ事になる。

　　 牛馬の肉は食用としてはいけない。　　　　　「食用動物」月鏡から・・・・・

　○ 止むを得ず"豚の肉"などを食べる時は、"四つ脚、四つ脚、四つ脚"と云うて食べる。

　     済んで仕舞うと、"神様、神様" と云ふ。

         さうすれば、痛みかかったお腹もすぐ癒って仕舞ふ。　　　　 「肉食」月鏡から・・・・・

  〇 獣、鳥、魚などの肉は一旦食物として消化されたものが肉となったのであるから、それを摂取してもあまり益はない。

         獣肉(野生動物の肉)を嗜むと情欲が旺(さかん)になり、性質が獰猛(どうもう)になる。

         肉食する人は本当の慈悲の心はもたない。  肉食を主とする外国人は親子の間でも情愛が尠(すく)ない。

         例へば遺産があっても子には譲らずに伝道会社に寄附するといふやうなものである。

         神に近づくときは肉食してはよくない。     霊覚を妨げるものである。     　　 「肉食の害」玉鏡から・・・・・

"下駄の下を通る人と云ふ" のは "小人物"を指すのである。

又"成吉斯汗"の子孫母に伴(ともなわ)れられて日本に渡り、

五十四才の時蒙古に帰り来つて滅び行かんとする 故国を救うと云ふ予言もある。

私の入蒙は恰度(ちょうど)その年即ち五十四才にあたり、

又"成吉斯汗"起兵後六百六十六年目に当つて居るのである。

かるが故に蒙古人は私を"成吉斯汗"即ち義経の再来だと信じきつたのである。

義経はアフガニスタン、ベルヂスタンにも行き、

遂に 甘粛 にて死んだ。

元の 忽必烈(クビライ) はその子孫である。

"元"と云ふのは"源"の字音から来るのである。 

伊都能売神諭  大正八年八月十二日 から・・・・・

瑞の御魂の宿りて居る 天照彦命 の生宮(=出口王仁三郎)を

"鎌倉"へ引寄したのは、

三千年の昔より深遠なる神誓神約のある事であるから、

人間界では到底見当の取れん事であるから、分けて言はれず、

誠を申せば体主霊従の未だ去らぬ人民が誤解ひをいたすなり、

神界も現界も最早(もはや)焦頭爛額(しょうとうらんがく)の急に迫りて来て居るなり、

天照彦命の御用が遅くなりて、瑞祥姫の肝心の御用も出来ず、

世界は一時も一分間も猶予して居れぬ場合に立至つて居るなり、

誠に神も出口も心を困しめ、夜は瑞祥園の○○○○○(？)と天照彦命との中に立ち、

言ふに言はれぬ心の苦労を致して居るぞよ。

○○○が参りて見えたら、十分に相談いたして下され、判りたら神は鎮まるぞよ。

　支那の帝政を覆えし露国の君主制を亡ぼし、次で独逸其他の君主国を破壊した

ガガアル(我が在る)の悪神 の御魂は、米国に渡りて、

*ウイルソンの肉体を機関と致して世界を乱らし、

九分九厘で世界の王も一人も無いやうに致して、

