2014/03/18 @ 三鷹
「すばるの次期補償光学装置と大学における基礎開発研究の連携検討会II」
趣旨
現在すばる望遠鏡では国際的な協力を視野に入れつつ次世代補償光学装置(AO)の検討
を進めている。この様な国際協力体制の中で、日本独自のAOの研究開発力を発展させ
世界的な競争力を維持して行くためには、大学との連携が望まれるところである。
そのために大学で進めている基礎開発テーマを理解し、次世代AO開発に関わるテーマ
との共通点を探るために共に議論する場を設けることが必要であり、昨年に引き続き
検討会を開催する。
プログラム
日時: 3/18(月) 13:00-17:30
場所: 国立天文台・三鷹(院生セミナー室)
ハワイ観測所のAOアクティビティ (座長: 藤代)
13:00 - 13:15 「ULTIMATE-SUBARU」早野 裕 (ハワイ観測所)
13:15 - 13:30 「多天体補償光学実証試験機RAVEN」大屋 真 (ハワイ観測所)
13:30 - 13:55 「トモグラフィー実験に関して」大野良人 (東北大、ハワイ観測所)
(13:55-14:05 休憩)
大学におけるAO開発 (座長: 松尾)
<京都産業大学>
14:05 - 14:30 「京都産業大学小型補償光学装置CRAO:2013年秋~ここまでの進捗」北尾栄司 (京都産業大学)
14:30 - 14:55 「京都産業大学小型補償光学装置CRAO:室内実験AOループ実験と位相板」藤代 尚文(京都産業大学)
(14:55-15:05 休憩)
<北海道大学>
15:05 - 15:30 「MASS-DIMMによる名寄の大気擾乱高度プロファイルの測定」合田 周平(北海道大学)
<北見工業大学>
15:30 - 15:55 「太陽望遠鏡用AO」三浦則明(北見工業大学)
(15:55-16:05 休憩)
TMTを目指したAO開発 (座長: 渡辺)
<京都大学>
16:05 - 16:30 「TMT-SITE」松尾 太郎(京都大学)
<東北大学>
16:30 - 16:55 「TMT-AGE」秋山雅之(東北大学)
(16:55-17:05 休憩)
総合討論 (座長: 高見)
17:05 - 17:30
参加者
三浦則明(北見工業大学)、渡辺誠、仲本純平、合田周平(北海道大学)、秋山正幸、大野良人(東北大学)、藤代尚文、北尾栄司(京都産業大学)、峰崎岳夫(東京大学)、松尾太郎(京都大学)、高見英樹(国立天文台)、早野裕、山崎航平、大屋真(ハワイ観測所)、服部雅之(基礎生物研究所、スカイプ接続)
世話人
大屋(ハワイ観測所、代表)、早野(ハワイ観測所)、高見(国立天文台)