我が世界に唯一の王の王に成ろうとの巧みの裏をかいて、

艮(うしとら)金神(国常立尊)が手の掌を反して、

*ウイル の肉体を出直しに致しても、

悪神の方にはまだまだ沢山の扣え柱があるから、油断は一寸も出来ぬ、

手を代え品を変えて日本の神国を奪る陰謀を大仕掛けに致して居るから、

日本国に此の神の経綸が致して無かりたら、

日本は申すに及ばず、世界中が悪神の自由になりて了て、

一日も安神に大地の上に居れぬやうな事になるから、

種々と神が変性男子(出口なお)と女子(出口王仁三郎)の御魂を

御苦労になりて居るぞよ。

"鎌倉"に参りた因縁 も分けて見せるぞよ。 

・・・・・

出口王仁三郎全集 　皇国の神蹟 から・・・・・

胡元宋国(こげんそうこく)を滅し、次で諸多の隣国を征服し、

四百余州に君臨し覇(は)を称(ふる)や、独(ひとり)我皇国のみ使聘(しへい)を通ぜず。

元主韓人(げんしゅかんじん)を使て、書を皇国日本に致さしめて曰く

『我要求に服せざる時は、即ち尋問の師を出さむ』と。

朝廷忽(たちま)ち、令を"鎌倉"に下して議せしむ。

時の執権北条時宗大に怒つて曰く

『書辞以(も)て甚(はなは)だ礼を失(しっ)す。報復するに及ばず』と。

則ち使者を追ふ。

其後"元"の使者、幾度来りしと雖(いえど)も、悉皆(しっかい)拒否して納(い)れず、

且(か)つ一々其(その)使者を斬る。

其(その)後"元主"大(おおい)に怒り、文永十一年冬元軍西境に仇(あだ)す。

鎮西(ちんせい)の猛将勇士、拒(いど)み戦ひ且(か)つ之を退(しりぞ)く。

建治元年夏、"元"の使節「杜世忠」等(ら)復(ま)た来る。

時宗怒つて之を"鎌倉竜ノロ(龍口寺"龍口明神社元宮")"に斬る、

乃(すなわ)ち北条実政を以(もっ)て筑紫の探題(たんだい)と為し、

鎮西の将士を監(かんし)し、辺海を鎮戍(ちんじゅ)し、大に戦備を為し急変に備ふ。

未だ幾何(いくばく)も経ざるに、"元"の使節復(ま)た来る。

時宗また之(これ)を斬る。

"元主 忽必烈(クビライ)"我国の再び元使を誅(ちゅう)せるを聞き、

大に憤怒し、大(おおい)に舟師(しゅうし)を興(おこ)し

「茫文虎(はんぶんこ)」を以(もっ)て之(これ)に将(はた)とし入侵す。

・・・・・

大本史料集成 　随筆『神霊界』大正8年11月1日号掲載 から

・・・・・されど言霊の妙用(みょうよう)は忽(すなわ)ち顕現し、

十月五日（旧八月十三日）台風○○○○の山麓紀州沖に現はれ、

地動これに伴ひ、山系の能登に反響し、次いで名古屋、静岡、信越地方に突破し、

○○○○終に東都を襲はむとする時しも、

王仁(出口王仁三郎)幸ひにして"鎌倉"に在り、

"神宮山(甘縄神明神社裏山:神輿山)"に登りて言霊を活用せし結果、

( 神明神社の総本社は、伊勢の神宮内宮 )

東京方面の被害を免がる。

アア言霊の天照国。

アア言霊の幸ひ助け生ける日本神国、天祖の神勅言向け和す、

世界統御の深遠なる御経綸、吾々は感慨無量である。 ・・・・・

大本史料集成 　随筆『神霊界』大正8年11月1日号より

・・・日蓮上人の辻説法したといふ旧蹟の前を通り、

時の執権北条時宗の胆力を追懐し同時に、

大塔宮(鎌倉宮)、源頼朝、青砥藤綱などの事蹟連々として胸に浮かび来る。

アア我今神命を奉じてここに在り。

千古の神契(しんけい)実に神妙不測の感なき能(あた)はず。・・・

 ・・・八月十五日、朝来快晴、王仁数氏と共に鶴ケ岡八幡宮に賽(さい)す。

一昨々年の祈願成就御礼のためなり。

折柄(おりから)、煙草専売局芝支局赤羽分工場の職工慰安会と在(あ)つて、

自動車、腕車(わんしゃ)の往来最頻繁、

数千の女工は白襷(しろだすき)十字に文(ぶん)どり、

何事か一斉に歌つて居る、

八幡宮の拝殿には洋服の紳士、数十名が並列して、

女工に向かつて賞与して居るのは良いが、

神聖なる官幣社の拝殿に西洋靴を所狭きまで並べて在(あ)るを見ると、

実に上流社会の敬神思想に乏しく、神明に対し奉りて、

不敬の罪科(とが)赦(ゆる)すべからざるを、

慨歎(がいたん)せずには居られ無かつたのである。

次に楼門(ろうもん)を潜(くぐり)り、社殿に拝跪(はいき)し、

感謝数刻の後ち、社務所に至たり、

神饌料(しんせんりょう)を奉献(ほうけん)す折りしもあれ、

野木常月 田能村直入の守護神、

洋服に沓の儘(くつのまま)、社務所の椽(つるばみ)を通りて、

昇殿参拝するを見る。

アヽ神聖なる大神の神庭までも斯(か)くの如(ごど)く

体主霊従の悪魔に蹂躪(じゅうりん)されたるか。

此所(このところ)斗(と)かりは至清至潔にして、一点の汚濁なかるべきに、

時勢の悪潮流は何処までも暴威を逞ふ(たくまう)する乎(か)と思へば、

国家の前途、益々懸念に堪(こた)えず。

直に社殿を拝辞し、国宝一ノ鳥居の傍、畠山重忠の墓に立寄り、

今昔の感に打たる。

次に男爵○○○○氏の別邸に王仁、〇、〇、訪問し、

午後一時過ぎ同邸を辞し、瑞祥閣に帰る、

由井ケ浜(由比ヶ浜)、滝の口(龍口明神社 元宮)、稲村ケ崎、

源氏山、牡丹餅(常栄寺)寺等、

歴史上の追憶浮(うき)み来ると雖(いえど)も、

王仁の守護神巡覧を許し玉はず、

五日の滞在中、今日一回の他出を赦(ゆる)されしのみ。

神明に仕ふる身は、勿体ない事乍(ことなが)ら、実に窮屈至極なものである。 

大本史料集成  随筆『神霊界』大正8年12月15日号掲載 から・・・・・

・・・・・次に教祖御在世中、神務を帯(おび)て参拝せられたる伊勢の内宮、

同外宮、同加良洲神社、出雲大社、元伊勢両大神宮、八重垣神社、神島神社、老人島神社、

沓島神社、一宮神社、庵我神社、木村の金刀比羅神社、綾部の七社、弥仙山の金峰神社、

中宮、三十八社、游与岐八幡神社、

"鎌倉八幡宮(由比若宮神社"鶴岡八幡宮元宮"・鶴岡八幡宮)、

肝川の八社、兵庫県の官幣大社生田神社、王仁(出口王仁三郎)最初修業の霊蹟 高熊山 に小幡神社、

"神明神社"等の修斎会員有志の団隊参拝は、

実に空前の大盛況で在つて、

各地の諸新聞雑誌等が、皇道大本教の示威運動なぞと、書き立つるに至りしを見ても、

其(その)盛況を知るに足るのである。

・・・・・

　神界の経綸上、"鎌倉に於ける瑞竜園内の瑞祥閣"

（俗に鎌倉御殿と曰ふ）の開設、

次に宝塚附近山本村に於ける祥雲閣（俗に山本御殿と曰ふ）の開設は、

大正神政の時機切迫を物語るものである。

王仁(出口王仁三郎)役員と共に親(ちか)く鎮魂を修(しゅ)し、

将来国家の為に有力なる経綸の霊地たる事を確信しました。 ・・・・・

陶芸評論家の 加藤義一郎 が所持していた 出口王仁三郎作 楽焼"耀碗 :天国二十八 と御遊 "　

を初めて見た　鎌倉に縁の深い 北大路魯山人(1883～1959)は、

「大本の王仁三郎師、すみこ刀自、直日様と、大本一門にはずばぬけた大物がそろっている。

これは君ィ、大変な出来事だよ」

この言葉は、稀代の万能芸術家・北大路魯山人の口癖だったようです。